レベル6ステージ3:満を持して
前回のあらすじ
憂人を探しにいったつもりが見失い、ガレンとミヨと再会をした快であった。
家に帰ったあと、快たちは帝国にきた記念という感じでパーティーをしていた。
「もっと食べてください。ご主人。」
「もう無理かも…。」
「メルシアちゃん、どちらがより食えるか勝負です!」
「のぞむところよ!」
「こらこら二人とも暴れちゃダメだよ。」
「がぶがぶ…。」
快や仲間たちもそうだが、アルトリウスやシャルロッテたちも楽しんでいた。それで夜。少し窮屈ではあるが、別れて寝るようになった。快の近くは明とアルトリウスだ。仁美とメルシアの取り合いにならないようにとアンナイとファルシオンが決めたのだ。
「…。」
「…。」
「…。」
3人はなぜか眠れなかった。まるで誰かが睡眠妨害でもしてるかのようだった。
「眠れないな、2人とも。」
「確かにね。」
「ほんじゃあ僕から提案なんだけど夜の帝国を見てみない?」
アルトリウスのその提案により3人は散歩することにした。
快たちは静まりかえった帝国を歩き回っていた。
「やっぱり皆寝てるな。」
「いやこんな深夜に散歩するやつらの方がどうかしてるよ。」
毎回終電が確定だった快にとっては普通のことだ。学生の明や騎士の日課が染み付いているアルトリウスにとっては普通のことではない。
「とりあえず端まで来たから、快さん明さん帰ろっか。」
アルトリウスに言われて帰ろうとしたその時であった。
「やっと来たか。異世界人。」
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル6ステージ3いかがでしょうか?
なんも言うことないです…。
次回へgo! by仁美
 




