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レベル6ステージ1:帝国観光

前回のあらすじ

ウィッチを倒すために帝国まで快はやってきた。

「とりあえずまずはこの帝国を知ろうか。観光がてら別れようぜ。」

　快がそう提案して、皆は別れた。快と一緒についたのは仁美と明、メルシアである。仁美とメルシアは快の手を引っ張りあっていた。

「先輩は私のものです!」

「いやメルのものだ!」

　ランクアップ争奪戦で出会った以降、仁美とメルシアは様々なことで争うようになって、快の奪い合いになっているのだ。

「明、助けてくれない?」

「両手に花を持っている人は邪魔してはいけない。」

　明はそんな光景を見て、少し距離をとっていた。快は明の助けを期待できないと考えて大人しくなったのだ。

　快たちは市場みたいなところまでやってきた。

「仁美、メルシア。お小遣いをあげるから何か買ってきたら?」

　争いが激化する前に、お茶を濁すように快は言った。だが、2人は

「よしっどっちが快さんのお気に入りのものを買ってくるか勝負です!」

「望むところよ!」

　仁美とメルシアはそんなことをいって市場内に入っていった。

「明も何か買ってきたら?」

「俺は欲しいものがないからパス。」

　1人で少し落ち着きたかった快は明を行かせようとしたらダメだった。

「はぁっ。」

　快はため息をついた。それで路地裏をみた。そこには

「憂人…。」

　同じ異世界人である李憂人がいたのだ。

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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル6ステージ1いかがでしょうか?

ついに李憂人が再登場です。でもどうして憂人はここへ?次回へ続く!

次回へgo!　by仁美