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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル5:悲劇
123/240

レベル5ステージ8:看病

前回のあらすじ

ウィッチがガウェインのところに戻ったところ、ガウェイン以外が皆殺しになっているのを見た。ウィッチは自分の作戦の失敗を悟った。

 アンナイは冒険者ギルドで手当てをしていた。いつの間にやらここにやってきた快たちの治療に専念していた。快たちはかなりのケガを負っていた。

(まったく…世話の焼ける人たちです。)

 だが、アンナイは心のどこかでワクワクしていた。どこからかやってきた異世界人である永瀬 快。この男にアンナイはいつの間にか虜になっていた。

(1から努力を始めて、ここまで登り詰めるのはまるで勇者その者。ここまでのこと常識人ならばともかく、異世界人でも無理でしょう。でもこの男はこれが自分のあるべき道だと思って行動している。楽しい、面白い。こんな感情が芽生えるのは何年ぶりだろうか…。)


 アンナイがそのように思っているとジラードが起きた。

「ここは…」

「冒険者ギルドです。外に倒れていたあなた方を助けました。」

 ジラードはアンナイを見て、頭を下げた。

「ありがとうございます。」

「良いわよ、別にね。」

 ジラードはすぐに動こうとしたため、それをアンナイは止めた。

「傷は浅くても後遺症が残るかもしれない。今は安静にしてなさい。」

「はい。」

「それに…あなたの心の苦しみもある、膝枕でもしようかしら。ジラード。」

 ジラードはその言葉を聞いて、驚いた顔になった。それで何かを話そうとしたとき

「どうしたんだ?2人とも。」

 快が起きたため、ジラードは話すのを止めた。


Go new stage →

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル5ステージ8いかがでしょうか?

前回から試みているのですが、快以外のキャラの心の声を()で括らせていただきました。これで幅が増えたと確信しています。皆さんはどう思いますか?


新ステージ byシュレディンガー

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