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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル5:悲劇
118/240

レベル5ステージ3:雪どけ

前回のあらすじ

明の一言があり、仁美が5番目の仲間として加わった。

 仁美を仲間に率いれた快たち。快たちは今、ジラードについていっていた。

「なぁ、ジラード。」

「何?」

ジラードの目線に少し気が引けてしまった。俺は申し訳なさがいっぱいになっていた。ウィッチに騙されて、俺はジラードを罵った。それに加えて、脅しなどもかけた。そんな俺が謝る価値なんてないと思っている。

「謝りたいのであるならば、私も謝りたいと思っていたの。ごめんなさい。」

 ジラードの方から謝ってきた。俺も思わず「俺の方こそ。」と言った。すると、ジラードは語り始めた。


「私がさ、フォレト村で見たあの機械はあなたも思っている通り、ロイヤル王国産なの。でもね、あーいう機械を作れるのはウィッチだけだった。だから、私はウィッチがロイヤル王国にいると確信したつもりになっていた。それが罠だとも知らずに。」

 この話を快だけではなく、他の皆も聴いていた。

「それでね。あなたも来て私が夢の中で現れたと言った時に確信したんだ。これが罠だということを。でも、何もできなかった。あなたはアルトリウスと知り合いみたいな感じで接していた。だから、もし動いていたら私は聖騎士の皆から吊し上げられていた。そんな時にランクアップ争奪戦に出るのをランスロットが提案したからチャンスと踏んだの。」

…。ある意味、俺という存在がジラードの邪魔ばかりしていたということか。

「俺だって簡単に敵の餌に食らいついた魚だ。ジラード、俺があんたの間接的に邪魔をしていたんだな。本当にすまない。」

俺がそう言ったことでジラードの口元が緩んだ。

「仲直りできたみたいだね、先生。」

シュレディンガーがそう言って、俺は「あぁ。」と答えた。


Go new stage →

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル5ステージ3いかがでしょうか?

分からない人ように残します。雪どけとは武器などは使わない、経済などで制裁を加える時代:冷戦で、その冷戦を終息へと向かわせることなどを指します。快とジラード。経済云々のことはなかれ、仲が悪いように描かれていました。それを戻したのが今回というわけです。


新ステージ byシュレディンガー

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