レベル4ステージ4ミッション6:必勝法
前回のあらすじ
追跡をしたファルシオンとジルドス。違和感はあるが快を見つけた。2人だが快から出たのは勝利宣言をした。
謎の地震にうろたえるファルシオンとジルドス。すると
ズボッ
「何の音?」
ファルシオンとジルドスは地面をみた。それは今まで立っていた地面ではなく、少しまた少しと沈んでいく恐るべきもの。底なし沼と変化していた。
「そ、底なし沼!?」
「い、いつの間に…。俺たちから逃げ続けながら、こんなことはできないは」
それをいいかけてジルドスは1つ思い当たることがあった。
「まさかあのブーメランと盾が…」
「そうさ。俺は咄嗟にあのオブジェクトをこの地面を底なし沼へと変化させる機械にすることを思いいたったのさ。」
ここが地下迷宮ということもあったから、この戦法にたどり着いた。たださっきジルドスも言った通り、この2人に追いかけ回されながら作り込むのは不可能だ。だからこそ、意味不明な感じでやったブーメランと盾を利用したというわけだ。
「ぐっ。だが、こちらにはなごいしがいる。空中浮遊してどうにかし」
バサッ
その瞬間、快は持っていた網を利用して、なごいしを底なし沼へと落とした。
「そんなものいつの間に。」
「移動しながら裁縫は得意だからな。」
まぁ、ここまで手先が器用になったのはクソ上司が持ってきた"裁縫持久走"という意味が分からないもののお陰だけどね。
快がそんな風に思うと、ジルドスは笑った。
「快、今回は君の機転と運の良い場所が君にはあった。俺はそれに気づけなかった。うん、完敗だ。」
ジルドスが素直に負けを認めると、ファルシオンも「確かに。」と言った。それで2人は沈んでいった。
快は改めて倒した人数を確認したら、ファルシオン、ジルドスを含めた25人に到達していた。そこで試合終了のゴングがなった。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ4ミッション6いかがでしょうか?
投稿が遅れてしまいました。申し訳ないです。
次もお楽しみに byファルシオン
 




