レベル4ステージ4ミッション5:疑惑
前回のあらすじ
快は2人から逃走して息を潜めていた。そんな快の近くで手を組んでしまったファルシオンとジルドス。快は絶体絶命になった。
快が隠れてから30分も経過して、ファルシオンとジルドスは最初に快と対峙した付近のところまで戻ってきた。
「他は散々探したからこの辺しかないわね。」
「同感だ。なごいし、快を探してくれないか?」
「分かった。」
ジルドスが妖精女王であるなごいしを呼び出して、周りを散策させた。その間にどれだけ倒したのかカウントしていた。
「私はえーっと30人ね。」
「俺は40人だ。」
2人は快を探す道中も敵がいたため、全員なぎ倒しながら、進んでいたのである。
「この状態だと俺は決勝戦に行けそうだな。」
「私もひょっとしたらのラインになってるから期待できそう。」
そう言う2人だが、顔は闘志を燃やしていた。お互いのターゲットは快であり、取り合いになることは確定している。だから、2人はどっちかがやられるか、どっちともやられるかの2択であるため緊張感が増しているのだ。
「そういえば、それだけ倒したのに快様と快様が倒していた9人ぐらいの人以外の20人ぐらいはどこに言ったのかしら?」
「言われてみれば確かにな。おそらく同士討ちみたいな感じでもしたのだろう。それを俺たちが潰したと考えるのが妥当だろうな。」
そんなこんな話しているとなごいしが戻ってきた。
「永瀬 快発見しました!」
そう言われると、2人は立ち上がり、すぐにその場所へ向かった。
2人が到着するとそこには浮き輪みたいなのに乗り、網を持っている快がいた。
「追いかけっこはもうおしまいよ。快さん観念しなさい。」
「そうだな。いい加減に俺と戦えよ。」
2人がそういうと、快は笑った。
「どうしたの?」
「この勝負、俺の勝ちだ。」
ゴゴゴゴゴッッッ!!!
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ4ミッション6いかがでしょうか?
快が最後の最後で勝利宣言をしました。果たして生き残るのは誰か?次回で1回戦が終了します。
次もお楽しみに byファルシオン




