レベル4ステージ3:乱戦
前回のあらすじ
ロイヤル王国に戻ってきた快はアルトリウスに状況を説明した後、冒険者ギルドによった。そこでランクアップ争奪戦の存在を思い出した。
家で快たちはくつろいでいた。夜に帰ってきたアンナイとジウによって今回のランクアップ争奪戦の説明を受けた。
「今回のランクアップ争奪戦はチームで生き残るというすべはないのよ。」
「それってどういう意味ですか?」
シュレディンガーが聞くとジウが答えた。
「つまり、今回はチーム戦ではなく個人戦ということだ。」
俺は改めて俺のメンバーを見た。天候操作が得意なソラ、氷属性に特化されているメルシア。ガラハッドとの修行で新たな力を手にいれたボディラダ、モンスター使いのシュレディンガー。この4人と戦うことになるかもしれないのか。
「ご主人と戦いたくは…」
「メルも。」
「ボクもちょっと…」
ソラ、メルシア、シュレディンガーは乗り気ではなかった。そんななか、ボディラダはソワソワしていた。
「ボディラダどうした?」
「いえ、ようやくこのような条件が来たと思いました。私は快様にリベンジしたいと思っていたところですから。」
過去のランクアップ争奪戦でボディラダは俺に敗れている。その時から少し気にしていたようだ。
「それにソラ、メルシア、シュレディンガー。こういう機会だからこそ、快様と戦うべきだと思いますよ。快様に成長したもしくは直に見てもらうチャンスなのですから。」
ボディラダがそう言ったことによって、ソラたちは燃え上がった。
「そうですね。ご主人に今の自分を見せれる最高の機会!逃すべきではありませんね!」
「そう言われるとメルも自信が出てきちゃった!」
「ボクは新参の身だから、ちゃんと見てもらうべきですね。」
俺は正直、ボディラダだけでも辛いのだが、そこに3人も加わるとなると辛い。俺が肩を落としているとジウが肩を叩いてきた。
「ドンマイ。」
俺はその夜、必死でソラたちの弱点を探るために一夜漬けするのであった。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ2いかがでしょうか?
いままで実現しなかった快VS仲間たちがここにきて初で出ます。皆さんは誰と快が戦うのを望みますか?私はメルシアです。
次もお楽しみに byボディラダ




