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詩集「再见」  作者: 維酉
閃き
31/35

ホロウ

空洞って何色か知ってる

それは青なんだよ

はかない色をしているんだ

ただ ところどころに黄色があって

それは星なんだ

きらきらの星がさんざめいてる


とても哀しいことをいうと

その星は昔観た映画のワンシーンだったり

小学校の理科で捕まえた蝶だったりして

とても哀しいことをいうと

それらは過去でしかなく

どうやったって取り戻せない

掴めないもの



星は高い



遥か遠くの星を

我々はどうして夢見るの

どうせ届かないのに

とかいって

手を伸ばすくせに

掴みたがるくせに

それだから空洞なんだ

いつまでたっても

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