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詩集「再见」  作者: 維酉
数式
26/35

銀色の蝶が

街を彷徨わないとは思わない

探せば そんなもの いくらだって

きらきら鱗粉振りまく蝶が

銀色の蝶が

見つかるような気もする


その蝶は

おそらく西の海を渡って

この島にたどり着き

ゆったりと羽を広げ

いま飛んでいる

見つけてみても

きっと なにがあるでもなかろうが

ただ 銀色の蝶は

どこかにいるだろうと思う


それが銀である必要はどこにあるのだろう

それが蝶として舞う必要は

でも それは銀色の蝶でなくちゃだめだ

絶対にそうだ


ひらひらと舞う

ひらひらと生き 途絶える

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