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詩集「再见」  作者: 維酉
数式
22/35

パレード

北斗七星の端っこ

紺碧に連なる星々の終極

基盤になるのは神様の思念であって

あたしたちの決定じゃない

曲線を描くグラフ

数は自らの行き先を決定する

それほど確定的で

白黒がはっきりするなら

数になりたいと思わないこともなかった


歩く道幅

目測見誤れば

伽藍堂の世界に

片足を突っ込むことになるの

数式なんてない

要の場所に行きつく

混沌が規則的であるなら

あたし こんなに苦しんでないから


哀しみのパレードが

いま きみの胸に来るよ

さよならを殺しに来る

もう二度と逃げられなくなる

シンバルを鳴らせ

きみという生贄を捧げろ

ここからがきみのパレードだ

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