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詩集「再见」  作者: 維酉
トーキー
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遠い

望遠するひとびと

どこかの星に探査機がおりた

名前のしらない星

ゆめうつつの惑星

まっくろに溺れたきらきら


光線が空間を裂く

ほんとうの裏に心臓がある

砂にひび割れた涙を

ビニルで包む季節

白い勇敢さを剣として

青を盾に


いまときれいに呟かないで

わかりあえない星だってあるよ

慣性にすがったって見えない距離がある

くさぐさのきみより遠くを望めば

感情は弧を描いてぴたりと止まる

目の前に落ちる月

反転する夜

ここに青い青い旋風


はっと振り返れば

夜は退屈を喰い散らかしていたよ

暗がりに刺さる死骸のエネミー

風蘭に星

きらきらなんて落ちたよ

ずっと震えていたから

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