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詩集「再见」  作者: 維酉
スー
16/35

コーディネート

夏を目の前にして

自転車で切り開いてく風を

いまさらのことだけれど

新しいと思った

完璧なんて似合わない街の

海岸沿いの浅い場所で

いまを生きてる


ポニーテールが揺れるよ

あっさりとした日常の隙間で

考えなしに歩いてるんじゃなく

頭がショートしやすいだけ

オーバーヒートしやすいだけ

ちょっとした欠陥品だけど

わらって許してよ


きみが選んだ服と

自転車のペダルが回って

雲だって舞い上がる


明日はとめどなく流れ込む

パンクしてても気にしないで

一瞬を追い求めていく


消えちゃいそうになることだってあるや

ノルウェーの森を聴きながら

天頂の太陽にぶっ刺されるんだ

未来に蓋をしても

どうせ中身は溢れ出てくる

まるできみの言葉通りになりそうだよ

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