本編 29 〜トリニティ・タワー 3 〜
トリニティ・タワーで瑠璃達が……
46.不穏と不安のあやふやな関係
ワックス弾による早撃ちは……はっきり言って瑠璃30と瑠璃31がダントツで勝ち進んだ。最初の方ではミスも目立ったが、勝ち進むに従ってマークするスコアは完璧に近づき……並び立つ猛者達を事も無げに倒していった。元来、Lapis Lazuli型として造られ、また、白兵戦においてLapis Lazuliを凌駕する事を基本設計方針としたアンドロイド。機敏さ、さらには動作の正確性においては腕に憶えのあるガンマン達をも軽く凌駕していた。
「信じられねぇな」
「お嬢ちゃん達、どうしてそんなに早いんだ?」
「そりゃ……ベテラン達がいうとおり意識的には銃口がガンホルダーの中に在る時からハンマーを落としている。……のか?」
「アラ? そのとおりよ。でも意識的にではなく物理的にだけど?」
揶揄した観客の言葉を瑠璃30はあっさりと認めた。しかも物理的にとは?
「正確には銃口がホルダーの端の1.5cm下に在る時に引鉄を引き始めると……大体、端の下0.1cmの当りで撃鉄が信管を叩いて、ワックス弾が飛びたす頃には銃口を標的の真ん中に向けられるわよ。そっちはどう?」
「ワタシの方はバネがキツいから、端の下1.2cmぐらいでいいみたいね」
ひゅ〜と観客達の静かな感嘆の後ろで主催者に或る……奇妙な決断を促した。
「え〜こちらのお嬢さん達には……別格として別に優勝者を決めたいと思います」
唖然とする瑠璃30と瑠璃31。主催者の決断を拍手で迎える観客達や他の選手達。いや、何人かは勝手な判断に眉をひそめはしていたが、大勢は受入れていた。
「ちょっと待ちなさいよっ! 優勝賞品はどーなんのよっ!」
「そうです。私達が何の為に参加したと思っているのですっ!」
瑠璃30と瑠璃31は即座に喰ってかかった。それは背後の瑠璃の気迫の故……いや、瑠璃が切れないように……いやいや、切れた時に言い訳できるようにとの事前防御だった。
「あ、いや……パスはですね……その……なんといいますか……」
主催者の慌て様と口から出て来ない言葉からすると、どうやら、パスは1枚しか用意していないらしい。さらには……それ以外の賞品も用意していないのは明らかだった。
「お嬢ちゃん達。パスならオレから進呈しよう」
声をかけたのは……先程の主催者の判断に眉をひそめた男……一見すると、どうみても一般人には見えないような怪しい様相の男だった。
「この後のイベントはオレの店の主催だ。それで誰もが認める成績を納めたらパスを進呈する」
瑠璃30達はお互いに顔を見合わせたが……瑠璃30が断った。
「嫌よ。ここまで勝ち進んだ結果に対する報酬としては低過ぎるわ」
「それにそっちにも参加者が居るんでしょ? そしたら同じ事を言いだしかねないし。それとも私達だけの参加と限定してくれるのかしらん?」
怪しい男は太い声で笑い出し、瑠璃30達に約束した。
「その事なら心配無用だ。何しろオレの店のイベントは今まで参加者0だからな。今日の面子を見ても……」
ぐるりと周りを見渡してから断言した。
「……そういう物好きはいないと思うぜ」
瑠璃30達はもう一度互いに顔を見合わせた。そして瑠璃31が切り出した。
「取敢えず、そのイベントの中身を聞かせてくれない? こちらの主催者様の首根っこを掴まえて窒息寸前まで数十回ほど抗議するのはそれからにするわ」
その言葉に……早撃ちイベントの主催者は自分の首をさすりながら、新たなイベントに人間離れした腕前を持つバニーガールが乗ってくれる事だけをひたすらに祈っていた。
誰も参加者が居なかったイベントとは……ジャングルで傭兵達が良く使う銃、ブッシュ・デビルの原形であるブラック・ドラゴンの長銃身強化型として造られたバスタード・ドラゴンという通称で呼ばれる銃、形式名BDG-2-M2を用いた精密射撃コンテストだった。ちなみにこの銃……各国の軍や武装警官に1丁も採用されていないという事実が物語るように、かなりの確率でただの冗談で造られたファニー・ガンである。
「……あのさ」
「なんだ? お嬢ちゃん」
「なんで重機関銃の弾……しかもちゃんとした火薬を詰めた強化型の大口径長銃身突撃銃で精密射撃なんて……普通の人間が出来る訳がないでしょ?」
頭を片手で抱えて目を伏せたまま抗議する瑠璃30にその男は不敵な笑みを浮かべて応えた。
「そうか? お嬢ちゃん達みたいな美人がふらりと来てちゃんと撃ったぜ」
「……はいはい。嘘はそれまで。じゃ、こちらの首を……」
「嘘じゃねぇって。何で嘘だと言うんだ?」
「さっき参加者が0だと言ったじゃない。それで撃った人が居るっていうのは矛盾していると思うけど?」
怪しげな男は瑠璃31の指摘に前後を忘れて太い声で笑いだした。
「あぁ……言葉が足りなかった。この店をここに出した初日にトビっきりの美人が現れてな。いきなり、あの銃を試射させてくれっていうのさ。まぁ、客の御要望だから撃たせてみたら……見事に立射で的に当てやがった。それをコイツらに話しても信じねぇ。だったら、もう一度、来て貰おうとイベントにした。という訳さ。信じて貰えるかな?」
瑠璃30と瑠璃31は疑問を露に再び顔を見合わせた。
「それは事実ですわ」
その疑問を一掃する声は先程、S.Aikiにパスを渡した美女のモノだった。
「まさか?」
「貴女が撃ったと言うの?」
問う瑠璃30達にふっと美女は静かに微笑むと、やんわりと否定した。無邪気と表現するには臆するほどの邪悪な笑みで。
「いいえ。私がそんな野蛮なモノを持つ事なんてありえませんわ」
「じゃ……アンタ、あの美女の知合いか? 知ってんだったら教えてくれるアレは誰なんだ?」
怪しげな男が問直す。
美女はその問いにも涼しげに否定した。
「いいえ。知りませんわ。私もその時、見てましたの。気付きませんでした?」
受流す美女は心の中で別の言葉を呟いていた。
(そんな事をするなんてガーネット・クィーンね。あれ程、目立つ事はするなとクギを刺されていたのに……まぁ、これでこの子達の性能がガーネットと比べてどうなのか判るから……上への報告はやめといてあげましょ)
無論、見ていたと言うのは嘘である。
「……それで如何致しますの?」
にっこりと涼しげに笑う美女の静かな邪悪な笑みの挑発に顔を見合わせて考える瑠璃30達。彼女達が躊躇していたのは……その銃がどうしても生身の人間が扱えるとは思えないが故だった。
「受けなさい。せっかくのチャンスなんだから」
二人に決断を促したのはS.Aiki。いや、その後ろで、先程に増して一直線の気迫を放っている瑠璃の言葉だった。
「御主人様が仰っているのですから、従いなさい。それとも断る理由が?」
改めて声のトーンに不穏を感じて振返り、瑠璃を見れば……凄まじい形相。いや、傍目には涼しげに笑って見える笑顔も、声の調子から内心が判りすぎるほどに理解している瑠璃30達には鬼のような形相に見えた。
「は、はいっ!」
「そのイベントの方に参加させて頂きますっ!」
二人を観客達の歓声が包んだ。が、二人は瑠璃の気迫に失敗できないと不安の中にいた。
「さてと……」
普通ならば……並みの人間ならば両手でも持つだけで一苦労しそうな重量の銃を片手でひょいと担ぎ上げ……色々とレバーの調子を確認しながら瑠璃31は怪しげな男に確認した。
「2、3発は試射で構わないわよね? 課題は精密射撃なんだから」
「ああ。最初の10発は試射でいい。的は……左端に在るのを使ってくれ。競技としてはその右隣の2つの的に各5発ずつ。計10発の点数で……」
男の説明が終らないうちに瑠璃31が引鉄を引き、ハンマーを落とした。
会場中に凄まじい発射音が響き渡り……反射的に観客達は耳を塞いで身を縮めた。
「ふぃーっと。せっかちなお嬢さんだな。どれ……げっ!」
単眼鏡を覗き20m先の的を確認した怪しげな男は絶句した。
「……最初からど真ん中かい」
「ミスよ」
「え゛?」
周囲が『なんだそれ?』と思っている中、瑠璃30が冷たく言放った。
「反動を計算し損ねたわね。下の『5』の数字を狙ったのでしょうに……」
「違うわ。『5』と『6』の境の線よ。今度こそ……」
次の弾丸は……『8』の数字を撃抜いた。
「ふーん。左右のブレは気にしなくていい事だけは確かね」
「左右にブレなくても上下にズレたら意味がないわよ。今のは……何処を狙ったの?」
「『6』の上。『6』を『8』に変えようと思ったのに……」
「『8』が『0』に成ったと言う訳ね」
嫌味を言う瑠璃30に瑠璃31は暫く構えを解いて見つめたが、反論するよりも結果で示そうと再び構え直した。
「リコイルの分析は?」
「終〜了ぉ」
「じゃあ、リクエストしていい?」
銃を構えたまま、視線を瑠璃30に向けて次の言葉を待つ。瑠璃30はその視線をチラリと確認して瑠璃31に『的』を指示した。
「『9』を『8』に変えてくれる?」
「お〜けぇい」
ゆっくりと照準を構え直し、一呼吸おいてから指先だけの動き……精密射撃では邪魔になる掌や腕の動きを完全に抑えた動作で引金を落とす。次の瞬間、ヘッドホンを付け双眼鏡や単眼鏡を覗いていた観客達は……息を呑み、そして歓喜の声を上げた。
「すげぇっ!」
「ちゃんと『8』になったぜっ!」
瑠璃31は銃を肩に担ぐとすまし顔の瑠璃30を挑発した。
「どう? 出来る?」
「……貸しなさい」
黙って銃を渡して、立ち位置を交換する。
「……リクエストしていい?」
未だ1発も撃っていない瑠璃30に瑠璃31が無邪気ながらも意地悪げな笑みで言う。
「どうぞ。アナタの動きから分析は済んでいるわ」
「じゃ……『1』を『10』に変えてくれる?」
指で示さすその的は……標的の上端間際。少しズレると標的から外れてしまう場所。精密射撃においては……標的自体を外すというのは屈辱的な事だった。それは例え、狙い自体がその間際だったとしても……
「……楽しませてくれるわね」
「楽しまないとね」
一瞬の沈黙で視線が火花を散らす。
観客達は……二人が仲間だと思っていたのが、目の前で繰広げられた挑発し合う場面に『ひょっとして仲が悪いのか?』と疑問を持ち始めた。
「……了解」
標的を射貫くように見つめ、ゆったりと構える。銃身が上から下に降りて来る。そしてその動きが一層、ゆっくりとなり……銃口が火を噴いた。
観客達は一斉に標的を見る。見るのは標的の中心ではなく、上端。しかも倍率を上げて、全体を見ずに上端だけに焦点を合わせて拡大して見る。
単眼鏡や双眼鏡に映しだされたのは……『1』の横。標的の端スレスレに空いた弾痕。
観客達はぽかんと口を開けたまま、ゆっくりと手に持つ単眼鏡などを下げ、改めて瑠璃30を見……歓喜の声を上げた。
「……静かに」
一度は手を上げて歓声に応えた瑠璃30だったが、厳しい顔に戻ると、もう一度、銃を構え直した。
次々と火を噴く銃口。吐出される薬莢。最後の薬莢が床を叩く音がフロアに響いた時、観客達は標的に信じられないモノを見た。
総ての数字の横に開いた弾痕。綺麗な縦一列の18個の穴。そして標的の中心(通常、そこは中心点を現わす『・』だけがあり、数字は描かれていない)には……『・』の右横に等間隔で横に並んだ3つの弾痕。その感覚で左に伸ばせば……中心点を挟んで横に並ぶ3つの弾痕となっていただろう。
「おぉぉぉおぉぉぉ……」
既に歓喜の声は無く、感嘆だけがフロアに響いた。
瑠璃30は無言で下目遣いで瑠璃31を見る。瑠璃31は黙って銃を受取ると未だ弾が残っている弾倉を交換し、もう一度、標的を睨む。そして銃を腰に当てて構えたまま、操作レバーの一つを指で弾く、ポジションを変えたレバーの響が観客達の耳に届くと同時に引鉄を絞った。
連続射撃。
瑠璃30がしたような単発ではなくオートモードに変えられた長銃身の突撃銃から吐出される弾幕。そんな使い方では精密射撃なぞは出来得るはずもない。だが……
稲妻のような発射音が通り過ぎた後に標的に刻まれたのは……数字の左横に
刻まれた縦一列の弾痕。いや、中心の横から左側には上下2列の横2列の弾痕。
フルオートモードの機関銃。しかも大口径の重機関銃で行われた芸(?)を確認した観客達は……黙ったまま、拍手で応える事しかできなかった。
「あ゛〜。判った。お嬢ちゃん達」
このイベントを仕掛けた厳つい男が未だ物足り無さそうな瑠璃30達の間に割って入った。
「野郎共っ! ぷらす猛々しいガンマニアの美女の方々っ! このお嬢ちゃん達にこのフロアの永久パスを進呈する事に問題は無いなっ?」
ぅおーという地鳴りに似た歓声がフロアに響く。
「いや、ウチの店の試射フリーパスも進呈するぞ」
「ウチは試射の弾をつけてやるっ!」
観客達の殆どはこのフロアに店を構えた店主達。元々がガンマニアの成れの果てと言い表した方が良さそうな面々だけに、瑠璃30達の射撃は世界記録に匹敵する技だと理解していた。
「あ〜〜と。わかった。判りました」
観客達を制して瑠璃31が困惑顔で厳つい男に言った。
「私達は取敢えずパスだけを……」
「……ありがたく総ての店の銃を試射させて頂くわ」
瑠璃31の声に被せたのは瑠璃30の冷静な応え。
『なにすんのさ?』と言いたげな瑠璃31に瑠璃30が片目でウィンクして小声で応えた。
「……これで『調査』は完了する。というコト。了解?」
瑠璃31はぱっと明るい顔になって片目でウィンクして『了解』と返した。
その後ろで……S.Aikiにパスを渡したあの美女が……S.Aikiの胸ポケットに何かの紙切れを差込み、ウィンクして離れていった。
「ふぃーっと。撃ったわねぇ」
「肩と腕……腰椎関係のアクチュエーターモーターも幾つか機嫌が悪そうネ。帰ったら新しいのと交換してくれないかしらん」
「あら。未だ撃つ気?」
「ふふん。試射パスは無期限有効よ。もっとも、月に1回までだけどね」
御機嫌の瑠璃30と瑠璃31は銃器展示フロアを燥ぎながら後にした。その後ろでは……試射用の弾丸を使い尽くされた店主達が呆然と見送っていた。
結論として……瑠璃30達は有りと有らゆる銃と弾丸を撃ち捲り、最終的には標的とその後ろに弾受けとしてのクレイ・パックをもほぼ完全に消費し……店主達が頭を下げて、やっと終ったのである。
「……やり過ぎたかしらネ。試射用の弾丸もタダでは無いでしょうに」
「タダでいいと言ったんだから問題は無し。口約束でも約束は約束なんだから、当然の結果として了解して貰わないとね。……ひっ」
晴れ晴れとした二人とは対照的な雰囲気のフロアから……凄まじい怨念の気配を撒き散らして二人に声をかけたモノは……瑠璃であった。
「アナタ達……念のため確認しますが……当ぉ然っ、調査は完了したんでしょうねっ?」
もし……瑠璃30達がホラー映画マニアだったら、即座に『怨霊退散っ!』とでも叫びそうな程に瑠璃の声は低くそして凄味に満ちていた。
「はっ、はひっ!」
「あのフロアに在った……というか撃った総ての銃では、あの引鉄を起す音と一致するモノは在りませんでしたっ!」
「……つまり? それはどういう事を示しているのですか?」
瑠璃自身も既に理解している事を改めて問質す。
「あの音はあのフロアから反射して広場に届いたモノではなく、何モノかが広場の近くで撃鉄を起したという事だけは確かですっ!」
「……それはここに来なくても簡単に推測でき得る事でしょう?」
「は……はひ。それはそうですが……」
瑠璃は先程までの凄味を絶対零度の視線と変換させて瑠璃30達を見下ろした。
「……つまり、今回の調査は無駄だったという事ですね? では、二人とも御主人様に無駄な手間と時間を浪費したという事を御詫び……あ……」
瑠璃の言葉が終らぬうちに瑠璃の脇を通り過ぎるのはS.Aiki。小さな紙切れを見つめて……普段には無いしまりの無い顔で瑠璃達の会話を耳に入れずに……すっと通り過ぎていった。
その後姿を悲しげに見つめ……黙って後を付いて行く瑠璃。そしてその様子を……不可思議なモノを見るようにきょとんとした顔で見渡す瑠璃30達。
「何が……どうしたの?」
「さぁ?」
「あの……元秘書と名乗った美女の方から紙切れ1つ……何かのメモを貰ってから……変なんですよ」
最後尾でフロアからの跳弾を警戒していた瑠璃3が二人に追付き、知り得る情報を提供した。
「……それが何?」
「人間というモノは不可解だわ。紙切れ一つがそんなに嬉しいモノなのかしら?」
「私が疑問に思ったのは瑠璃姉ぇ様の事よ」
「不可解な人間相手の秘書なんて位置づけだから……不可解さが移ったんじゃない?」
「そんなウィルス伝染みたいな事が人間と機械の間では在り得ないでしょ?」
「二人とも……」
瑠璃30と瑠璃31の会話に割って来たのは瑠璃3。静かに……少し怒ったような顔で指示した。
「……今は護衛作戦行動中です。もう、これ以上の余計なオプションの発議は本日の作戦終了まで認めません。これはチーフとしての決定です。いいですか?」
二人は無言で見つめ合ってから、肩をひょいと上げて不満を形にした。
「……返答ナシは了解と理解します。では……」
先を進み、通路の先でくるりと振返って、瑠璃3は凜として命じた。
「作戦に戻りなさい。今は御主人様の護衛中なのですから」
「了解っ!」
声を合わせて返事した瑠璃30達は勢いよく駆出して、S.Aikiと瑠璃の後を追った。瑠璃3の脇を駆抜ける時にちろりと舌を出してだが……
その二人の動きを理解しながらも……瑠璃3は何も言わず……不安げな顔で二人の跡を追った。
通路の反対側……先程とは違う美女がこちらの様子を伺っているのを気にしながら……
これはニフティのSFフォーラム内にあった「マッドSF噴飯高座」より派生した拙作です。
宜しかったら、投票、感想など戴けると有り難いです。