典型的なパターン?
「男子って本当単純だな…」
そう呟いた僕。まあ僕って言ってるので男かと思われるが僕は女だ。斜め後ろには僕がもう一人いた。
ややこしい!と思うがれっきとした男である。
なぜそうなってしまったかというと朝の出来事まで遡る。
ピピッピピッピピッ
アラームがなる。
いつものじか…ん?じゃなかった。
「やばい!遅刻だ!」
焦って家を出ると、何かにぶつかった。どうやら人のようだ。
「ごめん大丈夫か?」
声が変だ。ていうかいつもより声が高い気がする。
「どこ見て歩いてんのよ!」
聞きなれた声だ。いや少し違う。少し低い。
視界がはっきりしてきた。
「「あー!!!!」」
「俺だ…」
「私だ…」
そうこの瞬間に僕と彼女は入れ替わったのである。
女(僕)「そう言えば君は?」
僕(女)「ちょっと…空気読んでよ…」
女(僕)「ごめん…」
僕(女)「橋本真緒高2だけど?あんたは?」
女(僕)「おお!俺は水野陸斗同じく高2!よろしく」
※ここから名前で行きます。なお、体の方で合わせて行きます。
陸斗「貴方が有名な陸斗くんね?」
真緒「何で有名なんだよ…俺なんかしたかな?」
陸斗「変な研究してるってウワサよ〜」
真緒「うわーなにそれー」
陸斗「やってんでしょ?言いなよw」
真緒「やってないってー(泣)」
陸斗「て…そんなんしてる時間が無い〜遅刻じゃん早く行こうよ〜」
真緒「そ…そうだな」
果たしてこの二人はどうなることやら




