200文字小説集 赤ちょうちんで3(200文字小説) 作者: 日下部良介 掲載日:2012/03/15 会社の上司に誘われた。 連れてきてもらったのは赤ちょうちん。 赤ちょうちんか…。 私は赤ちょうちんにはトラウマがある。 途中で彼から電話がかかってきた。 でも、すぐに席を立つわけにはいかない。 私は彼が恋しくて、黒いマジックを取りだした。 「そろそろ行こうか」 上司がようやく帰る気になった。 待ってました! 私が店を出ようとすると、店員に呼び止められた。 「落書き消して帰ってくれよ!」 また書いてしまった…。 彼の似顔絵。