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空気を喰らえ!

作者: 如月

「ねえ、湊くん。空気って、なんだと思う?」

「何ですか、急に…わからないですよ、そんなの。」

「ふふ、そうですよね。私はね、空気って作るものだと思うんです。一緒に作りませんか?住みやすい。心地よい空気を。」

 

どこかに見えたような、きれいな女の人の姿。

朧気に、断片的に覚えてる気がするんだ…あの人は一体、誰だったのだろう。。

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僕の名前は大月 湊(おおづきみなと)。僕は今、高校でいじめを受けている。

それも、かなり過酷で陰湿なものを。最初は、モノを隠されたり。ちょっとしたいたずらだと思ってたんだ。

でも、どんどんと悪化していったんだ。今では殴られ、怒鳴られ、恐喝もされて。担任も学校も全部無視。もう駄目だ、いったい僕は何のために生きてるんだろうか。


僕が、何か悪いことをしたか?特段思いつくこともないんだ。

昔はむしろ、みんなで一緒に外で遊んで。外でサッカーしたり、野球したり。

とにかく普通の、少し活発的な男の子だった。中学校では彼女もいたし、顔だって悪くないととにかく普の子供だったんだ。

中学から変わったところと言えば、一人で暮らしていることぐらいだ。今の時代特段珍しい事でもないというのに。

高校入ってすぐの時だって、クラスに馴染めていた。と思う。

僕は普通で入れたはずなんだ。友達も、彼女もいて、幸せな生活をしてたんだ。

なのに、それなのに。僕の高校生活は急に、音を立てて壊れ始めたんだ。

弄られて、笑いものにされて。溶け込めていたはずなのに、急に孤立したんだ。

みんなの普通は、この環境で。僕は普通じゃない。


もう疲れてしまったんだ。毎日学校に行くのがばからしい、もう行きたくない。

九十九里浜、か。少し汚れた制服を着て、帰りの途中に九十九里浜に行った。

最後にきれいな海にでも眺めて、死のうと思う。

今は極寒の12月。もちろん遊泳客なんているはずもない。


やっぱり、海は冷たいな。。一歩ずつ、一歩ずつ海に浸かっていく。

足元が濡れて、腰も濡れて…寒さのせいでだんだん意識が薄れてきた。

瞳の奥に女性を一瞬だけ映して、僕の意識は途絶えた。



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なんだか温かい…何の感覚だろう、しばらくまともに味わえなかった感覚だ。

どこかと思ったら、よく暖房の効いた部屋のベットの上だった。


「あ、起きたんですね?とりあえず、お風呂入りましょうか。だいぶ体温が下がっているみたいなので。」

正直、湊には全くと言っていいほど状況に理解が追い付かなかった。ただ言われるがままに浴槽に浸かる。

体が暖かい。。芯から温められていくような感覚だ。…それと同時に、思い返されていく様々な記憶。

全部忘れて、誰も知らないところに行けてしまえば楽なのに。結局、自殺することすら叶わなかったんだ。やっぱロ、僕は無力で、何もできない人間という事実だけが重くのしかのしかかってくる。

結局、自分の力じゃ何も変えられなかったんだ。

「お着換え、外に置いて置きますね。あとで、お話ししましょうか、湊くん。」

誰だ、誰なんだ。何故僕の名前を知っているんだ。彼女のことを見た記憶も、話した記憶もないのに。

まあいいや、十分温まったしあがろう。どうせこのまま生きていたって、なんの望みもないんだから。

これ以上の迷惑をかけないようにしないと。



「ちゃんと温まれた?急に意識なくしちゃうから、びっくりしたよ。」

「はぁ。。僕はどうしてここにいるんです?」

「私が助けたから、だよ。知っている子が目の前で倒れてたら、気にもかけるでしょ?」

「それは、そうですね。所で…お姉さんのこと知らないんですけど、いったい誰なんですか?」

湊は俯きがちに、つぶやくように言った。積極的に聞く程の元気も興味も、今となってはなくなっていたからだ

「私はね、綾峰 桜(あやみねさくら)。芸名だと、東 桜(あずま さくら)。一応女優の端くれなんだー。」

俯いていた顔を少し上げると、確かにテレビで見たことあるような顔が見えた。

「なんでその、綾峰さんが僕を…?そんな知り合いなんていなかったはずなのに。。」

「それはね、湊くん。あなたが私の後輩だから、かな?全部知ったのは一昨日くらいだから、助けられなくてごめんね。」

「別にいいですよ、もう。」

仮にも命の恩人の前だから言わないだけで、どうするかなんて決まっているのだから。

助けなんてもう来ない、というかできないと確信していたから。

「それでね、湊くん。私と一緒に、全部ぶっ壊しちゃわない?私と湊くん、すっごい似てたから。」

「似てる、ですか?こんな僕と、先輩が?」

到底信じられることではなかった。ここまできれいで、芸能活動までしている人がなんで僕と似てる、だなんていうのか。何なら少し怒りすら沸いていた。

似てる、だなんてそう簡単にいうな、と。


「似てるよ、とっても。 ねえ、湊くん。空気って、なんだと思う?」

「何ですか、急に…わからないですよ、そんなの。」そんなこと考える余裕なんてないんだから。

「空気ってね、作られるものなの。だからさ、作っちゃわない?一緒に。生きやすい空気を。」

少し間をおいて、僕は答えた。


「そりゃ、作れるなら作りたいですよ。空気が何かなんて、全然わかんないんですけど。」

「急、だもんね。私は知ってるよ、湊くんの助け方も、空気の作り方も全部。

私も、同じだったから。湊くんのこと、ほっとけなくて。」

「ありがとう、ございます。」そのまま、先輩に抱きしめられた。

人に抱きしめられるなんて、何年振りだろうか。人の温かみなんて、もうしばらく感じたことなかったな、なんて思い返していたら、先輩の胸の中で涙が溢れた。


「今までよく耐えたね、湊くん。えらいえらい、よく頑張った。

今日はこのまま寝ちゃおうか、好きなだけこのまま抱きしめてていいからね。」

「うう…っ、はい。。」

久しぶりに感じる人肌に安心して、そのまま眠りに落ちてしまった。。


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んん……もう朝か…。学校…行きたくない…。もう今は何もしたくない……。

まだ抱きしめられてるんだ、僕…。暖かいな…、先輩の体……。

「起きたんだ、湊くん…。一緒にお休みしちゃおっか、今日…2度寝しよぉ…」

「2度寝…おやすみなさい…。。」

この先輩、可愛いな…このまんまゆっくりしてたいな…


「起こしちゃったかな…。ちょーっと遅めの朝ごはん、食べよっか…。」

ほんとーに、現実感ないな…。今まで味わったことないような温かさ…。昨日まで冷たくて仕方なかったのに。


「できたよー、ご飯。私料理も出来るんだよね〜、食べて食べてー?」

美味しい……ほんと。暫くまともな朝ごはん食べてなかったもんな…


「ふふ、美味しそうって顔してるね。意外と湊くんって顔に出るタイプなんだー?可愛い。」

「かわいいなんて言われ慣れないですよほんとに。……ちなみに、昨日の話を聞きたいんですけど…。」

「続き、しちゃおっか。空気ってのはね、1人を中心に渦になって、台風みたいにできるものなの。台風の目に巻き込まれるように、周りの人は連れて行かれるだけなんだ〜。

つまり台風の目を抑えたら、台風は無くなっちゃう。」

「要は、主犯格を潰さなきゃダメ……ってことですか?」

「そうだね。イジメを無視していい、って空気ごと壊さないとダメ、って事なんだよ。」


正直、すぐにでもやり返したい気分だ……だけど僕にはどうしようも無い…。どうしていいか分からない…。


「…もう嫌です、虐められたくないです…でも、どうすればいいか分からないんです…。」

「大丈夫、私に任せて?…1日か2日だけ、耐えれる?そしたら必ず、絶対に私が何とかするから…。」

「どうするつもりなんです……?」

「録音と録画して、全部拡散するの。学校の事も、生徒のことも。」

「それじゃ、全部先輩だのみじゃないですか……結局僕は、何も変われてない。何も変わらなかったら、意味ないのに。」

結局またいじめられるのが怖いんだ……きっと。中身は何も変わってない、先輩の力頼みだから。きっとこれじゃ何も変われない…。


「変われるよ、絶対。お買い物と、明後日美容院行こっか。ボイスレコーダーと、カメラ買いに行くから。」

なんか、ほんと。僕のために動いてくれる人がいるんだ、って思うと嬉しくなってきちゃうな…いつの間にこんなにちょろくなったんだろ。


「とりあえず制服、でいいですかね…。着替えてきます。」

死ぬ、なんて言ってられなくなったかも。空気を創る……か。昔みたいに、明るく楽しく振る舞える気がしないや。

昔だったら、まだ自分から作り出せたのかもしれないのに。

先輩みたいに、周りごと影響させて、輝ける力があったら…。


僕も、芸能人になってみたい……。自分で輝ける、夢のようなモノをやっと見つけられた気がする。


「着替え終わりました、行きましょう先輩。」

「はいよー!シャキっとしたね、顔が。」

「そんなことないと思いますけどね…。昨日より、明るくはなれたと思います。」

「いい事だよ、そっちのがカッコイイじゃん。元からかっこいいんだから。」

「そんな事ないですよ。聞いてもいいですか、先輩。先輩の過去に何があったのか。」

「……いい、よ。誰にも言わないでね…湊くんにしか話してないから。」

触れてはいけないものに、触れちゃったかもしれない。

けど、気になってしまったんだ…。なんでこんなに優しいのか。人は傷ついた分だけ、優しくなるというから。


「私ね、中学生までは普通の女の子だったの。ただ、なんかクラスのボス?的な女の子の彼氏が、私の事好きになったから別れる、って言ったらしいの。恨み買っちゃってさ……。そしたらそこからじみーなイジメばっかされてさ。もう大変…。」


「お疲れ様です……思い出させてごめんなさい。。そこから、どうやって解決したんですか…?」


「その時ね、私思ったの。周りごと変えないといけないって。ただの私じゃ、どうしていいか分からないから。その時に憂鬱な気分でお買い物してたらスカウトされたんだよ。」


「自分が輝くしかない、って事?特別な女の子になったら、空気も変えれる…って。」

「そうそう、せーかい。頭いいね湊くん。私が有名になって、どんどん普通の女の子じゃなくなれば、いじめなんかなくなるのかなって。私の方がすごい女の子になってやる!ってね。そしたらさ、段々と私の周りに人が集まって、今まで私を虐めてた子の周りから、人が離れたの。」


「すごい根性ですね……僕も、そういう風に輝きたい…。先輩みたいに、自分で輝ける力が欲しいです…。」

「色々解決したら、お手伝いしてあげる。きっと湊くんならなれるから、私も協力してあげる…。」

「ありがとう、先輩……。」

「協力してあげる代わりに、ってことで。桜って呼んで?先輩じゃむず痒いんだもん。」

「…桜さん。本当に、ありがとうございます。」

「いいんだよ、気にしなくて。湊くんだって、頑張ってるんだから。」

「ありがとう、桜さんだけだよ、そう言ってくれるのは。」


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「ねえ、湊くん。準備は出来た?」

日は開けて翌日、朝。…復讐作戦の決行日。

「正直、まだちょっと怖いです。…でも、ここまで準備してもらったから…。あと少しだけ、少しだけ…頑張って来ます。」

「行ってらっしゃい、湊くん。(ぎゅーっと、もう一度抱きしめて)がんばれ、湊くん」


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「よう、大月。昨日は随分と楽しんでたみてーじゃねーか。アンナ美人な女連れてよ。あれか?金で買ったのか?」


「そんなわけないだろ石崎……何の用だよ態々朝から。」

「誰に舐めた口聞いてんだよ、大月の癖によ!」(ボコッ、と低い音を響かせて腹を殴って)

っっ……痛い、やっぱり怖いもんは怖い…。

けど、今日だけなら耐えれる。希望も、未来もあるから。この動画だって撮ってるんだから…。

「お前昼休み屋上な?」

「……わかった。」

こいつらの狡猾な所は、普段人の目がない所でやるところだ。おかげで証拠も、何も残らない…。

先輩に連絡…っと。屋上にビデオカメラセットしてもらおうか。あとはそのまま、画角の中に引き付けて…。

今日こそ、今日こそ決めきらなくては。


「ようよう、大月くぅん。律儀に屋上で待ってるなんて偉いねぇー?仲間いーっぱい連れてきたぜ〜?」

「やっほー♡暇つぶしくらいにはなりそうだからこの梓が楽しみにきてあげたよ〜?感謝してねー?」


「ねーね、早速殴っていい?私〜ストレス溜まって仕方ないの。」

「おう、もちろんいいぜ?」

「……やめてくれ」

「は?無理なんだけど」

…っ、大丈夫。こないだだってもっとやられたじゃないか…何発でも、何発でも殴られて…。

もう30発は殴られただろうか……。

痛い…お腹が痛い…。

もうそろそろ限界だ…


「ごふっ……っっ…はぁ…はぁ……。」

「ぎゃはは、見てみてろよ梓。こいつ殴られまくってひで〜声出てるぜ?」

「ほんっと、面白ーいwそろそろ飽きちゃったし、帰ろっか」

「それもそうだな〜。片付けとけよ〜大月くぅーん?」



これで、終わりでいいんだよな…。俺はやりきったんだよな…。

ふと気が抜けた瞬間に、僕は屋上のアスファルトに倒れ込んだ…。つかれ、た。。


「お疲れ様、湊くん。よく頑張ったね、湊くん…。痛かったよね、ごめんねこれしか思いつかなくて。」

「いいんです、ひとりじゃ何も出来なかったから…。これは僕の弱さです。これから、強くなるんです。」

「バッチリ映像は取れてるから…。改めて、お疲れ様。今日はそのまま早退しちゃおっか。」

「そうだね…今日は勉強ならする気分じゃないし…。」

「だね、家帰ったら少し編集作業しようかな〜。」

「ありがとうございます…任せました。」

ほんと、頼りになる先輩だな…。少しトレーニング位するか…。自分でもなんか力を付けなくちゃ。


「編集終わり〜!!!湊くん、自分の手で投稿しな?文章とかは私が書いといたから。あとはこのボタンを押すだけ。」

「これで、やっと終わるんですね…もう怯えなくてすむんですかね…。」

「大丈夫、湊くんの手で終わらせよっか。湊くんのイジメを無視する空気を。」

「分かった…。(ぽち、っとツイートのボタンを押して)」

「お疲れ様、湊くん。今日はお祝いしよっか、なんか美味しい物食べよ?」

「いいですね。…凄い、もうかなりのRtといいねが着いてる。あっという間に拡散されてますね。」

「えへへ、そりゃー私有名人ですし〜?学校の中では許されていたことでも、世間の中では許されるはずないんだもん。」

「明らかに異常、ですもんね。…ほんとに、助けてくれてありがとうございました。」

「気にしなくていーの、私がしたかっただけだからさ?

お寿司食べよっか、出前取ってくるね!」

ほんとに明るくて、綺麗で…。一生の憧れを見つけた気がする。この人の隣で生きてみたい、どんなに幸せになれるかな。

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その後どうなったか、と言うと。僕達が寝ている間にツイートから、学校名と石崎達の名前が特定されて、大炎上が起きていた。まぁ無理もないな、あれだけ殴られたり蹴られたりしてるんだから。

学校からは今日起きた事件を調査するために休校、並びに該当生徒の処分を審議するそうだ…。

ここまで来たら、安心して良さそうだ…。もう地獄は終わったんだ…。

これからは、自分で作る番だ。


「湊くん、やっぱ顔色良くなってきたね。今日は美容院行こっか…もっとかっこよくなりに行こ?」

「そうですね。髪もそのまま染めちゃおうかな、なんて。」

人が変わるには、まず外面から。中身も大事だけど、勇気を出すために。自分に自信を持つために。

「何色にするんです?青とか紫とか…?それとも、私と同じピンクとか?なーんて。」

「そうですね〜…白にしようと思います。桜さんと同じのも悪くなさそうですけどねー。」

「白か〜、似合うと思うよ。周り黒髪の中に白って、生えそうだし。」


「いらっしゃい!桜さんが言ってたお友達って、君のことかな?」

「そうだよ澪みゃん!後輩の大月湊くん!お願いね〜?」

目の前に出てきたのは藤色の髪をした美人の女性。

名前を澪さん、というらしい。

「承りました〜!それにしても綺麗な顔立ちだねー。カットモデルとかにしちゃいたいくらい」

正直、とんでもやく驚いた。けれど急すぎるが、とても美味しい話だ。僕の憧れの為にも、空気を作る為にも。


「やらせてください、僕で良かったら。」

「もちろん、そしたら写真撮らないとね!ワクワクしてきちゃった〜」

「良かったね、湊くん!第1歩を踏み出した感じだ。」

「なんか、嬉しいです。ちょっと近づけた気がします…。」

そこから写真を撮って、少し髪を切って。そこから髪を染めてもらって。髪なんか染めたことも無かったし、桜さんのおすすめとだけあってとても綺麗に仕上がった。

本当に、自分が自分でないみたいだ。


「うわぁー、ほんとにカッコイイじゃん大月くん。過去一かっこいいかもしれないよ!!」

「あはは……そこまで言われるとなんか照れます。ほんとに、ありがとうございます。」

「湊くん…ほんっっとかっこいいよ!!現場で見るモデルよりも、何倍もかっこいい!」

「そんな褒められるとは思わなかったです…自信は少し出てきましたけど。」

「カットモデルの採用大正解だ!明日からお外に貼るから、楽しみにしててねー?」

「緊張しますね…ありがとうございます。」



「いやー、それにしても本当にかっこよくなったね!湊くん!とりあえず、おうち帰ろっか。」

「はーい…なんだか桜さんの家に当たり前に居るような感覚になってます…。」

「確かに、好きなだけ泊まっていいよ?湊くんにしか教えてないから。」

「……っ、桜さん。好きです。」

「びっくり…するじゃん…。私も大好きだよ…。狡くてごめんね?」

「狡くなんて、ないです。愛してます」

「湊くん、愛してる…。おうち帰ったら、抱きしめてあげるから。一緒にいようね」

普通と空気をテーマに書いてみました。思いつきで書いたので駄文なところも多いと思いますが、読んでくれてありがとうございます。

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