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女装子「田森 はるな」の日常  作者: くわがた
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第6話 貯金箱

 女装用品がなかなかそろわない中、僕は10月のお小遣いもほとんど使ってしまった。

そのため、今日は今まで貯金に回していたお金を使うことにした。

 僕は貯金箱を机に持ってきて、裏側についているお金を取り出すところからお金を取りだした。

すると、中には13261円入っていた。

そのため、僕はこのお金を使って、女装をさらにできるようにしようと思った。

 しかし、今のところ、女装用の服とメイク用品ウィッグをそろえることができたので、この13261円はもし何かいいものを見つけることができたときに使うことにした。

そして、貯金箱を確認した僕は、今日女装の服を着た写真を投稿することにした。

 まずは、僕が唯一新品で購入した白色のワンピースを着た写真を公開した。

 すると、投稿して間もないうちにいいねが付いた。しかも、1件ではなく2件も。

そして、1人コメントしてくれた人がいた。

「女装、楽しんでね」

僕はこのメッセージを見た瞬間とてもうれしかった。

そして、今度はメイクをして中古で買った服を着た写真を公開した。

 すると、投稿してたったの30分ほどで10件もいいねが付いた。

しかも、先ほどの人からは「かわいい」というコメントが、ほかの人からも「初心者としてはすごすぎる」というコメントも来た。

 そして、もう一つ写真を投稿した。

そして、僕は女装のやり方などを今日は調べた。

 夜になると、僕はメイクを落としてお風呂に入った。

お風呂から出てくると、スマホにたくさん通知が入っていた。

「@kif093さんがあなたをフォローしました」

「@lijop845さんがあなたをフォローしました」

こんな感じでフォロワーが増えていた。

そして、累計フォロワーは13人になった。

僕はフォロワーが増えてうれしかった。

「これから本当の田森 はるなになろう」と心に誓った。

 そして、僕はウィッグが届くのを楽しみにしながら一週間を過ごした。


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