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選ばれた子供達  作者: K
2/5

発生

目が覚めると、ベッドに横になっていた。

この夢を見るのは何度目か分からなかった。


私は冷蔵庫から水を出し一気に飲み干した。


その時、電話が鳴った。

電話の相手は男だった。


?「緊急任務だ。10分以内に来てくれ。」


そう言うと電話は切れた。

私はジャケットを羽織り目的地へ向かった。


私が向かったのは『脅威制御機構(Threat Control Sgency)』通称:TCSのアメリカ本部だ。

とある事件をきっかけに、世界の各国の政府が協力し作られた国際機密機構だ。

国際テロなど、世界を対象とする猛威の抑制を目的としている。


私がに管理指示室に入ると、男が話しかけて来た。電話の男だ。名前はライアン。


ライアン「待っていたぞ!地中海にある海上研究施設にてトラブルが発生した。」


*「占拠か?」


ライアン「わからない。今から約40分前に施設からの通信が全て途絶えた。外部から確認する術がない。だが占拠だとしたら目的が分からない。コンタクトや要求が一切がないからだ。


ライアン「施設では最高機密の研究が行われている。その為、軍隊の派遣はできない。」


*「人命よりデータか。」


ライアン「だから君を呼んだんだ。なるべく内部にて穏便に解決させたい。君なら単独で乗り込み制御する事くらいお手の物だろ?」


私は黙っていた。


ライアン「既に発砲許可は取っている。仮にテロリストによる犯行ならば全員消して欲しい。研究データを漏洩する訳にはいかないからだ。」


何を研究しているのかは興味は無かった。

私が知った所で意味がないからだ。

内部の現状を把握、通信設備を回復、敵がいれば抹殺する。いつもと同じ任務だ。


私は首を縦に振った。

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