■モブすら小ネタ集 No.51~100
※こちらは小説ではありません。
#いいねされた数だけうちの子の幸せな設定を晒す
↑のタグが面白そうでついたに呟いたら、たくさんいいねをいただけました。
(ページ下部にもリンク置いています)
直近を除いて、51.から100.まで、まとめて見やすいようにこちらにおきます。
(読者様のご協力のおかげで3桁越えました! ありがとうございます!)
こんなにたくさん小ネタができたのは、読者様のいいねのおかげです。
なので、読者様との合作みたいなものですね。リクいただいたりしましたし。
本当にありがとうございます!!゜+.ヽ(≧ワ≦)ノ.+゜
顔文字使ったり表現ゆるいのはご容赦ください。
※SNSで打ち間違えた箇所などは、こちらで修正して載せています。
51.[一章08.と二章25.]
クッキーのときも、パーティーのときも、
ウマー(*´∀`*)
と幸せそうにザクが食べるので、それを見るのが嫌いじゃないお嬢です。
動物を餌付けしてるように感じます。
食事に専念して、実はちらちらと様子を窺われていたのを知らないザク。
52.[二章23.以降]
お嬢からもらった物は、家に持って帰らないザク。
普段身に付けるロケット以外は、小屋の寝室に。
理由は、なくしたくないから。
大事なものを一番防犯安全なところに置く派。
これからも毎年置く物が増えていく。
53.[一章19.以降]
下町視察中、マテウスはザクに訊いてみた。
「どうしてレオ様は友達じゃないの?」
「だって、眼合わせられねぇもん( ・□・)」
友達とは眼を合わすもの。
それがザクの常識。
意外とこのネタ、出す機会がなかった。
54.[三章34.]
ザクとフィルちゃんが二人で話しているとき、遠目にも距離が近いのが判りそわそわするお嬢。
そこで、ロイ様が
「あのままでは、フィルの手が土で汚れてしまうな」
「わ、わたくしハンカチを持っているので行って参りますわ……っ」
早足で向かうお嬢の姿を、ロイ様は微笑ましく眺めていた。
55.[三章34.以降]
包装の布袋とリボンがいい生地で勿体ないから、ナターリエさんに渡したザク。
数日後、クマにフード付外套が装備されファンシー度がアップしたorz
クマ電話でそれを聞いたフィルちゃんが
「何ソレ、可愛い、ズルい!( ≧□≦)ノ」
となり、ロイ様経由で元包装布は返却された。
56.[三章35.以降]
クマを見て、やはり物をあげないと、と焦ったお嬢。
もうもらった、というザクから、どうにか物でほしいものを聞き出した。
何故か、栞だった。
解らないながらも、押し花で作った栞をあげると、大事にする、とザクは嬉しそうに受け取った。
なので、ザクの植物図鑑には大事に栞が挟まれている。
57.[三章36.以降]
イーゼお姉ちゃんは家同士で決められた婚約者ですが、仲良くしようとしています。
けど、相手は反抗期真っ最中なお年頃で、歩み寄りに協力的ではありません。
ニコちゃんは何気にシスコンなので、いつか相手を殴りたいと思っています。
それが伝わるのか、婚約者はニコちゃんに会うとビビります。
58.[三章33.以降]
ミニバラチャーム付きリボン、
白詰草の花冠、
卵型オルゴール、
雪兎の万両や花束の加密列の一部は栞にして。
いつでも眺められるようにドレッサーの隣に置いてある。
時々、オルゴールかけながら眺めている。
ザクだけでなくお嬢も大切にしている話。
59.[三章37.およびside05.以降]
エルンスト家来訪(37.)以降、
ロイがキラキラの笑顔で寄ってくるようになったので、クラウスは割と早々に
「兄貴ウザい!(*`□´*)ノ」
状態になった。
だが、逆に兄貴呼びを喜ばれ、キラキラ度が更に増した。
第二王子の課題:兄が倒せない。
60.[三章35.以降]
ザクの頭を撫でる感触を気に入ったお嬢。
またやってみたいと思うが、ニコちゃんに
「誕生日プレゼントにしたから、年一でしか撫でられないわね」
と言われ
Σ(●□●;)!!
自分でできる機会を減らしたことに気付いた。
口実がないと行動に移せないことが改善点だと、まだ気付けていない。
61.[三章38.以降]
仕事で遅くなった公爵様、
せめて娘の顔を見てから寝ようと寝室を開けようとすると、電撃が走った。
妻に出逢った頃のようだといい笑顔で倒れゆく彼を、執事は内心呆れて眺めていた。
中では、音にびっくりして反射的に起きた少女たちが、周囲を見回して、何事もなかったのでまた夢の中へ戻った。
62.[三章38.以降]
三つ編みの刑になった委員長。
そのまま寝たので、翌朝、ほどくとゆるく髪が波打っていた。
しかし、数分後には元の真っ直ぐに。
それを目の当たりにしたお嬢は謎の敗北感に襲われた。
ショックを受けるお嬢をどうフォローすればいいか解らず、委員長は内心おろおろした。
※ポメ、未だ夢うつつ。
63.[三章33.以降]
ポチの家の庭師はおじいちゃん。
景観を広くするために伐採して、芝生に変えた箇所があるけど、木が一本だけ残っている。
数年前、ポチが木登りに挑戦して失敗した木。
絶対リベンジする!(*`Д´)/
とポチが言っていたから。
けど、本人が忘れている。その間にも木は伸びている。
64.[三章39.]
防寒具を持ってきたメイドさんは、お嬢の身の回りのお世話するメイドさんの一人。
誰が防寒具を持っていくかは、じゃんけんで決めました。
そう、タイミングがよかったのではなく、実は入っていけなかっただけ。
65.[三章39.]
ザクの手蹟は意外と綺麗。
お嬢の字を参考にして、ずっと練習してたから。
でも、万年筆を初めて使ったから、書き慣れていなくて、インクが少し滲んだ箇所がある。
※前世でも使ったことない
66.[三章40.]
急に犬が飼いたくなったダニエル様。
アニカ様と相談して、番犬を雇うことに。
それから、アニカ様が孤児院に行くときには必ず大型のわんこがボディーガードに付くようになった。
孤児院の子供たちにわんこ大人気である。
67.[四章41.]
話し疲れて眠ってしまったフィルちゃん。
翌朝、侍女のテレーゼさんが起こしにきたときには、クマを抱き枕にして眠っていた。
テレーゼさんがお気に入りなんですね、と言ったところ、
即座に
「違うもんっ( ≧□≦)ノシ」
と否定したのだった。
68.[side06.]
雨の日の翌日、ザクのところへ、パウルがヨハンを引っ張ってきて、マリヤと喧嘩したコトをバラした。
ザクは怒らず、ヨハンに理由を訊いて、その後どうしたいか訊いた。
ヨハンが、ぽつりと謝りたい、と。
なので、デニスさんが温室へ花を取りに行き、その間にザクがマリヤを迎えに行った。
69.[四章42.]
食事のあと、
どうしてご飯に誘ったのか、公爵様に訊いたところ、
「ウチの子なのに、ダニエルたちばかり狡いだろう」
とさも当然のように返されて、ザクは呆気にとられた。
公爵様は自分に正直です。
70.[一章01.]
ザクを見ていて、実際に息子がほしくなった公爵様、
もう一人、と検討したが、
もし、次も娘だった場合、嫁にやるダメージにこれ以上耐えられる気がしなかったので断念。
しばらくして、
ザクがいるのでいいか、と落ち着いた。
勿論、エルンスト公爵夫妻はとても仲良しです。
71.[四章42.以降]
庭の小屋に住み込みで働くことになったヤン。
本人は自分で料理する気だったが、公爵様に厳命され、必ず使用人の食堂で食事をすることに。
お蔭で同僚と早く打ち解けることができ、歳の近い友人もできた。
自分と食事をしたのがきっかけで、公爵様が一人ご飯禁止令を出したことをザクは知らない。
72.[四章43.以降]
ヤンが「ニコ姐さん」と呼ぶようになったせいで、ニコちゃんがフローラと遭遇したとき、
「ニコねーさま(●△●)」
と呼ばれ、
「ニコちゃんよっ」
と即座に訂正を入れた。
「ニコちゃん」呼びになるまで、フローラに練習させるニコちゃんだった。
お嬢は、未だにその拘りがよく解らない。
73.[四章42.以降]
ヤンはよく芋の少年と一緒に食事をしています。
彼は厨房の最年少なのでヤンと歳が近く、お互い田舎育ちなので気が合うようです。
彼からよくカトリンさんの話を聞くので、ヤンがメイドで一番最初覚えたのは彼女の名前でした。
そして、彼の言う「師匠」がザクだとはまだ知りません。
74.[四章44.以降]
侯爵令息と婚約しているものの、身分や容姿を気にして戸惑うキア嬢。
「君みたいにふわふわして可愛い動物が領地にいるんだ」
と彼に誘われ、先延ばしにしたので、
実際にリアルな羊を眼にして
「可愛くないです……!」
「うん。君の方がずっと可愛い」
と閉口させられるのは、数年後のこと。
75.[四章44.]
贈った曲は空で弾けるようになったので、楽譜は捨てようかと思っていたお嬢。
けど、ザクが捨てるなら欲しい、と言った。
練習で書き込みの多いものだがいいのか、と訊くと、
それがいい、ととても嬉しそうに受け取った。
今年も彼の宝物が一つ増えた。
76.[四章45.]
ティモの片眼の傷は、
陶器を運んでいるときに転けて、その割れた破片で切ったもの。
痛いと騒ぐティモを、その場に居合わせたフランクが叱りつつ止血しました。
命の恩人と思ったティモに、それぐらいで死なん、とフランクがつっぱねるも、未だにずるずると懐かれている現在です。
77.[四章45.以前]
シーズンオフ前、
イーゼお姉ちゃんは婚約者に、自分の領地に避暑に来ないか、と誘われました。
けど、ニコちゃんにダメ出しをされ倒し、婚約者は断念。
ニコちゃんの防衛を、婚約者と仲良くしているのだと、イーゼお姉ちゃんはのほほんとしています。
婚約者に立ちはだかる壁はかなり高い模様。
78.[四章45.]
定時帰宅じゃないのに、ダニエル様が仕事から帰ってくると、
玄関でユリアンが出迎えてくれます。
アニカ様曰く、
帰ってくる少し前に必ず玄関に向かうとのこと。
ダニエル様は、感謝を込めてハグをするも、ユリアンのふかふかの鬣にむしろ彼が癒されてしまう始末。
ユリアンも嬉しいのでよし。
79.[四章46.]
フィルとのクマ電話中、ザクはよくクマの頭を撫でます。
テンションのあがったフィルを宥めるために、ほぼ無意識でしているので、それが癖になっていると気付いていません。
そのせいか、電話越しでも宥める声はフィルの耳に優しく届きます。
80.[四章46.]
ティモは鳶職(土木大工)をしています。
頭脳労働ができないから、というのも一因ですが一番の理由は、
アーベントロートの土木技術を学んで、少しでもフランクの夢を手伝いたいから。
てっきり人相で雇い口がガテン系しかなかったと思っていたフランクは、その理由を聞いて驚いたそうです。
81.[四章47.]
カテリーナはリュディアと同じ年に生まれた馬です。
オスヴィンたちは、会えない間もカテリーナの成長とともにリュディアがどれぐらい大きくなっただろうと想いを馳せていました。
フローラの生まれた年にも佐目毛を一頭迎えています。
フローラが大きくなったら乗せる予定です。
82.[side.07]
バウムゲルトナー家では、時折息子がどちらに似ているか問題で主張が食い違いますが、
エルンスト家では、お互いどこが父親似で、どこが母親似かと探して、最終惚気合いになります。
それぞれの夫婦の形。
83.[四章48.]
ザクから予約済みと聞いて、そんな度胸があったのか、と疑わしく思ったニコちゃん。
後日、お嬢からコトの顛末を聞き
「……アンタ、そういうところ馬鹿ね」
と呆れた。
ひとしきり揶揄ったあと、よく頑張ったと、お嬢を褒めるニコちゃんだった。
84.[四章48.]
今年は何も物で贈らなかったザク。
ただ、フローラが自分も何か贈りたい、と言ったので瑠璃雛菊と庭薺のリースを作るのを手伝った。
簡単なところ以外はほとんどザクが担当し、仕上げにプリザーブドフラワー化までした。
内緒の話。
妹からのプレゼントをお嬢はとても喜んだ。
85.[四章45.以降]
ザクの一言で思い立ち、
暗い紫に蜘蛛の巣模様の刺繍入りの日傘を作ったニコちゃん。
日傘には、鳥喰い蜘蛛のチャームが一つぶら下がっている
その日傘装備時、お嬢は一定の距離以上ニコちゃんに近付かない。
どうやら「可愛い」の感覚が違う模様。
ザクはカッケーと褒めてくれました。
86.[四章49.]
別れ際、フランクはちょうど焼きたてのアップルパイがある、とザクに教えた。
それを聞いて、パン屋に寄るザク。
思いがけない来訪に喜ぶマリヤ。
冷める前に、と自分の分を食べようとしたが、マリヤがついてくるので追加でもう一つ買った。
店先で幸せそうに頬張る二人のおかげでパイは完売した。
87.[四章49.以降]
もらった黄水晶は、部屋の窓際に置いています。
すると、朝日が反射して枕元に光が射すので、よい目覚まし代わりになっています。
便利なものをもらった、とザクは気に入っています。
88.[四章50.以降]
練習の順番について
じゃんけんで決めてもよかったな、と後になってザクが呟くと
いんじゃんほいっのことかとヤンが首を傾げた。
そこで初めて掛け声の地域差を二人は知った。
以降、分担作業のときは
最初はぐー、で勝った方が決めるようになった。
存外、二人ともこれに嵌まっている。
89.[四章50.]
お嬢が内側で待つように言っても、頑として温室の出入口の外側で待機するポチ。
じっとしているのは寒いので、体術の型などをして時間を潰している。
人の気配が近付くと止めるが、温室は硝子張りである。
お嬢やザクにその様子が見えているとは、知らないポチだった。
後に、委員長に叱られる。
90.
エルンスト家の使用人は、誕生月にボーナスが出る。
そして、誕生日は必ず休み。
前日に公爵様から、
大事な人と過ごしなさい
と厳命される。
必要に応じて、実家に帰る交通費なども支給される。
家族と過ごす者もいれば、公爵邸に残る者など様々。
誕生日明けには、おかえりと迎えられる。
91.[五章51.]
あるとき、フィルちゃんは気になって、国王様に訊いた。
「父様は私の力を利用しないんですか?」
すると、
「一代だけの力に頼るような怠慢な王に、民がついてくるものか」
と一蹴された。
その答えにフィルちゃんは安堵の笑みを零したのだった。
国王様は、今日も国政を頑張っています。
92.[四章43.以前~48.]
春頃から、ニコちゃんの部屋にはサンドバッグがあります。
ザクがニコちゃん家に遊びに行ったとき、部屋の一角で異質な存在感を放つそれを見て、一瞬黙しました。
家族には美容体操の器具と説明しており、姉の婚約者がきた日などは、防音の膜を張って打っているとのことです。
93.[五章52.]
割れた鉢植えの庭に使った、木の家や動物はザクの手作りです。
大工の知り合いに端材を分けてもらい、フローラが触る可能性があったので、角を取り、ヤスリをかけて表面を滑らかにしています。
クマ電話の片手間にしていたのですが、途中で集中してしまい、何度かフィルちゃんに怒られました。
94.[五章53.]
ハーゲンが来るまえ、エルヴィーラはとてもはしゃいでいた。
育ち盛りの食べ盛りだろうから、とデザート含め色々作らせようとしたものだから、ニコラウスが止めた。
平民がマナーを気にせず食べられるサンドイッチに落ち着いた背景には、ニコラウスの苦労がある。
95.[五章53.]
ハーゲンに会ったことを姉に羨ましがられたニコラウス。
そのいいな攻撃に根負けし、彼に姉と文のやり取りをしてくれるよう、手紙で頼んだ。
ニコラウスが兄呼びをしないよう姉に釘を刺していたため、その後、姉の婚約者が自分以外の男と文通している、とショックを受け蒼白になったらしい。
96.[五章53.]
政略結婚ながら愛情を育んだルードルシュタット夫妻。
多忙にあっても、おおらかに微笑む美貌の妻に癒されているところが大きいオイゲン。
なので、妻似の息子から睥睨されたり辛辣な言葉を向けられ、かなりの心的ダメージを受けている。
その事実を、ニコラウスは未だ知らない。
97.[18の続き/五章54.]
七歳の誕生日パーティーでロイが知り合った同世代は、レミアスとベルのことです。
剣術が強いとの噂に食い付くレミアスと、緊張しながらも珍しい光属性の魔法について聞きたがるベル。
感性がまったく違う二人と話すのが楽しいそうです。
名前で呼んでもらうのがロイの密かな目標です。
98.[五章54.]
ベルが名前をちゃんと呼ばれないことに慣れているのは、レミアスのせいです。
知り合った当初は、逐一訂正を入れて正そうとしていたのですが、あるときレミアスが発音しようとして盛大に舌を噛み、大騒ぎしました。
それ以降、ベルは効率化を考え、名前を言えない相手には略称を伝えています。
99.[五章54.]
「……いってらっしゃい、なら、おかえりなさい、ですわよね」
「そうだな」
閉まった扉を見つめるリュディアの呟きに、ロイは首肯した。
口にしていると思わなかったリュディアは、頬を朱に染める。
微笑むロイに居たたまれなさを感じつつ、肯定を得たリュディアは決意ごときゅっと拳を握った。
100.[side09.]
一方、友人たちとお茶をしていたリュディアは、くちっと小さく控えめなくしゃみをした。
「失礼しましたわ」
「風邪ですか?」
「噂されているのかもしれません」
「噂?」
「ディア様が可愛いとか」
「な……っ」
きっとそうだ、と他の友人らも同意するので、赤面して固まるのだった。