1-0-1
本作品を読むに当たっての注意書きとお願い。
当方暇を見つけてこつこつ書き、読み、推敲、修正をしてますので、見落としや誤字脱字はありますので、そこは勘弁してください。時間を見つけて順次修正をしていきますので、余り責めないで下さい。
当方は気が弱いので、余り責められると投稿(登校)拒否になります・・上手いな。
当方は勿論プロでもセミプロでもありませんので、文章表現が上手くありません。はっきり言って下手糞ですので、そこも勘弁してください。これから少しずつは上達するといいんですけどね。
あとは、読んだ感想、作者への励ましのお便り、この小説の表紙や挿絵を書いて下さる方(無料で)を募集しています。どうぞよろしくお願いします。
「つまらない」や「止めろ」などの感想は良い子は送らないで下さいね。
後でWEBで調べたらモリヒカリさんというモデルさんがいましたが、本小説とはまったく関係がございません。もしファンの方で気分を害した方がいましたら、申し訳ございません。
ちなみに、本小説のモリヒカリはバンパイアから発想したコーモリを当て字にして光森から森光になりました。
死闘の末に勇者の熱い一撃が魔王の体を貫くと魔王はもがき繰りしみ倒れて果てる。
それを見た魔王軍は戦意を送失しまた闇に消えていく。
「魔王が破れたぞ」「やった、勝ったぞ」などの歓喜の声が共和国軍から上がり、長く辛い厳しい戦いが終焉を迎える。その後、手柄を立てた勇者は異世界で美しいお姫様と結ばれるか名声や巨万の富を得て幸せに暮らし、物語はハッピーエンドで終わるはずだった。
でも、この世界の勇者は少し違っていた。いや全然違っていた。
1-0−1 異世界の戦場にて
俺の名前は中村平助、東京都内の高校に通う毎日部屋でゴロゴロしている何の取り柄もない高校2年生。
夏休みにいつもと同じように夜遅くまで自分の部屋でアニメを見ていた筈なのに、朝起きると突然見知らぬ異世界に勇者として召喚されていた。
その日のうちに、異世界のお偉いさんに「貴方は、選ばれた勇者です」と煽てられて、魔王軍と戦ってくれと頼まれたけど、参加説明会に出ただけで俺が何もしないうちに、召喚後わずか1週間で魔王は何処かの勇者に倒され、魔王軍は破れてしまった。そして、用が無くなった俺は直ぐに元の世界に送り返されるだろう。
戦場に設置されているスピーカーから大きな音量で
「ピンポンパンポン。大会本部より皆様に緊急のお知らせです。
ただいま魔王が倒されました。魔王が倒されました。
よって、第15回共和国軍VS魔王軍はただ今を持ちまして共和国軍の勝利で終了いたしました。
再度申し上げます。今回の大会は共和国軍の勝利で終了いたしました。
両陣営の皆様、戦闘行為は直ちに終了して下さい。
戦闘行為は直ちにお止め下さい。
両陣営の皆様、大変お疲れ様でした」
等々の放送がけたたましく続き両陣営からガヤガヤ聞こえ出すと
続けてスピーカーから大きな音量で
「ピンポンパンポン。えーっ、事務連絡、事務連絡。
共和国軍に参加頂きました勇者の皆様にお知らせです。
勝利いたました共和国軍の勇者の皆様につきましては、勝利者賞として倒した相手のポイントに応じまして賞金が支払われますので、支払窓口にて当初貸与されました聖剣と盾を返還されるときに参加者名を申し出て賞金と参加賞を受け取って下さい。支払窓口にて必ず参加者名を申し出て下さい」
等々の事務連絡が繰り返し放送され、大会に参加している勇者達は放送に耳を傾けると支払窓口へとぞろぞろと動き始めた。
スピーカーからの放送を聴きながら俺が、周りを見渡してみると人間、エルフや気味の悪い悪魔、モンスターなどの種主雑多の者がガヤガヤ騒いでるし、支払窓口へ急ぎ出す勇者もいる。
人間の中には中年、青年や俺みたいな高校生も結構いるけど、悪魔やモンスターは、ちょっと見るだけでも気持ちが悪いので今のところ年齢不詳にしておこう。
おいおい、よく見るとカメラクルーやドローンまで飛んでいる。年に一度の一大イベントって感じかな。
それで、この大会の参加者は何人いるのだろうか? 両陣営を合わせて 数百人、数百匹はいるのだろうか?
さっきまで空を飛んでいたコーモリ等の小者を入れると千は軽く越えているな。
確か参加説明会で初参加者はポイントカードを作って下さいと言われて俺も作らされたけど、もしかして毎回参加している人間や悪魔などもいるのだろうか。
大会が終わって、今思い返せば色んなことが疑問だらけだ。
初参加者は参加説明会に必ず出て下さいと言われて、しぶしぶ出たけれど、内容はまったくつまらなかったので説明の半分は寝ていたし、たまたま隣に座った大学校生と少し話をしたけれど、彼も良く分かっていなかったので、未だに大会の詳しい内容はよく分からない。
「まぁ、痛い思いもせずに賞金や参加賞を貰えるので異世界への召喚も夏休みの小旅行として考えれば有りかな」と陽気に考えていた。
「そうだ、支払窓口へ急がないと、早く行かないと支払手続で込み合うぞ」
他の勇者を追い脱いで急いで支払窓口について、職員に名前を聞かれると
「初参加の中村平助です」
「ナカムラヘイスケさん、ナカムラさんと、初参加でポイントカードとメルアドの登録もお済と、貸与された聖剣がハイドロソードで盾がジュラルミント、剣の刃こぼれはなし、盾の損傷もなし」
俺が大会本部から借りていた剣と盾を支払窓口の職員に手渡すと名簿をチェックされ、剣を変な測量機に載せると赤いランプが点滅し小2と1000とデジタル表示が出たが、職員が赤いランプが点滅しているのを見ると
「あれ、故障かな。赤が点滅するなんて珍しいな。でも間違いないですかね小物2匹で?」
俺は、倒した相手が小物2匹だったかな。確か昨日足元にいたスライムを踏んづけたけど、後1匹は良く覚えていない。いつ倒したのだろと思ったが面倒くさいので「はい」と答えた。
「獲得ポイントが小物2匹を倒されていますので1000ポイントですね。ポイントはここで換金されますか、次回大会に繰越しますか」
ポイントの換金のことにつては説明会で詳しく聞いていたので、初めて異世界に来た記念に母にお土産でも買って帰ろうかと「はい、お願いします」と答えた。
「では1000ポイントで銀貨1枚に換金ですね。じゃ、銀貨1枚とそれと参加賞もどうぞ。それで、今回が初参加ですよね。次回大会に召喚された時はもう少しがんばって頂いて、もっとポイントを獲得して下さい。大金をゲットして下さい。
それまでお体に十分に注して頑張って鍛錬して下さいね」と1円玉ぐらいの小さな銀貨1枚と参加賞を俺に手渡した。
そして、職員がパソコンのキーを叩き送喚予約状況を調べてくれると
「えっと、勇者様は元の世界への送喚予約はされていませんね。
それでは、送喚は何日がご希望ですか、
今回の大会は初参加者が多いので、観光でもとこの世界に長く滞在される方が多くいらっしゃいますので後半は空席がありませんが、早くてかまわないなら明日朝にまだ空きが有りますよ」
「送喚かぁ、異世界の観光はどうせまたここに来ることになるなら次回でもいいし、元の世界の事も心配だし、明日朝でお願いします」
「はい、送喚日は明日朝と、では、この後のご予定は何かありますか、
無ければ今日は街でも見て行かれてはいかがでしょう、
大会が無事終了いたしましたので夕方までには勇者様の賞金目当ての露店が沢山出ます。
私達は観光推進委員も兼務していますのよろしければ観光の方もお願いします。
それでは、次回の参加を心からお待ちしております。以上で手続が終了しました。
お疲れ様でした。はい、次の方どうぞ」と簡単に換金と送喚手続が終了した。
俺は後ろのざわつきが気になったので振り向くと、知らぬ間に俺の後ろにはぞくぞくと勇者が賞金と参加賞を貰いに並んでいた。
「早く手続が終わってよかった。こいつらは後どれくらい待つのだ、急いで街まで行かないとお土産が買えなくなるぞ」と俺は再び宿のある街まで歩き出した。
平助の姿が見えなくなると、平助の換金手続をした職員が別の者に後を頼み窓口から席を外して、隠れるように人気の無いところで誰かに連絡を取り始めた。
「はい、確かに、赤いランプが点滅しました。名前は中村平助17歳、初参加の三次召喚者です。住所その他の詳しい事項は後で連絡します。はい、送喚は明日朝です」