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変化
変化
それを見ていた医者は、まだそれは、やめたほうが良いとの事で、
すぐに、ミオは、恥ずかしそうに、唇を離した。
「じゃ、もう帰るわ、ビシン、明日も、また来るから。」
「ああ、明日も待ってる。雷にうたれたみたいだよ。また、君を好きになったんだよ。」
そう、夢の中のミオが、ビシンの心に居座っていたのだ。
そして、何か、医者、看護師らがいたので、ミオは、恥ずかしくもあり、嬉しくもあり、
ビシンの目をみつめて、手だけを振って、そそくさと、帰って行った。
ビシンを、医者は診断し、かなり回復していることに驚愕した。
回復してきている事を、ビシンに言って、精密に検査してみる事を告げ、病室を出ていった。
ビシンは、ミオにあった時、幸せを感じている自分を客観的に見ていた。
そのときから、血液のちからを感じ、体全体が、生まれ変わるような波動を感じた。
そして、ビシンは、心に刺さっていた恋罰が、粉々に砕け散っていくのを感じた。
そのときから、自信にあふれるビシンがいた。