5/13
5.
ひとまず俺は木宮について行くことにした
廊下を出ると感じたのは視線。
男女関係なしに俺や木宮を見ている
そして木宮。
後ろから見ても背中の圧を感じる
無言のまま俺たちは屋上に上がった
〜屋上〜
木宮「なんで呼ばれたかわかるか?」
木宮「俺の声…聞こえてただろ?」
「ああ、うん」
ここで俺に出来るのは嘘偽りなく喋ること
木宮「お前のあの自己紹介。やってる事はだいぶ阿呆だったがあのジャブ。どうにもな」
「そう…でどうしたんだ」
木宮「お前格闘技経験者か?」
どうする。
俺はここで嘘をついてもいいのか
「俺は格闘技やってた…あいも今もや、やってるけど」
嘘をついた
殴られるかもしれない
木宮「お前…本当に日野森という名前か?」
は?
「ど、どういうこと?」
木宮「すまんなァ変なことを聞いた。実力はありそうだ」
「お、あありがとう」
こいつは格闘技を13年やってるらしい。それはこんな高校1年にもなってこの貫禄じゃそれは証明になる。
木宮「…」
「…」
木宮「俺はお前のことが気に入らない」
「は?え?」




