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2.
自己紹介まであと9分と言ったところ,,,
俺は予測していた。
氷川が終わり、次は俺の番になりそうな時。
近くからこんな声がーーー
「あいつ髪型えぐくね?バリセンスいいやん?」
はい。来ました。
もう俺は勝ちました。
この日を中学時代からどのくらい待ち望んでいたか
やっと手につかみ取れる時がきた。
「それでは次、前に出て自己紹介。」
きた。
「えーwハイチュウから来ましたww今日からパーマディース!!日野森でぇーす!!好きなことはっー
ジャブですー!!じゃあ行きマース!!」
シュシュ
空気中の俺のジャブが切り抜ける
空気と拳が摺れる音。
クラスがシンとなる。
俺は冷や汗をかく。。
やっぱりやめておけば良かった。
「え?あいつエッグ!」
「あいつのあだ名今日からジャブ森って言おうぜ」
「ナイスージャブ森!!ww」
「カッケースっわジャブ先ー輩」
俺、さっきまで期待されてたよな?
俺はそのまま誰一人とも喋らず、とぼとぼ一人で帰った。
あいつのジャブ、何か感じたような?
通行人のひとりが言った。




