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11.
学校の終わりのチャイムがなる。
何度も聞きなれた。
いつも通りの日々だと今日学校に来るまで、そう思っていた。
しかし、額に少し汗が見える。
「じゃあな。尚也」
友達の声。
「じゃあな!」
言葉では取り繕っていても少し怖い。
中学の時の感覚と似ている。
あのいじめられる感覚。
同時に全てを覆せるかもしれない勘。
俺は電車に早めに乗り、駅に向かった。
〜駅〜
木宮「随分と早いな。」
「当たり前だ。」
木宮「じゃあ行くか」
「ああ」
あえて行く場所は聞かなかった。というか何となくわかっている。
〜名前も知らないトレーニング場〜
「ここは?」
木宮「雰囲気でわかると思うが、お前には今から色んな人と戦ってもらう。」
試合開始のゴングが鳴る。




