表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

敗北令嬢の立ち居振る舞い

作者:神崎 月桂
 ベアトリス・ナミュールは敗者だ。

 王太子の婚約発表の夜会にて。アデルバートは、マリー・ベルティエという子爵令嬢を連れていた。

「ねえ、知ってる? あのマリーって子、ベアトリス侯爵令嬢が付き従えてた令嬢なんでしょ?」
「じゃあ、自分の連れに抜け駆けされちゃったってこと?」
「最初の頃はベアトリス様が婚約者になる予定だ、なんて言われてたのにね」

 まさしく、婚約者を奪われた敗北令嬢として。
 ベアトリスは社交界の場で後ろ指をさされていた。

 だが、それでもなお。
 ベアトリスは、凛と立ち。堂々と、真っ直ぐに前を見据えていた。

 それは、ベアトリスが「未だなに一つ諦めていない」からであり。
 同時に。それこそが「敗者」の在るべき姿である、と。

 ――勝者には、花道があって然るべきだ。

 これは、ベアトリス・ナミュールという敗北令嬢の。
 矜持と信念による、立ち居振る舞いである。
#1
2025/01/14 12:00
#2
2025/01/14 13:00
#3
2025/01/14 14:00
#4
2025/01/21 14:10
#5
2025/01/28 15:30
#6
2025/02/04 15:10
#7
2025/02/11 15:45
#8
2025/02/18 11:25
#9
2025/02/25 17:50
#10
2025/03/04 12:20
#11
2025/03/11 16:55
#12
2025/03/18 11:15
#13
2025/03/25 18:45
#14
2025/04/01 09:30
#15
2025/04/08 12:40
#16
2025/04/15 13:00
#17
2025/04/22 18:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ