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166回目 『クラン作成』の条件

 なんと今回この小説が、一二三書房様のWEB小説大賞で二次審査を通過! 最終選考に残りました! 

 フゥゥーーィイヤッフゥーーーーッ!!


 これは本当に凄いんじゃないの!? と、メッチャ喜んでいます。読んでくれる人も増えるかも!!


 これも日頃この作品を読み、応援してくれる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。これからも頑張って書きますので、よろしくお願い致します!!

 拠点となる屋敷を手に入れた事で、ストーリークエスト『拠点を確保する』をクリアした。そのクリア報酬で手に入った物は凄い。ハッキリ言って物凄い。まぁ、今すぐは使えないアイテムだけども。


 新たに俺が手に入れたアイテムの名は『拠点ポータル』。勘の良い方やゲームに慣れ親しんでいる方は、そのヤバさが解るだろう。



 ☆4『拠点ポータル』×2

 ・クランハウスとして『ガチャ・マイスター』に登録してある建物内にのみ設置できる特殊アイテム。離れたクランハウス同士の道標となり、クランメンバーを拠点ポータル間で瞬時に移動させる事ができる。



 …………ヤバくね?


 要は瞬間移動できるアイテムである。俺の拠点同士で、拠点ポータルを設置している事とクランメンバーである事が使用条件だが、まさか瞬間移動が出来る日が来るとは夢にも思わなかった。


 …………拠点がひとつしか無いから、すぐには使えないけど。


 あ、ちなみに『◇キャンピングカー』も拠点として登録可能な事は解っているのだが、『◇キャンピングカー』に拠点ポータルは設置しません。


 だって『◇キャンピングカー』が俺のスキルの中に入ってると移動できないし、俺が『◇キャンピングカー』から移動すると現地に置きっぱになるし、あまり意味が無いと言う結論になりました。


 やってみたかったけどね、瞬間移動。


 そして続いてのストーリークエストは、やはりと言うか『クランを作成する』であり、その報酬は『クラン・ガチャの解放』とあった。


 ここに来て一番意味の解らないガチャの名前が出て来た。何だよ『クラン・ガチャ』って?


 単純に考えるなら、クランで必要となる物が出て来る? なんだろクランで必要な物って? サッパリ意味は解らないが、まぁ悪いガチャではないだろうし、出てくれば解るだろう。


 と言う訳で、拠点も手に入った事だし早速『ガチャ・マイスター』のクラン作成をやってみようと思う。


 クラン作成の条件は。


 ・クランハウスを登録する。

 ・クランメンバーを十名以上集める。

 ・白金板五枚以上の運営資金を集める。


 の三つである。これを既に満たしているのだ。


 クランハウスと資金については言うに及ばず、クランメンバーについては、俺・シエラと、アレス・アリア・アラム・アレマーの一家で六人、あとはノーバスナイトの四人とサリアナイトの三人に声をかけてはある。


 二パーティーとも、クランとしてギルドに登録出来るなら入ってもいい、と返事は貰っており、ひとまずのスキルへの登録もしてもいいと言われている。


 クランメンバーになる条件とか有るのかは知らないが、いざとなればゲンゴウとかリメイアとかアルグレゴとか、名前だけなら貸してくれそうな面子もいるので十分だろう。



「いざ! 『クラン作成』!!」



 ……………………はい。出来ませんでした。条件は満たしている筈なのに、ウンともスンともいわない。なんだ、壊れたか?



「…………あれ? 何で出来ないんだ?」



 俺は首を捻り『クラン作成』を何度かタップして少し考える。そしてしょうがないので、『マイスター・バー』へと移動した。



「…………と、言う訳なんだけど。どういう事?」


『わざわざ聞くような話でもないと思うが、情報を買うのならば銀貨一枚でいいよ』



 俺は素直に銀貨一枚を払って、情報を買った。それによると、スキルの『クラン作成』は、現実のギルドでもクランを作る事を認められる事が条件にあるらしい。



「スキルの中の『クラン作成』なのに現実での許可がいるのか?」


『そりゃ現実で作る物なんだから、当然だろう? このスキルの中で作って終わりじゃないんだから』


「……………………言われてみればその通りだな」



 確かに、現実で活動するためのクランなんだから現実で許可を取るのは当たり前か。ゲームの中で車の運転がいかに上手くなったとしても、現実での免許が無ければ車は運転できない。つまりはそういう事だ。


 まぁそういう事なら、冒険者ギルドに行ってクランを作る条件を聞いて来よう。どうせこの後で冒険者ギルドには行く予定だったからな。なんか呼び出されてるし。


 と言う訳で、俺はアレスを伴って冒険者ギルドへと向かった。なんでアレスなのかと言うと、シエラの代わりに俺の護衛としてついて来たのだ。シエラが自分の代わりにとアレスに頼んでおいたらしい。


 じゃあシエラはどうしたのかと言うと。シエラは今、ターミナルス辺境伯の訓練所で熟練度上げをやっている。


 ガチャ装備の熟練度、その効率の良い上げ方を模索しているアルグレゴの部下にして副官のイージド。彼と他の兵士達との訓練に混ぜてもらい、☆5のガチャ装備『七星の盾』の熟練度上げをしているのだ。


 あれは☆5装備だからな。熟練度を上げきれば、とんでもない性能になるだろうし、上げない理由がない。


 今のところステータスの関係でアレを装備出来るのはシエラだけだが、いつかきっと俺も使えるようになってみせる! シエラに負けていられないからな!!

面白い。応援したい。など思われましたら、下の☆☆☆☆☆から評価をお願い致します。


モチベーションが上がれば、続ける力になります! よろしくお願いします。

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