表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

ファイアリー

 なんて無責任な女神だよ…

 そう思いつつも、どうせまた人間になれるだろうと思っていたから、軽い気持ちでいた。


人間の時に得たスキルは、「言語」。すべての言葉が分かるようになったようだ。


今は、―――って、め、女神!?


「あら、また会いましたわ。」

「ゴートニンフィ!?」

「ええ、そうよですわ。まさかあなたが女神になるとは思ってもみませんでしたわ。」

「それは私も一緒だ。」

「ところで、あなた名前はなんですわ?女神誕生を役所に届けださねばならないですわ。」

語尾、必ず「ですわ」にするんだな…

「無視するのですわ?」

「あっ、いや、名前が無いんです。」

「そういうことですわね。それなら中級女神ゴートニンフィの責任であなたの名前を決めていいですわ?」

「はい、もちろん!」

と、言いつつ、内心、本当はもっとお偉いさんのほうがいいなぁと、思っていた。まあ、知ってる、信用できる女神はまだゴートニンフィだけだし良いかな、と思ってOKした。

「中級女神、ゴートニンフィの名において、新女神に『ファイアリー』の名を授ける。ですわ。」

どうしても「ですわ」って付けたいんだな。

「あなたがもともと炎の精霊だったから、ファイアーと、フェアリーを合わせて、『ファイアリー』

ですわ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ