女神と話しました
また今までのように、視界に何もない。真っ暗だ。
そこに一筋の光が差し込み、明るく照らす。
そこに現れたのは女神?みたいな感じの人。
「死んで、転生したことは、絶対に誰にも言ってはいけませんわ。みんながすぐに死に出してしまうかもしれませんわ。そんなことが起きると、手違いで転生させてしまった私が上級女神に叱られ、殺されかねないのですわ。この美しい私が死んでほしくなければ、絶対に言うのではないのですわよ。」
「えっと、手違いで私を転生させてしまったと…。
ところで、さっき上級女神に叱られるとか言ってたけど、あなたは女神なのですか?下級?中級?」
「ええ、私は女神ゴートニンフィですわ。人間の生死にかかわることを司る中級女神ですわよ。」
「なぜ私は急にこんなところに?言おうとしただけで死ぬのですか?」
「ええ、仕方ないから、転生はできるままにしといてあげるけど、自殺とか絶対にするでないですわよ。
このことがバレる可能性がありますわ。」
「そうですか…。
あの…そろそろ戻してもらえませんか?」
「そうですわね。次は何に転生するのでしょう。ですわ。」
「えっ!人間に戻してくださいよ!」
「残念ながら私は決められないのですわ。人間になるといいですわね。それでは。」