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夢の中の君に恋をした  作者: 万年光一
第四章
9/9

第九話(おおもりらくよう)

061

僕は暗いトンネルをくぐった。その先に誰かが待っていた。

かえでさんだった。

062

「らくようさん、どうして結婚しなかったの?一度しかない人生なのよ。私よりいい人いっぱいいたでしょ。せっかくの人生無駄にして。一体何を考えてるの?」

「君がいい。」

「え。」

「君がいい。君じゃなきゃダメなんだ。」

「……」

「……」

「……そういうと思って私も待ってたんだよ、結婚もせずに。」

「……かえでさん。」

「……らくようさん。」

「……かえでさん。」

「……あの、そろそろ、さん付けで呼ぶのやめない?」

「そうだね。じゃあなんて呼ぼうか?」

063

お話はここまで。この結末は終わりではなく、始まりに過ぎない。

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