【理論武装】聖女の排泄物の有用性について要検証
どうして、こんなものを書いてしまったのだろう...
【理論武装】聖女の排泄物の有用性について要検証
<序論>
単純な興味である。
何故このような考えを書くに至ったかという経緯は、思いついてしまった、もしくはふと疑問に思ってしまったからに他ならない。しかしそれに対する私の思考及び精神性は本レポートの趣旨と異なるため割愛させて頂く。
異世界召喚及び異世界転生があると仮定しよう。
その定義は我々とは別の時空・次元に存在する地球とは似て異なる文明・文化または理論や超常現象が存在する世界に、対象者の前の世界の知識や記憶を継承したまま出現(転生または召喚)してしまうことである。
その対象者は向こうの世界でいわゆる”勇者”や”聖女”であるとすれば、そう言われる由縁であるその世界の常人とは違う特殊性が備わっているはずだ。
今回は”聖女”に着目して、”聖女”の排泄物にその特殊性が宿っていると仮定して、その有用性を提唱したい。
<本論>
まず異世界召喚・異世界転生から定義して行こう。
異世界召喚は容姿や服装、所持品などの状態そのままに対象者が事故または何かの拍子で無差別に巻き込まれるケースが多い。もし召喚にあたって召喚者が存在する場合、召喚者や召喚者が所属する組織が困窮していて、召喚された者にその原因の解決を期待されることが多い。前提として召喚された者が原因解決を期待できる力を持っていることがあるが、そもそもそれが期待できなければ召喚自体行われることは無いだろう。
また異世界転生は、存在していたその世界での死亡などを契機に、対象者が別世界(異世界)に生まれ変わることが多い。転生者は乳児期から始まるケースが多く、その異世界における一般的な乳児よりも前世界の知識・教養を忘れていない分、知性が高い。その異世界の一般市民の教養レベルが低ければ、その世界特有のもの・ことを除けば転生時点で成人より知性が高くなることもあり得るだろう。
前置きが長くなったが、私の感覚的に”勇者”や”聖女”に代表されるその世界のおける特筆人物は異世界召喚者に多いと思われる。彼らは原因解決能力を期待されたが故に召喚され、原因に対するある種の特効薬もしくは解決するその役割を”勇者”や”聖女”と呼ぶと私は思うからだ。
本レポートでは”聖女”に着目する。
”聖女”とは文字通り聖なる女性である。”聖”自体に徳が高く、崇められる人という意味を持つが、召喚時点では”聖女”はその世界において何ら徳を積んでもいないし崇められるような行為をしてはいない。しかし”聖女”と呼ばれる由縁は、原因解決能力を所持もしくは行使できるからに他ならない。将来的には能力が先行して呼ばれる由縁を払拭して、行為や人徳的に”聖女”と呼ばれる可能性は大いにあるだろう。
さてその”聖女”その他召喚された者の原因解決能力は何だろうか。それは特殊性だと推測される。何故なら元々その世界や召喚者側に備わっているものだとしたら、既に原因解決に一定の効果が得られているはずであり、召喚する意味は薄いからだ。総じて空間や次元に干渉する行為はエネルギーやコストが莫大になる傾向にあり、不確定要素のある召喚に行使するより、それを原因解決に駆使する方が有用だと考えられる。
その原因解決能力たる特殊性をここでは”聖力”と便宜上呼ぶことにしよう。その”聖力”は”聖女”の宿す力であり、文字通り聖なる力だ。それが敵を傷つける力なのか、人を癒す力なのか、またはその他なのかは言及しないが、それが”聖女”の人体に宿るっていることは明白である。人体に宿るということは髪や体液にも宿っていることであり、少なくとも人体と離れてしまった髪や体液にも”聖力”が宿っていたことになる。仏陀の髪や歯をまつる仏閣やイエス・キリストが来ていた衣服が聖遺物として、それらが宗教的に何らかの特殊性を帯びていることと同じでは無いだろうか。つまり切り離された髪や体液などの人体の一部は、根本的な原因解決能力を期待できずとも、その特殊性たる”聖力”によって何らかの有用な効果を期待できると推測される。
有用な効果が期待できる”聖力”を帯びた”聖女”の人体の一部を、最大公倍数的に無駄なく活用するにはどうしたら良いのか。”聖女”ではあれど人間という生物から考えると、かつて”聖女”だったもの、それを最も多く利用できる人体の一部は排泄物である。生物であれば生活・行動する上でエネルギーの摂取は必須であり、生物であれば排泄はしなくてはならない。生物であるが故に”聖女”とて排泄は避けられ無いことであり、その排泄物はかつて”聖女”の人体の一部だったものである。故にその排泄物にも”聖力”は宿るのでは無いだろうか。
その排泄物がどんな有用な効果を持つのかは、”聖女”本来が持つ”聖力”次第ではあるが、仮に癒しの力の場合、排泄物にも何らかを癒す力を持つことが考えられる。例えばオ◯ッコには汚水や毒などの浄化作用、ウ◯チには汚染された土壌の回復が期待できる。また排泄物が優れている点として、髪や体液と違って人体の消費を極端に抑えられると共に、” 聖女”の健康を損なうことなく生産性も期待できる。ことだ。
仮に上記が立証されれば、”聖女”には各地で立ち◯ョンや野◯ソが推奨される。”聖女”の羞恥や人権は、大義で封殺できるほどの有用性は証明できるのでは無いだろうか。
<結論>
異世界召喚・転生者の排泄物にも、何らかの力が宿っている可能性がある。
残念なことに、我々の地球ではこの仮説を立証することは叶わない。
よって本レポートを読んだ未来の異世界召喚・異世界転生者の諸君に立証を任せたい。なお筆者は言論の自由により仮説を提唱しただけで、立証は各々の自己責任とする。
つまりちょっと疑問に思ったのをそれっぽく書いただけなので、後は知らん。万が一そうなったとて、俺を巻き込むな。(結果だけは教えて欲しい)
以上。