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『雨の日に臨む晴れ間から』⑵

『雨の日に臨む晴れ間から』⑵



当然のこと如く、失逸した多くの諸現象は、雨の日には姿を見せない。

光が遮られて、生命が宿らないのだ、光によって、形を現すのだから。

しかし、そうだ、その通りだと言ってもいられまい、晴れ間を待つだけなら、誰だって出来る。



喧騒に紛れた、人々の不可視の姿の中に、本当の本質がある様な事なのである。

美的現象が崩れ去っても、人は生きていかねばならない、それは、強さの問題でもある。

それでも、生命の躍動は、晴れ間から見える光の様な現象の事を指す。



軍歌だと暗に噂されても、今の時代は何も罰せられないだろうし、それも自由なこととなった。

雨の日に臨む、曇り空から差すあの光は、特攻隊の意識の反映現象であると、思った日もある。

しかし、その晴れ間は、時折形を見せるし、特攻隊をも救い出す、本質的な光なのである。

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