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1話 ~始まりの落ち~
ある日、目が覚めると
見覚えのない草原に立っていた…
辺り一面に草と小さな花が見えるだけ
空には、太陽が光をつくり雲が影をつくる
そして私は…小さくなっていた…
さっきまで、176cmというクラスでも背が高く
外見唯一の特徴が無くなり
今は約120cm代の身長だった…
「可笑しい………ん!?」
声も子供のような声に…
しかも私が好む優しいショタボイス…
いや、皆には隠していたんだか…
まぁ、それは置いといて
前に進むしかないか
私は一歩、歩き出す
しかし、冒険最初から順調とは行かなかった…
「…う、うわぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!?」
どうやら、落とし穴に落ちたらしい
そのあと20分弱気絶していた