プロローグ
忙しい毎日の中ちょっとした休息になればいいなと思っています。
プロローグ
やぁ、俺の名前は犬飼 ケン 歳は20で名前からもわかると思うが犬系の動物が大好きなんだ。
あの上目遣い、小型犬のちょこちょこ歩き、大型犬の服従のポーズからの触ってくれるよね?と見てくる仕草。どれをとっても犬は最高だと思う、はぁ、はぁ。
友達からはキモいと言われたがそんな事はないと思う多分、きっと、、、うん。
両親からは早く結婚しろとうるさいが金目当ての女は嫌いだ、と言うのも俺はFXで巨万の富を得たのが16歳、18歳でIT会社を設立し今は安定して黒字を出し続けている。そんななか俺が金持ちになったのをいいことに擦り寄ってくる女性達が出てきた、最初はもしかしてモテ期かとも思ったがなんてことはない。みんなお金が目当てだったのだ、そんな心の傷を癒してくれたのがセラピードックだった。そうして俺は思った、犬ならばお金とか関係なく付き合えるのではないかと。そうして、犬ライフが始まった。
俺の家族を紹介しよう。
アイリッシュ・ウォーター・スパニエルのアイリスちゃん。
アイリッシュ・ウルフハンドのアインス
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークののウェルシュ
アメリカン・フォックスハウンドのフォックス
イビザン・ハウンドのイザビンちゃん
ドーベルマン・ピンシェルのピンシェルちゃん
ジャーマン・シェパード・ドッグのシェパード
シベリアン・ハスキーのシーべ
セント・バーナードのバーナード
コリーのコニーちゃん
ウィペットのウィペル
ピレニアン・シープドッグ・スムースフェイスドのピレニアンちゃんとシープの兄妹
ダックスフンドのダックス
が俺の家族達だ。名前のセンスがないだって?、、ほっといてくれ、、、。
外国産の犬が多いから金にものを言わせて買ってきたんじゃないかって?大きな勘違いだ、この子達はみんな、保健所から引き取ってきた。大体は人の都合だ、飼い主が死んで誰も世話をする人がいないとか病気になって病院代を賄えなくなったから、これはまだ一億歩譲ってまだ分かる。世話をするのが面倒になったとか、こんなに大きくなるとは思わなかったなどと言う無責任な飼い主だっている。そんな犬達を助けるために自己満足で保健所から引き取っている。
最初の頃は大変だった、何時も何かに怯えてる子、警戒心バリバリな子、近づいただけで威嚇してくる子、無関心な子、何時も他の子と一緒にいる子、様々だったけど今じゃみんな俺を信頼してる。
おっと、話し過ぎたようだもうすぐ散歩のアルバイトの猫山さんが来るはずだ。
「おはようございまーす♪」
噂をすればなんとやらだ。
タッタッタ!
「「「「「「「「「「「「「「ハァハァハァ、、、ワン」」」」」」」」」」」」」」
家の子達に無駄吠えはしないように言い聞かせてあるので挨拶にみんな揃って一回だけの返事をするように教えてある。
「アイリスちゃん、アインス、ウェルシュ、フォックス、イザビンちゃん、ピンシェルちゃん、シェパード、シーべ、バーナード、コニーちゃん、ウィペル、ピレニアンちゃん、シープ、ダックス、も今日も元気だね〜。」
「猫山さんも元気ですね。」
「そりぁ、そうですよ。毎日この子達に会えますし、それに、、、、、ケンさんにも会えますし。」ゴニョゴニョ
最後の方は何と言ったのかわかりませんが元気なのは良いことです。
「それでは行ってきます。犬達の散歩よろしくお願いしますね。」
「任せといてください。、、、新婚夫婦みたい。」ゴニョゴニョ
そう言葉を交わした瞬間、僕らは眩い光に体を包み込まれた。