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十七歳哀歌  作者: mm
3/8

Ambivalence/青天の霹靂

   Ambivalence



 分からない


  わかりたい


 解らない


  判らない


 ワカラナイ …君が。



 知らない


  知りたくない


 しりたい


  シリタクナイ …あたしを。



 すべては矛盾

 すべてが支離滅裂



 好き?

 嫌い?

 スキ?

 キライ?


  花うらない

  あたしはどっち?



ねぇ、きいてる?

ねぇ?


  ……ダイキライ。

  あなたなんて。




***




   青天の霹靂



「どうしてあたしは生きてるの?」

 彼女は言った。

「もう、分からないわ。

 なぜ、あたしはあたしなのかしら……?」

 彼女は目を伏せた

 そして俺に答えを求める。

「ねぇ、どうして?」

「それは君が君だから」

 俺は言った。

 夕焼け空に赤とんぼがきらきらと消えていった。




 まわる まわる

 世界がまわる



 くるくるくるくる

 君がまわる



 俺にとって君はひとりだから

 いつまでも君は君であり続ける

 だから、君は君でいいんじゃない?

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