表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十七歳哀歌  作者: mm
2/8

Scapegoat/瘋癲

   Scapegoat



 君はどうして君?

 僕はどうして僕?

 ああ、ごらんよ拳銃(ピストル)が僕を狙っている

 今にも弾丸(たま)が飛び出して

 そして僕の心臓を射抜くんだ



 君の顔が赤に染まる

 君の唇を深紅(あか)に濡らす

 君の頬に透明な滴

 それは僕の為?

 それとも何の為?



 真っ赤な太陽が僕から君を奪う

 ああ、君は手の届かない所へ。

 なぜ君は行ってしまった?



 僕の血を啜った君

 僕の血に濡れた君



 君の手には一挺の拳銃が鈍い光を放っていた




***




   瘋癲(ふうてん)


 あたしがあたしでなくなる

 あたしが化ける



 理想と現実の狭間で

 あたしはあたしを見失った

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ