月光に溶ける①
「来週、討伐任務の見学があるから、まだ武器を手に入れていない者は来週までに準備しておくこと。いいな。」
授業開始前のホームルーム。
まだ少し眠気の残る気怠い雰囲気の中、武田の言葉は生徒たちを覚醒させるのに十分な熱量を持っていた。
「討伐任務の見学かぁ。こえーなぁ……。」
「ふん!お前はもう少しシャッキリしろ!僕たちの初舞台になるかもしれないんだぞ!」
「うーん?見学だから、初舞台にはならないんじゃないかな?」
その日の昼休み。
いつものメンバーで揃って校舎の裏側で弁当を摘みながら出た話題も、やはり今朝の武田の言葉だった。
怖がる雄星に、何故か張り切っている司。そして、普段と変わらない楽しげな凪。
そんな中で残夏は緊張と期待がないまぜになったような、少しばかりそわそわする心地を感じていた。
ーー討伐任務かぁ……。
夏休みに梓や圭に連れて行って貰ったが、今回は規模が違う。
なんと言っても、2番隊の討伐任務だ。
普段お世話になっている彰良や、雰囲気は怖いけれど案外陽気な2番隊の面々が戦うところを間近で見れるなんて。
ドキドキしないわけがない。
「そういえば、2人は武器なあに?ぼくはね、ナイフなんだよ!」
「おー蓮池っぽいなぁ。俺は一応、槍。まだ使い慣れてねーけど。」
「武器に頼るなど言語道断!僕は何も持っていかないぞ!」
「え?素手なの?」
「野蛮だな!?……素手など原始的な事はしない!なんと言っても僕にはこの明瞭な頭脳があるからな!」
「小鳥遊は?武器、何使うんだ?」
三人の会話を聞きながら玉子焼きを食べていると、雄星がこちらに視線を向けてきた。
慌てて口の中のものを飲み込んでから残夏は口を開く。
寮母の持たせてくれる弁当は毎日美味しくて、つい食べる時に会話が疎かになるのだ。
「オレは両刃剣。でも使い方とかは全然。」
彰良に個別指導はお願いしているが、まずは太刀筋と体力づくりからだ、と使うのは禁止されている。
まだ打ち合いなどは早いようだ。
残夏の答えに、雄星は少し驚いた顔をした。
「へえ……。かっこいい武器だなぁ。メイン武器だから、小鳥遊は攻撃系の霊力属性なのか?」
「炎だよ。」
「つえーやつじゃん!すげーなぁ!」
ぱあっと輝く顔に残夏は目を瞬かせる。
梓や圭も残夏の炎を見た時、似たような反応を示していた。この力はそんなに強いのだろうか。
「よく考えてみろ。炎なんて、一般社会でも畏怖の対象だ。富をもたらし、繁栄をもたらす。しかし使い方を間違えれば、破滅をももたらす。強大な力だ。」
「そうなんだ……。」
自分の内に宿る力。
司の言う通り、この力は破滅ももたらすのだろう。
しかし残夏の炎は優しい。
目を瞑れば黒い何かが残夏の中には確かにあって、今は大人しいけれど、それは常に残夏を飲み込もうと狙っている。
その闇から残夏の炎は確かに残夏を守ってくれていた。
「司くんと雄星くんはどんな属性なの?」
「僕は『治癒』だ!特別珍しい力なのだ!」
「俺は……『守』。っても全然珍しくないけどなぁ。」
堂々とした司に反して、雄星が眉を下げる。
『守』。何かを守るための属性。
それはそんなにありふれたものなのだろうか。少なくとも、残夏の周りには居なかったはずだ。
しかしそのことを伝えると、雄星はますます眉を下げて、困ったように笑った。
「南宮の血筋って、大抵『守』なんだよ。だからあんま珍しくないってか、ありふれてる。しかも俺、霊力弱いから術式じゃなくて武器使ってるしなぁ。」
「武器使うのがダメなの?」
「ダメって訳じゃないけど……南宮は基本、術師の家系なんだよ。西廣と東條もな。北郷だけ物理戦闘寄り。だから、一族では術師になれない奴は落ちこぼれ扱いなんだ。……ちなに白石は術師な。あいつ、体術も出来るけど術師選んだんだ。そういう家系なんだよ。」
「そんなの……。」
おかしい、と言っていいのだろうか。
残夏は家族がいないから、血族間のルールがどの程度強いものなのかは分からない。
だけど、雄星がこんな顔をするのはいい気がしない。
言葉に迷っていれば、残夏の言葉を引き継ぐように司が溜息を吐き出した。
「そうだ。お前は気にしすぎだ、雄星。お前の霊力だって、広域展開は出来なくとも、結界内の気配や音を遮断出来る優れたものだ。卑下するな。」
「そうなの?わあ、すごいね雄星くん!」
「……ん、さんきゅ。」
司の肯定と、凪の手離しの賞賛に雄星が少しばかり照れくさそうに笑う。
その表情に翳りは見えない。残夏は安堵からほっと息を吐き出した。
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「討伐任務の見学?……そっか。もうそんな時期だったかなぁ。」
「清治さんの時はどんな感じだったんですか?」
「うーん……あんまり記憶にないかも。僕の場合、見学より実戦が先だったから。」
夕陽が沈む、少し前。
14番隊の執務室では毎日恒例のようになっている、凪と残夏、そして清治の夕飯前のお茶会が開かれていた。といっても形式ばったものではなく、今日あった事を取り留めもなく話すだけの雑談の場だが。
しかしたまに他のメンバーがいれば入ってきて賑やかになるし、夕飯前のお茶とお菓子は残夏くらいの年代には有難いほど胃に沁みた。
「え、そうだったんですか?」
「そう。高専入学の1ヶ月後くらいかな……玲が持ってきた任務でね。大変だったよ。まだ初めましてで、玲たちのこともよく知らなかったしね。」
「そんなに早くから任務に行ってたの?」
「まあ、玲の手伝いでね。あいつ、あの頃から東條さんに色々お使いさせられてたから。」
苦笑気味の清治に、残夏は凪と顔を見合わせる。
学生時代から任務なんて。
しかも司令官から直接対応を任されていたのだから相当だ。
優秀な人はずっと優秀なのだろうか。
「うん?ああ、まあそうだね。玲はずっと何をやらせても1番だったよ。」
「1番……。」
「でも問題児でもあったかな。ほら高専のルールあるでしょう?例えば仮配属とか、朝は執務室に顔を出すとか。あれ、あいつのせいだからね。」
「そんな事なくない?清治たちも原因の何割かは負担があると思うよ?」
突如響いた声に、驚きで飲んでいたお茶を噴き出しそうになった。
慌てて飲み込み、振り返ればいつの間に帰って来たのか、玲が楽しげな笑みを浮かべながら小首を傾げている。
驚く残夏をよそに、清治は特に気にした風もなく肩を竦めてみせた。
「もう、驚いた。気配を消して近づかないでよ。お帰り、玲。」
「お帰り玲ちゃん!」
「ただいま。だって面白そうな話してるからさ。凪、残夏。清治も相当だったからね?火災報知器のボタン押したりしてたから。」
「え!?」
「ちょっと!あれは連帯責任って言ったでしょ!?てか玲が煽ったんじゃないか!」
「実行犯に言われてもなぁ。」
くすくすと笑う玲と焦った顔の清治。
2人を見ながら、残夏は驚きが隠せないでいた。
穏やかそうに見える清治が、まさかそんな悪戯をしていたなんて。
というか玲も共犯のようだし、この人たちは残夏たちくらいの頃、案外子供のような事をしていたらしい。
戯れ合う2人は楽しげで、きっと沢山の思い出を共有してきたのだろう。
「そういえば何の話?」
「あ、そうそう。残夏たち、来週討伐任務の見学なんだって。というか玲もこっちに座りなよ。お茶とお菓子あるよ。」
「じゃあ貰おっかな。……討伐任務の見学ねぇ。そんなのあったっけ?」
「僕たち参加してないかもね。」
珍しく、茶請けのクッキーに手を伸ばしながら玲が首を傾げる。清治も記憶にないようだ。
何か準備がいるのかと考えだした2人に残夏は慌てて首を振った。
すぐに世話を焼きたがるのがこの人たちの良いところであり、悪いところだと思う。
「武器だけ持参していれば大丈夫みたいです。」
「そうなの?武器持参かぁ……どこの任務についてくの?」
「2番隊だよ!彰良くんのとこ!」
「へー、2番隊そんな事するんだ。楽に聞いてみようかな。」
「なんでそこ彰良じゃないの?」
「彰良、あんま教えてくれないから。楽の方が情報通だしね。」
くすりと玲が笑って紅茶に口をつけた。
飲む人が違えば、俄然優雅になるらしい。これならお茶会の面目も保たれるというものだ。
そんな玲と清治を見つめながら、残夏は少しばかり思考に耽る。
五大名家の北郷、西廣、東條、南宮、そして久遠。
そのうちの1人が清治で、玲も血の繋がりはなくとも東條家の人間で。
仲が良い楽は北郷だし、彰良は五大名家とは関係ないものの大きな神社の跡取り息子。
なんだか住んでいる世界が違う気がする。
この人たちにも、雄星や司のように血の繋がりに縛られた何かがあるのだろうか。
「あの、雄星……友達なんですけど……。」
残夏は少しだけ濁しながら、今日の雄星の話を玲たちに話してみた。
きっと、雄星の問題は根深くて残夏には何も出来ないのかもしれない。でも、彼があんな顔をしないように何か知っておけたらいい。
玲と清治は残夏の話に顔を見合わせる。
そして徐ろに清治が頷くとそのまま口を開いた。
「五大名家はね、色々あるんだ。僕のとこの西廣もそうだよ。何かしら古い考え方や派閥争いみたいなのもある。」
「東條は人いないからそうでもないよ。あそこ、直系しか霊力使える人は残ってないから。唯一あれだね。北郷が平和。あそこ全員、良い人ばっかりなんだ。……で、南宮なんだけど。」
清治の言葉を引き継いだ玲が、そこで一度口を閉ざす。
南宮は玲や東條にとっては政敵。何かしら思うところがあるのだろう。
静かに口を開いた玲に、残夏は少しばかり緊張しながら耳を傾ける。しかし玲からは予想と違った答えが返ってきた。
「まあ、まず最初に言うなら術師でも物理でも優劣はないよ。どちらも同じ戦闘員だし、命を賭ける点で変わらないからね。ただ、南宮の場合はそれで守ろうとしているものもあるから何とも言えないかな。」
「どういう、事ですか?」
もっと痛烈な批判があると思っていた。というか、期待していたのかもしれない。
残夏にとっても南宮は嫌がらせをしてくる、嫌な奴らで悪の枢軸とばかり思っているから。
だから、玲の言葉に残夏はショックを隠せなかった。それが声にも出ていたのだろう。
落胆に似た心境の残夏に顔を向けると、玲は真っ直ぐに見つめてきた。
「残夏はどう思う?南宮って悪いところだって思う?」
「それは……そうです。雄星だって困った顔をしてたし、俺も……。」
「そう。怖いんだね。」
玲は笑うと残夏の頭をそっと撫でる。
相変わらず暖かい手の温度に、残夏は俯き気味だった顔を上げた。
「残夏。何かを守りたい時、お前ならどうする?戦う?それとも対策を打つ?」
「え?」
「南宮と東條の在り方の違いだよ。東條は戦うことを選んだ。その中で、どれだけの犠牲が出たって勝てばいい。最後に勝てれば、それで。だから東條には人が残ってない。
だけど南宮は違う。彼らは、対策を講じる。それが彼らの歴史だ。だから厳しい掟がある。レッテルもある。因習じみたものまで。だけど南宮はそのおかげで犠牲を最小限にした。それが南宮の守り方だよ。」
「でも……それに、誰かを蔑むのは必要なことですか?」
「必要か、必要ないかは重要じゃない。要するに、自分たちが認められない程度の実力者は戦場に立つなっていうのが南宮。言い方は悪いけれど、それで命が守れるならいい。彼らは高潔だ。上が居丈高に振る舞うのは、それだけの責任を負うからだ。
……ねえ、残夏。この世に正解なんてないよ。数式だって、問題だって、教科書に載っている正解だけが正しいわけじゃない。答えが同じだったとしても辿り着く道筋は違う。正義も悪も、自分たちの視点からしか語られない。
だから決めつけずに色んなものを見て、考えて、自分なりの答えを探したらいい。」
玲の話は難しくて、残夏にはよく分からない。
南宮派は嫌な奴。それが残夏の心には深く根差している。だけど。
ーー見て、考えて、自分なりの答えを。
凪は雄星と司が手を差し出してきた時、躊躇わずにその手を取った。
残夏よりも前から虐められていた筈なのに。それと同じなのかもしれない。
「……はい。」
残夏の返事に、玲は柔らかく笑みを浮かべた。
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「とは言ってもなぁ……。」
残夏の溜息が外の空気に溶けていく。
あの日からずっと玲が言っていた事を考えているがまだ答えは出ない。
南宮は嫌な奴。それで残夏の感情は凝り固まっているようだ。
もう一度溜息を吐き出せば、それに気がついた隣の雄星が小声で話しかけてきた。
「おい、大丈夫か?話ちゃんと聞けよ。」
「あ、ごめん。」
多少嗜める響きに、残夏は慌てて姿勢を正す。
雄星の忠告は尤もだ。なぜなら今日は討伐任務の見学当日。
現在、残夏たちは訓練場に集められ、説明を聞く時間なのだから。
残夏は視線を前に向ける。そこには慣れた様子で説明を続ける彰良がいた。
「注意事項だが、隊員から離れないこと。万一には配布した通信機で救援要請を送ること。武器は持参しているが、ハグレモノとの戦闘は禁止だ。いいな。」
淡々と変わらない無表情で話す姿は、残夏からすれば慣れたものだが初めての生徒たちには恐ろしく写るらしい。
長い銀髪が揺れるのに光が反射して綺麗なのに。
「人数は4名ずつ、各隊員についてもらう。担当隊員の指示をよく聞くこと。勝手な行動をしたものは全員評価は最低ランクと思え。」
その言葉に、全員が息を呑んだ。
最低ランクなんて取れば進級は絶望的になる。これで勝手な行動をする人間は居なくなるだろう。
最後に彰良は全員を見回すと、眼光を鋭くした。
特徴的な青い瞳が冷たい色に輝く。
「それでは各自、気を引き締めろ。」
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「お前のお師匠様怖くね?」
「いい人だよ。感情がなんか1人に対してだけ突き抜けてるだけで。」
「何だよそれぇ……。」
不満そうな雄星に笑いながら残夏は思う。
そう、なぜか1人に対して感情が全振りされているのであって、悪い人でも怖い人でもない。
凪の優しいよ、との同意に司も微妙そうな顔をしているが、そうとしか言えないのだから仕方がないだろう。雄星と司は膝枕のイメージしかないのだろうから無理はないが。
そんな風に雑談していると、1人の隊員が近づいてきた。今日、残夏たちを指導してくれる隊員。
残夏もそれなりに2番隊に馴染みがあるが、ひょろっとしたその男は初めて見る顔だった。
「あ、こんにちは!僕は2番隊隊員の田中太郎です!今日は君たちを担当します!よろしくお願いします!」
陽気で親しみやすい雰囲気に、残夏たちは顔を見合わせる。
ボディビルダーもかくやという2番隊の面々の中で、かなり異質な人だ。
よろしくお願いします、と口々に言えば彼は嬉しそうに頷いた。
「僕、こんな任務初めてです!楽しみで昨日はあまり眠れませんでした……あ、でも心配しないでください!全然元気なので!あ、それから僕の名前なんですけどーー、」
「そこまでだ。田中、口閉じてろ。」
言葉の全てに感嘆符がつく勢いで田中が話し出す。
淀みのなさと止まることのないお喋りに、残夏たちが少しばかり身を引いていると、それを止める低い声が響いた。この声は。
「彰良さん。」
「あわわ、ふ、副隊長……!!」
残夏と田中の声が重なった。
溜息を吐き出して彰良が近づいてくる。
田中を軽く小突いて下がらせると、彰良は残夏たちに視線を向けた。
「悪いな。こいつ、喋ることが世界で一番好きなんだよ。」
「いえ、僕はモンブランが世界で一番ーー、」
「黙ってろって言ってるだろ。」
彰良の刺すような視線に田中は慌てて口を閉じるが、話したいのだろう。そわそわと身体が動いている。
これまた変な人に当たったものだ。
残夏は呆気に取られながらも彰良に顔を向けた。
そもそもどうして彰良がここに居るのか。
公私混同はしなさそうな人だから、挨拶というわけでもあるまい。
そんな疑問が顔に出ていたのか、彰良は肩を竦めると口を開いた。
「お前たちの担当は、田中と俺だ。凪も残夏も要保護観察対象だからな。何かあったら困るだろ。……こいつも煩いが腕は確かだ。今日は一日よろしく頼む。」
「は、はい!よろしくお願いします!」
「彰良くんも一緒なの?やったー!よろしくお願いします!」
残夏と凪とは対照的に、司も雄星もおずおずと頭を下げるのみ。
しかし彰良は気にしないのかさっさと歩き出す。
その背を慌てて追う中で、何だか初めて会った時みたいだと残夏は少しばかり楽しい心地になった。
討伐任務の見学は、残夏が思っていたよりもずっと平和なものだった。
田中が低級のハグレモノを倒すのを見学しながら、彰良が色々と解説してくれる。
田中の苦無のような武器の戦い方は凪には絶好の勉強になったし、彰良の丁寧な解説に雄星も司も徐々に打ち解けて楽しそうだった。
そうして何事もなく終わるはずだった、のだが。
「……副隊長。マズイのがいます。500メートルくらい先に。」
町外れの廃墟ビルの中。
それまで散々、「僕の名前は履歴書の例にも載ってるんですよ」とか「駅前のファミレスのパフェが美味しくて」とか関係のない話を延々としていた田中がぴたりと話をやめて、低い声を出す。
急速に青ざめていく顔色に、何か良くないことが起きているのだと残夏の身体にも緊張が走った。
「……どんなのだ?」
「今までのと比べ物にならない……これ、上級……?」
がたがたと震え出す田中に尋常ではない事が分かる。
残夏も他の三人も固唾を呑んで成り行きを見守る中、彰良は眉を寄せると田中の肩に手を置いた。
「落ち着け。緊急要請だ。場合によっては隊長に。」
「は、はい。すぐーー、え?あ、ちかーー、」
田中の言葉が途切れる。
そしてそのすぐ後、残夏の目には倒れてくる柱だけが映った。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
エピソード6-1完了です。
残夏たちの討伐任務はこの先どうなるのか。
よければ楽しみにしていただけると嬉しいです。
次回更新は12/6土曜日です!(19:30目安ですが、前後する時はXでお知らせします!)
水曜日は短編を投稿予定ですので、見に来ていただけると嬉しいです!
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これからもよろしくお願いします!




