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過去の僕は懴悔したい sideセヴァン

過去セヴァン編です。

1話で終わらせるつもりが思ったより長くなりましたので続きます。

 僕には生まれた瞬間から与えられた役割がある。第一王子である兄上にもしものことが起こった場合、代わりに僕が王となる、いわゆる兄上のスペアとしての役割だ。

 第二王子として、兄上と同じように通常の教育以外にも帝王学や外交の作法、剣術等の様々な知識を身につけ、王としての資質を磨くことを定められてた。 

 そして、それがどれだけ大変であったとしても自分の意志で辞めることはできない。辞められるのは僕が第二王子で無くなった時だけだ。

 


 僕の下には三人の弟や妹がいる。第三子以下は一般教養や王族としての基本教育は受けるが、王だけが受け継ぐ重要な機密や知識、歴史や王の在り方や等の教育は受けないし、求められるレベルも高くは無い。

 才能があれば騎士になる者もいるし、学者の道を選ぶ者も、他国の姫に婿養子に入る者もいる。

 僕も第三子以下なら良かったと何度思ったか知れない。


 王の資質は求められるのに、王になることは叶わず、自由は縛られるのに、報われることは無い。王になった兄上に男児が産まれれば、それでお役御免だ。

 兄上の補佐として王家に残ることはできるが、日陰の存在になり、王家に尽くして終わるだろう。

 それでもひたすら勉強し続けるしか無い。何故ならそれが第二王子として産まれてしまった義務であり、役割だからだ。

 抵抗しようものなら、他の第三子以下の子をスペアとして立てる為に僕は死んだものとして、世間的に存在を消されるだろう。


 どれだけ努力してそれらを収めても、兄上がいる限り僕は日の目を見ることは無い。いっそ兄上が無能なら自分が王となる為画策するかもしれないが、兄上は王太子として完璧だった。兄上を知る者は皆、兄上を敬愛し次期王となる事を望んだ。僕自身もその一人だ。


 兄上は生まれ持った王者の風格というべきか、人を強烈に惹きつけ、従わせる資質を持っていた。それに加えて、優れた容姿に明晰な頭脳、社交術に剣術や体術全てにおいて飛び抜けて優秀だった。まさしく王になるに相応しい人物だ。


 僕も大体どんなことでも上手くこなすことはできる。だが、飛び抜けて優れることは無い。いわゆる器用貧乏というものだ。

 常に兄上と比べられるので無様にならない程度には努力していた。兄上を尊敬しているとはいえ、決して超えられない壁が目の前にあり続けることは、幼い自分には苦行にも似た心持ちだった。

 兄上はあまり感情が表情に出ない。必要な時以外は笑顔も作らない人だ。だから僕は逆に常に笑顔を顔に貼り付けて人当たり良くすることが唯一できる抵抗だった。


 僕は早々に王となることを諦めた。そもそもなりたいと思ったことが無かったので野心すら無かった。


 兄上は僕にとっては眩し過ぎる存在だ。


 教師が兄上は太陽、僕は月だと例えた。その通りだ。

 もし、太陽が無くなれば国の光は失われ、作物が育つことは無い。

 わずかばかりの月の光では国を明るく照らすことは叶わない。太陽の代わりにはならない。次の太陽が出てくるまでの繋ぎとして、静かに存在するしかできないだろう。


 なので常に頭を悩まされるのが第二王子派閥だ。第一王子を追い落とし、第二王子が王になることを望む派閥が一定数王城に存在する。彼等は何も僕自身に心酔して存在しているわけでは無い。

 第一王子である兄上の周りは昔からの堅実で盤石な地位の布陣が固めているから、出し抜いて王を利用することは不可能に近い。

 だから甘い汁を吸いたい野心家は第二王子を懐柔し王に担ぎ上げて利用したがる。


 そもそも僕自身は王位に興味が無いのに、周りが騒ぎ立てるせいで僕がまるで王位を狙っているかのように見えて迷惑しかない。

 だが、第二王子派は過激派が多い。僕を懐柔できないと知れば、僕を亡き者にして他の懐柔できそうな王子を求めるだろう。

 僕は強力な後ろ盾を手に入れ、王としての教育を早々に終えて安定した地位を築くまでは、第二王子派に笑顔で愛想を振り撒き操り人形でいるしかない。

 そして第一王子派にとって邪魔な存在にならないようにバランスを取りながら王城で過ごすことになる。

 常に死と隣り合わせだった。


 なんとか生き残ることのできた十歳の誕生日に、婚約者選びのお茶会が開かれることになった。


「第二王子に見初められた者が婚約者になる」


 王妃である母上がお茶会の挨拶で言った。

 笑ってしまう。このお茶会はそんな生温いものではない。僕の後ろ盾を選ぶ為のものだ。

 そして、僕自身への試験でもある。

 婚約者の家柄の影響力や性格によって僕の立ち位置は大きく変わる。

 王太子の地位を脅かす意思がないことを示しつつ、王城で確固たる地位を持つような後ろ盾になる家を選ばなければならない。

 第一王子派を選べば第二王子派に睨まれるし、第二王子派を選ぶなんて謀反を疑われても仕方がない。

 選ぶのに自分の好みなどあってないようなものだ。


 名目上は皇后である御婆様が大恋愛の末に結ばれた経緯から王子が自分で婚約者を選ぶとされてるが、余計なことをしてくれる。王が決めてくれれば楽でいいのに。

 御婆様は市井では有名な身分差ラブロマンスのヒロインとして有名らしいが、後ろ盾と知識の無かった御婆様は王城での立ち位置が低く、早々に身体を壊して南棟に引きこもってしまっている。そもそもそのラブロマンスもやらかしてしまった当時の王太子の印象操作に過ぎない。


 お茶会では着飾った御令嬢達が次々と挨拶をしてくるので、笑顔を顔に貼りつけて紳士に対応していく。

 正直どの令嬢も同じような服装で皆同じに見える。

 そして、どの令嬢も兄上の婚約者選びのお茶会で見たことのある令嬢達だ。社会見学として見えない位置から見学していたから覚えている。

 まぁ、歳が近い高位の貴族令嬢が国中から王命で集まるのだから同じになるのも当たり前なのだが。兄上に選ばれなかったから次は僕に媚を売る姿には、ご苦労さまと苦笑いが漏れる。


 その中で一人だけ見慣れない令嬢がいた。一際身なりのいい格好をしているのに、心許無い不安そうな表情をした令嬢だ。他の令嬢は我先にと牽制しあっているのに対して、彼女は一歩引いた位置から困ったように見ていたのが印象的だった。

 

 一通りの挨拶が終わると皆席についた。彼女は僕の斜め前の目立つ位置にいた。なのに、顔を俯かせて緊張しているのか少し震えていた。何故か目が離せなくて見ていると、いきなり意を決したように顔をあげたので目が合った。

 思わず見惚れてしまう程透き通った翠の瞳は宝石のように美しかった。


 彼女はランベルグ公爵の一人娘だ。さすが美丈夫として有名な公爵と社交会の宝石と呼ばれるランベルグ夫人の娘だけあって、とても綺麗な顔立ちの少女だった。白い陶器のような肌に通った鼻筋、薔薇色の小さな唇、何より長い睫毛に縁取られた珍しい翠の瞳。


 目が合うと彼女は白い頬を真っ赤に染めて、また俯いてしまう。

 その可愛らしい反応に思わず吹き出してしまった。


 お茶会は思った以上に楽しかった。


「貴女は兄上にお会いしたことがありますか?」


「はい、王太子殿下の婚約者選びの時にお会いしていますわ」


「あれ? ですが兄上の婚約者選びの時にはお見かけしなかったように思うのですが」


「多分それは私がこのような華やかな場所が不慣れで、体調を崩してしまいましたからですわ。私一人いなくなっても支障ございませんでしたので、早々に御暇させていただいたからですわ」


 彼女の少し頬を明るく染めながら緊張した口調で答えている姿も微笑ましく感じる。

 兄上のお茶会を帰ってくれて良かった。こんな綺麗な子が兄上の目に止まったら、婚約者として選ばれてしまったかもしれない。

 この国の最高権力者の一人でもあるランベルグ公爵が後ろ盾になってくれるのは願ってもないことだし、彼女がまったく権力に興味がなさそうなところも都合が良かった。

 ランベルグ公爵には悪いが、僕は迷わず彼女を婚約者にしようと心に決めた。






「いい子を選びましたね、セヴァン。容姿も家の格も申し分ありませんし、何より従順で人を疑うことを知らない素直なところが気に可愛いわ。第二王子の婚約者が野心家では困りますもの」


 母上は上機嫌で言った。

 要するに第二王子の婚約者は扱いやすい方がいいのだ。


「ありがとうございます、母上」


 少し胸にモヤがかかったが、いつものように笑顔を貼り付けて朗らかに答えた。


「ランベルグ公爵家ならセヴァンを王にせずとも地位は盤石。むしろ子煩悩な公爵なら娘を王妃として矢面に立たせるのを避けて、余計な火種を消すことに尽力してくれるでしょうね。後ろ盾としても申し分ないわ」


「はい。何度も申し上げていますが、僕は兄上と敵対するつもりはこざいません」


 父上や母上や兄上にはずっと伝え続けていることだ。まかり間違って第二王子派が暴走しても僕の意思ではないと分かってもらう為だ。


「そうね。セヴァン、貴方は王になりたくないのでしょう? 王太子が就任して子供を産むまでは、あの子はあの調子でいさせるのですよ。ふふ、公爵が苦い顔をしていたわよ。思惑だらけの婚約者選びで愛娘が選ばれてしまったんだもの、王家の婚約者に選ばれて喜ばないなんて、ランベルグ公爵くらいよ」


 何時になく饒舌な母上。余程彼女を気に入ったのだろう。

 僕自身もあの綺麗な瞳を持つ子が自分の婚約者になるのだと思うと初めて王族でよかったと思った。




□□□□□



 婚約者であるルファイナは貴族令嬢とは思えないくらい、とても素直で可愛らしかった。


「殿下! お忙しいのにいらしてくださって、ありがとうございます! お会いできてとても嬉しいです!」


「ありがとう、僕も会えて嬉しいよ。婚約者に会いに来るのは、当たり前のことだからね。今日も綺麗なドレスを着ているね」


「ありがとうございます! 殿下にそう言ってもらえて、すごく、嬉しいです」


 僕への好意を全く隠そうともせず、 忙しい合間を縫って会いに行けば、キラキラとした翠の瞳で懐いた仔犬のように駆け寄ってくる。頰を赤く染めて少し緊張した面持ちで矢継ぎ早に話しかけてくるのも愛らしい。


 どうやらルファイナはお茶会で僕に一目惚れをしたらしい。ランベルグ公爵が嫌がりながらも婚約を了承してくれたのは、そのことがあったからだ。ランベルグ公爵家なら僕の選択など突っぱねることができる。

 季節やイベントごとに街で流行りプレゼントを送り、婚約者としての義務を着実にこなしていった。

 最初僕はランベルグ公爵に認めてもらう為にルファイナと良い関係を築こうとしていた。


 だが素直で愛らしい彼女は真っ直ぐな好意を向けてきて、僕の為にと頑張る姿を目の当たりにするとすぐにそんな考えは無くなった。

 仔犬の様に懐いてくるルファイナに、絆されてしまったのだ。


「セヴァン殿下の西棟に御招き頂けるなんて、夢のようですわ」


 初めて城に招待した際、僕が居住する西棟を案内するとルファイナはキラキラと瞳を輝かせて感動していた。王城に入ることを許された身分であったのに、今まで殆ど登城したことがなかったそうだ。


「兄上の住む東棟の方が立派だよ。もしよければ、案内しようか? もしかしたら、兄上にお会いできるかもしれないよ」


「王太子殿下にですか? いえ、私はセヴァン殿下にお会いしに来てるんですもの。できれば西棟でセヴァン殿下のお話を伺いたいですわ」


「そう? ルファイナは変わっているね」


「? そうですか?」


 心底理解できないような表情をしている。僕はその表情に吹き出してしまった。

 僕が今まで招待した客人が最も喜んだのは兄上を紹介した時だ。僕はあくまで二番目だからだ。

 ルファイナは何事も僕を一番に考えてくれる。兄上が隣にいたとしてもだ。誰にとっても二番目である僕を一番にしてくれた。

 それはくすぐったいような、何ともいえない優越感を教えてくれた。


 立派な西の塔を与えられたところで、兄上が王になれば離塔へと去る仮住まいの塔だ。内装にも興味が湧かず引っ越して来た時のままだ。ゴテゴテとやたらと華美な装飾がそこかしこに施されている空間は落ち着かない。

 まずはサロンからでもルファイナの居心地が良い様に改装するのも楽しいかもしれない。

 改装した後のルファイナの反応を想像して、また笑いが漏れた。

 


 ルファイナは僕を優しいと言う。皆に優しくて理想的な王子だと。正直言って心から優しくしようと思うのはルファイナだけで、他は波風立たぬよう適当に流しているだけだ。

 ルファイナが自分の髪に自信が無いと聞けば、僕は君の髪が好きだと慰めて髪の手入れができる香油をプレゼントした。実際にふわりとした手触りの麦色の髪は小動物のように愛らしかった。

 ルファイナはその何気無いプレゼントをどんな宝石よりも喜んでくれた。

 自分の髪が好きになったとはしゃいでいた。



 ある日たまたまランベルグ公爵家の近くの用事が早く済んだ。ルファイナに会うことは、忙しく殺伐とした生活の癒しのようなものだった。近くだから先触れを出さずに公爵家に向かった先で、ルファイナのいつもと違う姿を見た。


 裏庭にいると執事から聞き、ルファイナを驚かせようと到着を告げずに裏庭に向かうと、広大な広場でルファイナは馬に乗っていた。

 暫く馬と遊ぶと休憩とばかりに芝生の上に転がり空を見上げている。何時もとは違うラフな服装で生き生きと動き回っていた。

 自由に振舞う彼女の姿は魅力的だった。いつもよりも眩しく見えてた。


 どうやら僕はルファイナに恋をしているみたいだ。


 今更だが自覚をした。自覚すると益々眩しく感じて、くすんでいた世界が色付いて見えた。

 

 僕がぼんやりと見惚れていると、ルファイナが気配に気がついたのか目があった。

 翠の綺麗な瞳が大きく見開かれ、あんぐりと口を開けた。

 貴族令嬢には見えないその表情に僕はまた吹き出して笑った。ルファイナは僕をよく笑わせてくれる。

 顔は見る見るうちに真っ赤に染め上げられ、恥ずかしさにフルフル震え出した。その姿があまりに愛らしくてまた笑ってしまった。


 僕に見られたことに衝撃を受けて、慌てふためくルファイナは違うんです! と必死で取り繕おうとしていた。


「あの、これは、今日は本当にたまたまなのです! 私の好きなことをする日と決めて気を抜いておりました! お恥ずかしい姿をお見せして、すみません!」


「生き生きしてて可愛かったよ。今日はいつもと服装も違うね。好きなことをする日ということは、もしかしてそういう格好の方が好きなのかな? 僕は君はドレスや宝石が好きなのだと思っていたよ」


「えっと、お恥ずかしい限りですが、実はそうですわ。でもドレスや宝石が嫌いな訳では無いのです。私にとって、ドレスは淑女の戦闘服で、宝石は武器ですもの」


 面白いことを言う。確かにそうだ。貴族令嬢は身に付けるドレスや宝石で家の格を競い合い、社交の手段とする。


「じゃあ、僕は毎回君に武器を贈っていたということかな」


 僕が揶揄うように言うと、ルファイナは勢いよく首を振った。


「セヴァン殿下から頂いたものは全部宝物ですわ! 勿体ないから戦いの場では付けずに、楽しい時に付けるようにしていますの!」


 ルファイナの髪を見ると、ラフな服装にも関わらず豪奢な宝石の付いた髪飾りが飾られていた。僕が誕生日に贈った品だ。


「そっか、ありがとう。僕の贈った宝石は幸せものだね。嬉しいよ」

 素直にそう伝えると、ルファイナはまた照れたように赤くなった。


 僕はルファイナが喜ぶことを何かしてあげたくなった。

 とはいえ、僕にできる数少ない取柄が一つ消えてしまった。僕の最大の武器は権力と財力だというのに。

 まぁ、ランベルグ家自体がそれに溢れているのだから今更かもしれないが。


「ルファイナは馬に乗るのが上手なんだね、驚いたよ」


「貴族令嬢の嗜みとしては外れていますが、乗馬は母様から教えてもらいましたの。母様はとても早く馬に乗れますのよ」


「社交会の宝石が......乗馬? あぁ、ランベルグ夫人はロイバース辺境伯出身だったね、なるほど、納得だ」


「はい、母様は乗馬以外にも剣術もお上手ですわ」


 あの煌びやかなランベルグ夫人が乗馬とは予想外だが、元はロイバース辺境伯の一人娘だったことを思い出して納得した。

 ロイバース辺境伯出身であれば乗馬だけでなく、剣術、戦術を嗜んでいてもおかしくない。


「流石に剣術をルファイナとすることはできないから、今度僕と遠乗りをしないかい?」


「はい! 是非! とても楽しみですわ」

 

 僕の何気無い提案に飛び上がるほど喜んでくれた。

 僕にできるのは高価な物を贈ることくらいだと思っていたから、嬉しかった。

 

 あの頃は良かった。何も考えずにルファイナとの未来を夢見ていれた。

 それから段々と僕はルファイナのことで苦悩することになった。


 

ここまで読んでくれた方に感謝いたします。


もし少しでも楽しんでいただけましたら⭐︎をお願いします。励みになります。


拙い文章ですが、お付き合い頂ければ幸いです。

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