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やったー!一人目のイケメン。

一人目の溺愛イケメンゲットしました・・・

多分です。

狭く暗い場所から一転。


「おぎゃー!」

生まれました。


まだまだ、よく見えません。

聞こえません。

洗われて(産湯でしょうか)

拭かれて包まれてなんだか気持ち良いです。

眠い。眠い。

お腹が空いてます。

眠い・泣きます。

腹ペコ・泣きます。

お尻が・泣きます。


泣いてばっかりです。


明らかに、日本語ではないので言葉が理解できません。


経験を積まねば。


1か月後。

はっきり見えてきました。

言葉も、さすがに成長が早い乳児。

理解ができてきました。


「起きてるかなぁ。」

「ばぶぅ」


抱えられて見えた顔は、すっごいイケメン。

ゴージャスな金髪。

空より蒼い瞳。

「好きです!」

言ってしまいそう。言えないけど。


昔の私より年下そう。

20代後半くらい。

肩で切りそろえられた髪は丁寧に整えられて

内側にカールしている。

こんな髪型似合う男子いたんだねぇ。


髪自分で捲いてるのかしら。

なんて、カーラー捲いた彼を想像してみる。

可愛い。

コテで朝捲いてる?

可愛い。

可愛すぎるぜ。


彼に見とれていると

私はベッドの女性のところに連れて行かれる。

茶色の髪を横に流し、重ねたクッションにもたれた楚々とした美人。

お母さまでした。


ってことは、残念。

ゴージャスなイケメンはお父様でした。


動ける範囲で見回すお部屋は豪華。

お金持ちっぽい。

貴族!?


知らん、お貴族様の生活・・・。

経験・経験。

慣れるしかないかな。


とりあえず、お乳を飲ませてくれるのはお母様ではない。

乳母がいる。

後は、私専用のメイドがいるらしい。

らしいって言うのは、メイド服って同じに見える。


そして、お姉さまがいた。

大量に。

ある日、ドヤドヤとお嬢様方がやってきた。

「「「わぁ、小っちゃい。可愛い。」」」


よく分からないけど。7.8歳くらい。

5人?


でも皆可愛い。将来性十分。

これは、私も期待できるかもしれない!

美人かもしれない。

いや、美人に違いない。


未来の自分に少し・・(ごめんなさい)かなり期待できそう。

テンション上がってきました。

熱がでました。知恵熱?



イケメンお父様って・・女神様

トホホですよ。

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