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会議は迷走する

やっぱり、最後は涙でしゅ!


卑怯な手ですがw

「でも、仮でも婚約はできません。と断られる事が1番の心配ですわ。」

「いや、受けてもらう事の方が難しいでしょうね。

「多分、かなり、確実に断られるでしょうね。」


うんうんと、みんなが頷く

「そこは、フィリップ様は用心深い方ですから。」

ん、出番?

「フィリップは弱むちでしゅね。結婚怖いでちゅか?」

「「「「「「きゃーっ!!!」」」」


「もう、レオン様可愛すぎますわ。」

大受けしちゃった。おかしい真面目な話をしたはずなのに・・・。


「レオン殿、正解です。こんな赤ちゃんにまで知られているなんて。」

ブロワ夫人から褒められた。えへん!


また、お姉様がずーんと出てきた。

「やはり私が、自分で好きだと言います。」

「全力で逃げられますよ。10年ほど、いえベリンダが結婚するまで屋敷にさえ顔を見せなくなるでしょうね。」

「でしょうね。」

うんうん、またみんなが頷く。


ある意味、どうして皆そこまで解っているのか不思議。

判りやすいのかな?フィリップ。


「フィリップ様と結婚できなかったら、修道院に入ると言います!というか入ります!」

「ベリンダ殿の1番美しい時期を見られないのは残念。まぁ、ラウールが泣くであろうが。道中気を付けていかれよ。って、言われますよ。私はそう言われました。」

「氷の様に冷たい目でそういわれて、震えましたあまりに素敵で。」

え!そっち。


「「「まぁ!!あなた大胆。そんな事が。」」」

ざわめきましたが、ベリンダ並みの強者過去にもいたようです。


「ベリンダ泣くでしゅ!フィリップきっと涙弱いでしゅよ。」

過去見た映画では、プレーボーイは無垢な乙女の涙には弱い。

あの大泥棒だってハートを盗まれたんだから。


「まぁ、レオン!」

お母様にぎゅーされました。

「「「そうですわ。」」」


賛同者が多いようです。


「後は、どこでいつ泣くか?タイミングですわ。」

うんうん、皆が頷く。


「まぁ、こんな時間」

思ったより、時間が過ぎたようです。


後は夕食後にという事になりました。


解散です。


ブロワ夫人が少しおばあ様を見ました。

内緒の話があるようです。


私、そっとおばあ様の膝に移動しました。



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