捨てられ神徒 →神様(強制)
書きたいこと詰め込んだだけの文章の塊です。
《泣いてる所悪いけど、色々と君に質問がある。》
【なんでしょう?“創造神”様。】
《・・・。》
【どうなされましたか?“創造神”様。】
《君に、名は?》
【ありません。】
《君を作ったのは、女神?》
【はい。】
《作られた理由は?》
【女神様の身の周りのお手伝いをする為です。】
《そのお手伝いの内容は?》
【お掃除です。】
《・・・、君を作った女神や他の神徒は?》
【いません。】
《怨み、怒り、憎しみの感情は今の君にあるかい?》
【ありません。】
《本当?》
【はい。ですが他の感情はあります。】
《どんな?》
【悲しい、です。】
《もし女神が戻ってきたらどうする?》
【また、お手伝いをしたいと思います。】
《他の神に仕えることは?》
【ありません。】
《何故?》
【?、わかりません。】
《なら、僕に仕えることは?》
【それは、・・・・・・・・・・。】
《それは?》
【あ、ありませんっ!!】
《その答えで僕に消されるとは思わなかったの?》
【・・・。】
《意地悪な質問だったね、ゴメンゴメン。》
【すみません。】
《簡単な質問にしようか。君の色は?》
【黒です。】
《君の性格は?》
【真面目だと思います。】
《好きなのとかある?》
【はい、あります。】
《それって君を作った女神?》
【はい、女神様も好きです。】
《も?意外だなー、実は欲張りさん?》
【す、すみません。】
《真面目だね。好きなのもう一度聞いてもいい?》
【はい。大丈夫です。】
《なら教えて。》
【世界です。】
《ん?》
【この世界全てが好きです。】
《んん?》
【この世界にある全てのもの、全ての存在、全ての神様達が好きです。】
《冗談?》
【いえ、冗談ではありません。】
《頭打った?》
【打つような頭、カタチがありません。】
《君、正気?》
【正気です。】
《・・・何で?なんで好きなの?》
【なんで?】
《自分で創っておいてなんだけど色々と“歪”でバランスもアレだよ、この世界。》
【好きに理由って必要ですか?】
《・・・・・・・・マジか、マジでか。予想外すぎる。》
【マジ?予想外?】
《い、いやなんでもない。(ヤバイ、ちょっと素が)》
【?】
《つ、次の質問。この世界以外の別世界の存在は?》
【別世界?】
《そう別世界。この世界を基にしていくつか創ったんだよ、僕。》
【知りませんでした。凄いです“創造神”様!!】
《興味とかある?》
【・・・ありません。】
《んー、ホントー?》
【・・・ちょっとだけ。】
《ちょっとだけ?》
【す、少し。】
《少し?》
【半分くらい。】
《半分くらい?》
【き、興味あります!!】
《正直でよろしい。》
【あ、あのっ。】
《別世界についての質問かな?》
【は、はいっ。】
《いいよー、何?》
【幾つくらい、創ったのですか?】
《んー、幾つだったかな?沢山、かなー。》
【ど、どんな世界でしょうか?】
《色々ー。》
【色々?】
《色々ー。特に“異世界”っていうファンタジー的なのが多いかな。》
【何故でしょうか?】
《趣味で。》
【趣味?】
《そう、趣味。この世界のとある文化が気に入っちゃってねー、ついつい。》
【なるほどです?】
《でも、問題とか色々と出ちゃってねー。》
【問題ですか?】
《そう、問題。で、色々あって今は僕の手元に8つ残ってる。》
【8つも。】
《問題ない別世界が8つしか無かったんだ、問題ありの別世界は泣く泣く手放したさ。》
【・・・問題ありの別世界はどうなったのですか?け、消したのですか?】
《いやいやいや、そんなことしないよ。急に物騒だなー、もー。》
【す、すみません。】
《いくつかの別世界をまとめて、僕が新しく造った“創造神”達に任せた。》
【つ、造った!?】
《そして残った8つから完全に切り離した。どうなってるかは僕も知らない。》
【切り離した!?】
《苦しく悲しい決断だった、身が引き裂かれるような想いだったよ。》
【“創造神”様もそんな想いを、・・・。】
《と、そんな話はおいといて。他に質問は?》
【おいといて!?】
《質問は?》
【・・・何故。】
《ん?》
【何故、“創造神”様が私なんかの所に?】
《・・・それは。》
【何故、“創造神”様は別世界の話を私なんかに?】
《・・・。》
【何故、今頃?】
《・・・君は。》
【なんで、私?】
《・・・。》
【なんで?】
《・・・。》
【なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!】
《・・・。》
【わたしはすてられたんでしょうか?】
《・・・。》
【いっぱいがんばったんです!!いっぱいいっぱいいーっぱいがんばたんです!!】
《・・・。》
【くるしかったんです!!ずっとずーっとくるしかったんです!!】
《・・・。》
【さびしかった!!さびしかったんです!!】
《・・・。》
【ほめられてみたかった!!】
《・・・。》
【いっぱいいーっぱい!!】
《・・・。》
【それに。】
《・・・。》
【あ、あいされたかった。】
《・・・君の。》
【?】
《君の質問に少しだけ答えよう。》
【?】
《僕は、・・・君を見極める為にここにきた。》
【?】
《そして僕は決めた。》
【?】
《君を“創造神”にする。》
【え?】
《決定事項だよ。だれが何を言おうとも異論は認めない。》
【え?え?】
《僕が思う“大切なもの”を君が知っていて持ってる、それが理由。》
【あ、え?え?】
《そして、“創造神”として新たに切り離す別世界を管理してもらう。いいね?》
文章構成、表現の書き方、色々とアレですみません。