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第四十話 新しい仲間(?)になりました!?でも、使用人はメイドが良い。

20000アクセス突破!

ご愛読の皆さまありがとうございます!

本日は3話追加します。


 一週間で40話、急いで書いてみましたが、

おそらくかなり文字が間違っていると思います。

話数を含めてご指摘いただけると幸いです。

 これからも毎日更新できるとは限りませんが、よろしくお願いします!

 ルナとミリーが仲良くなった夜……令二は部屋でミリーの魔法を見せてもらっていた。


「……収納完了……」


「……どうしたの?私の使った魔法の名前なんか言って?」


「……いや、独り言だ。気にするな。」


 令二はミリーの魔法を虹色魔法レインボー・マジックで収納したところだった。


「……まあ、これで全部の魔法使ったんだけど……」


「そうだな。条件はクリアだ。明日になったら帰っていいぞ。」

 令二は条件を果たしたミリーにそっけなく言う。


「ちょ、ちょっと!何言ってるの?」

 令二の対応があまりにもひどかったのか、ミリーは困っている。


「え……いや、だって条件は……」


「そういうことじゃないの! ……えっと……」

 ミリーは何か言いたげだがうつむいて黙っている。


「ミリーはあなたについていきたいって言ってるのよ。」


「ちょっと、メリル!な、何を言って……」

 メリルが二人の話に割り込んできたのに対して、メリルが慌てる。


「ミリーはね……あな……」


「わー!わー!わー!」


(……子供か……)

 隠したいことを大声でかき消そうとするミリーを見て、令二はそう思った。


「で、来るのか?」


「え、いいの?ついていっても……」


「…………好きにしろ。」

 令二がそう言うと、嬉しそうにミリーが笑った。


「うん!ありがとう!」


 ミリーはエルフである……エルフはめったに人間の大陸には姿を現さない。

令二を探してやってきたミリーだが、人間に見られぬよう、いつも白いローブを着ている。


 なお、長い耳は令二の新しいユニークスキルである『変身』で今はカモフラージュしている。


(魔導書レベルは……経験値とは違う条件でレベルアップしているのか?)


(……検索……ビビ!……該当する項目は存在しません。)


(アーク自身もわからないのか……一応、ステータスを見せてくれ。)


(かしこまりました。)


 ――――――――――――


《魔導書名称》 アーク


《所持者》 レイジ・アマノ


《魔導書Lv》 Lv5


《追加ステータス》 虹色魔法レインボー・マジックLv4

          念話 Lv3

          マップ自動インストール(4件)

          変身 Lv1

          思念体 Lv1


 ――――――――――――


「……ねえ、ねえってば!」


「ん、なんだ?」


「……もう! 人のお礼を素直に聞かないんだから!」


 ミリーは帆を赤らめてそう言っていたが

令二はそのようなことは気にせず、ずっと考えていた……


 ――――――――――――


「まったくミリーは……また、レイジ殿と二人でこそこそと……」

 ルナがミリーに対して不満を言う。


「あら、ルナ……こういうのは早い者勝ちなのよ。」

 ミリーはそれを当たり前化のように言い返す。


「そうですよ姉上。レイジさんを慕っているならためらってはいけませんよ。

レイジさんは筋金入りの鈍感なんですから……」


「だ、だから……レイジ殿はそ、そんなんじゃないでござる!」


「でしたら、ミリーさんにレイジさんがとられても?」


「そ・・・それは!」

 レイに問い詰められ、ルナは顔が赤くなる。


「ふふ、いいのよ。ルナったら…………かわいいんだから。」


「だ、だかりゃ……」

 ルナは舌をかんで否定しようとしている。


(レイジ……モテるのね……ルナとレイちゃん……姉妹そろってだなんて……私も負けられないわね。)


 そう考えてミリーと二人の女子会は夜中まで続いた……


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