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第三十三話 この世で必要なものは権力と努力と戦闘力だと思う。

「また、失敗……」


 レイは一人で水魔法もとい水忍法の練習をしているところだった。


「……もう一度……」


 ――――――――――――


 レイがルナとの朝の特訓の後、図書館に行く前の令二の部屋に入った時……


「水忍法の極意が知りたいって?」


「はい、レイジさんなら何かわかると思って……」


「まあでも、俺は水ま、忍法は使えないからな……」


「そ、そうですよね……」

 レイが令二の言葉に落ち込む。


「まあ、多少のアドバイスならできるぞ。まだ図書館は空いていないし多少ならアドバイスできる。」

 それをフォローするかのように令二はそのように言う。


「ほ、本当ですか!」


「ああ、じゃあ、さっそく発動してみてくれ、様子が見たい。」


「あ、はい。……()は水、汝は敵を打つ球なり……」


 レイが了解し、呪文を唱えると、レイの手の平に水が形成される……

しかし、すぐにその形が崩れてしまった。


「ふむ。」


(どうだ、アーク?)

 令二は念話でアークに意見を求める。


(……発動時、レイ様の手の平に余分な魔力があるようです……)


(ああ、俺もそう思う。)


「なあ、レイ。魔法陣を使っての儀式はしたんだよな。」


「あ、はい。」


「それをはじめからやってみろ……一からだ……連続で何度も練習するんだ」


 ――――――――――――


「あのようなこと言ってましたけど……本当にこれでいいんでしょうか……?

ううん、レイジさんの言うことだもの、何か考えがあるはず……」


「……()は水、汝は敵を打つ球なり……」


 ポチャン!


「……()は水、汝は敵を打つ球なり……」


 ポチャン!


「あ~、そんなんじゃダメ!」

 レイが魔法の練習をしていると、そこに白いローブを身に着けた者があらわれた。


「あの、え~と……」

 その人物の突然の私的にレイは困惑する。


「いい?四大魔法エレメント・マジックは霊子を結合させるものなのよ。

その方法でもだんだん良くなってきてるけど、魔法陣なんか使わなくても早くできるわよ。」


「えっと……お名前は……」


「答えるほどの者ではないわ。私の名前はミリー・プリメイラ。」


(……答えてます……)


「いい?見本を見せてあげるからよく見てなさい。

……()は水、汝は敵を打つ球なり……」


 ミリーが唱えると手のひらに大きな水の球が形成された。


「……すごいです。」


「コツがあるのよ。こうして……」


 ――――――――――――


「……()は水、汝は敵を打つ球なり……」


 レイが唱えるとレイの手の平には水の玉が浮かんだ。


「やったじゃない!」


「あ、ありがとうございます、ミリーさん!」

 レイはミリーの手を握って感謝の意を伝える。


「え、あ、うん。どうもいたしまして。それじゃあ……」


「あ、お礼をしたいのでついてきてください。こっちです。」


「あ、あの……」


 ミリーはそのままレイに連れられてお礼をされたのだった……


 ――――――――――――


 ミリーはレイと別れた後、森で何かと話していた……


「はあ、えらい目にあった……」


「なに監視対象の仲間に声かけてるのよ、ミリー。」


「仕方ないでしょ、レイちゃん困ってたみたいだったし……」


「まあ、どうでもいいけど、

まだあいつを狙うの?別に私はいいって言ってるのに……」


「よくない!」


「……わ、わかったわよ。」


 静まり返った森の中でエルフの少女が怒っていた……


 ――――――――――――


 レイジ・アマノ


 Lv 43


 HP 721/950

 MP 410/1310


 EXP 15580

 NEXT 1020


 ATK 270

 DEF 169

 AGL 272

 DEX 186

 INT 201


 《魔法属性》 火、土

 《魔法》 虹色魔法レインボー・マジック Lv3(2/3)

      プロテクション Lv3

      ファイア・ボール Lv2

      アース・クラッシュ Lv3

      フォービドン Lv3

      ディバインド Lv3

      ガーディアン Lv3

      スピリット・オーラ Lv2

      フォトン・エンチャント Lv1

 《スキル》 格闘 Lv3

       剣術 Lv3

       思念体 Lv1


 《所持金》 538550G


 《装備品》 

 ・《武器》 エリューブ・ソード

 ・《上防具》 グラディ・クロス

 ・《下防具》 グラディ・トラウザーズ

 ・《装飾品》 剛力の指輪


 《ギルドランク》 B


 ――――――――――――


 ルナテディウス・アルヴェイ


 Lv 34


 HP 700/700

 MP 200/200


 EXP 10049

 NEXT 731


 ATK 204

 DEF 95

 AGL 140

 DEX 140

 INT 182


 《魔法属性》 水、風

 《魔法》 アクア・スプラッシュ Lv3

      ソウルウィンド Lv3

      アクア・ドール Lv2

      ゲイル・カッター Lv2 

      ヒール Lv2

 《スキル》 格闘 Lv3

       剣術 Lv3

       毒調合 Lv2


 《所持金》 495150G


 《装備品》 

 ・《武器》 鋼刀「白羽」

 ・《上防具》 忍者の羽織

 ・《下防具》 忍者のタイツ

 ・《装飾品》 疾風の指輪


 《ギルドランク》 C


 ――――――――――――


 レイ・アルヴェイ


 Lv 29


 HP 640/640

 MP 660/660


 EXP 4117

 NEXT 503



 ATK 92

 DEF 142

 AGL 110

 DEX 135

 INT 105


 《魔法属性》 火、水

 《魔法》 ファイア・ボール Lv3

      アクア・スプラッシュ Lv1

      ヒール Lv3

      プロテクション Lv2

      ハイヒール Lv 1


 《スキル》 剣術 Lv2

       格闘 Lv2


 《所持金》 360700G


 《装備品》 

 ・《武器》 銅刀「五月雨」

 ・《上防具》 忍者の服

 ・《下防具》 忍者のズボン

 ・《装飾品》 隼の指輪


 《ギルドランク》 D


――――――――――――



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