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第二十三話 黒歴史って誰にでもあると思うんだよ

5000アクセス突破!

書きはじめて四日になりますが、

これもご愛読の皆様のおかげです!

今日は奮発してさらに五話更新します!

 天野あまの令二れいじは中二病ではない。そう、決して中二病ではない。


 令二は過去にいくつかの境地に達していた超人だが、そんなことは些細ささいなことだ。


 ダイナミックな土下座、ファッション、ギャンブルなど色々なことを気にするお年頃だっただけだ。


 極めつけは魔術の研究である。


 二度目になるが 天野あまの令二れいじは中二病でもないし、変人でもない。


 友達もいないし、魔術の研究をしていたが、勉強の成績やスポーツでは右に出る者はいなかった。


 なぜ彼が魔術に興味を持ったのか……それはまた別の話……




 ――――――――――――


「アーク、属性のある魔法を覚えたい。」


「……了解しました。どの属性を文字入力インストールなさいますか?」


「そっか……そういえば属性ってどんなのがあるんだ?」


「……属性……検索……でました。

属性は火、水、風、土、闇、光の6種類に分類されます。

火、水、風、土の属性は四大魔法エレメント・マジックに分類され、

闇属性は呪縛魔法カース・マジック幻影魔法ファントム・マジックに分類、

光属性は創生魔法クリエイト・マジック召喚魔法サモン・マジックに分類されます。」


「お・・・おう。なんかすごそうだな。ゆっくり説明してくれ。」


「かしこまりました、マスター。……詳細……検索……簡略化……

まず、属性とは空気中に飛散している霊子れいしと呼ばれる物質の分類です。」


「霊子……」


「精霊とも記録されております。これら霊子の能力を利用することで

『属性のある魔法』は発動してるのです。」


「まあ、おおざっぱなのはわかるが……」


「これら霊子と呼ばれる物質を魔法陣の術式に組み込みます。

それにより空気中に飛散している霊子が結合し、物質が生成されます。

これが四大魔法エレメント・マジックです。」


「ああ、その四つはなんとなくわかるんだ。液体、気体、固体、あとどれでもない火・・・どれも物質であることに変わりはない。だから、それを生成するのはわかる。だが、闇とか光って物質であるのかすらわからんしな……」


「はい。正確に光、闇が物質であるとは記録されておりません。

先ほども申しあげたとおり、属性とは霊子の分類なのです。」


「その四つの属性以外に二つ別に分類されているのか……」


「はい。それら二種類の霊子を魔法陣に組み込んださい、当時、国につかえるすべての賢者が発動可能な魔法を研究しました。それによりそれら二種類の霊子はそれぞれ『光』、『闇』と命名されたと記録されております。」


「えーと、つまりその研究でできた魔法が、闇属性の霊子でできた呪縛魔法カース・マジック幻影魔法ファントム・マジック、光属性の霊子でできたのが創生魔法クリエイト・マジック召喚魔法サモン・マジックってことだな?」


「はい、マスター。」


(…………なるほど……すばらしいな。)


 この時、令二は魔法のことを理解したことでとても感動していた。


……三度みたび申し上げる。令二は決して中二病ではない……


 こうして令二の二週間にわたる魔法の修行もとい研究が始まった……

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