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驚き

ともかくすることがない。実際体調の悪くない俺と体調の悪そうだった彼とでは彼にこそベットを使う権利があると言えるしこの状態はとても自然なことなのだろうが、いかんせん暇だ。なぜこの学校はベットが二つしかないんだ。

俺はふと荒く閉じたせいで少し開いている「眠り姫」のベットを見た。幸雄の手前興味ない風を装ったけどこの子がなんで眠り続けてるのか気になるな…。

もう一度覗いたぐらいじゃ起きないだろ…なんせ眠り姫だし…と思いながらもう一度ゆっくりとカーテンを開くと

「なに!?何回も何回も!気持ち悪い!」

一瞬どこから声が聞こえたかわからなかった。なにせ眠り姫は硬く目を閉じて、微動だにしないままそのセリフを叫んだのだから。

「え、起きてっ?」

そう言うと眠り姫はカッと目を見開いた。

こんなときに言うのもどうかと思うが、彼女の目は、ぱっちりとした二重まぶたで形も整ってて整っててというか大きくてかといってギョロ目になってるわけでなくてなんというかその顔に恐ろしいぐらい綺麗に収まってて簡単に言うとその、


眠り姫は可愛かった。

とうとう眠り姫の開眼です。つい二話前に美人でないとか言われた可哀想な眠り姫は、実はぱっちり二重の美人でした。人間やっぱり目ですね。

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