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many merry bad ENDs  作者: 源泉


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4/19

3話-1(分岐)

※この先は分岐となります。

物語の本筋を追う場合は、第4話へ。




フィアは悲鳴を上げるが、司教はそれすら微笑みながら眺めていた。



「いいですよ、フィア。私以外に迫られたなら、そのように振る舞うのです」



その恐怖の対象に自分が含まれているとは、まったく思っていないような振る舞い。


何を伝えても状況が覆らない、その絶望がフィアから恐怖の声さえ奪う。



その時だった。



強く叩かれる司教の部屋の扉。



「失礼します、司教様。何かありましたでしょうか。聖女様の声が聞こえたので、念のためにご確認を」



それはフィア直属の聖騎士、シリウスの声だった。



「シ……んっ……」



フィアはその声に顔を上げ、か細い声でその名前を呼ぼうとする。


しかし、司教はそれを許さない。

フィアの口を手で押さえ、話し始める。



「シリウスですね、大丈夫です。何もありません」


「ですが……」


「フィアは少し驚いて声を上げただけですよ」



フィアは司教の手を口から離そうともがくが、叶わない。



「それでしたら、扉は開かずとも、フィア様の声をお聞かせください。無事を確認できたら、私は下がります」



シリウスのその言葉に司教はフィアに微笑む。



「声を……聞かせて欲しいそうですよ、フィア」



また悲鳴。


シリウスがフィアを呼ぶ声。


悲鳴。


扉を叩く音。



「少し、声が変わってきましたね」



それは、いつまでも繰り返された。



「愛していますよ、私の聖女様」



bad end.

開かない扉


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