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公域と生物

注意

この話は64話までの内容を含みます。



公域S

土夢(どぉむ)

挿絵(By みてみん)

・球体を半分にした形をしている

・硬くて長い60mの、

棘根(キョクコン)と呼ばれる部位は

浮島を貫いて海に届いている

・棘根で海水と、海水に含まれる

僅かな栄養素を吸収する事によって、

生命活動を行っている

・棘根は生物を溶かす、

高帯電荷水素濃度(アルカリ性)で非水溶性の

粘液に覆われていて、海草や、

水棲生物の死骸が絡まると

溶かして吸収する

・地面に露出している体の部分は、

硬い高粘弾性有機高分子(ゴム)の様な感触で、

1c㎡に5kgの圧力を加えたら、

1cm,凹む固さ

・1匹の土夢が占める、

海水内の棘根の範囲は

半径121mの円に相当する。

面積は45972㎡

・この画像の大きさより

大きく成長する事はなく、成長しきったら、

それ以降の成長分は体から分離する。

これを射産と呼ぶ

・射産のペースは3年に1回

・その分離した体を子土夢と呼び、

子土夢は元の土夢と棘根の様な

細い根で繋がっていて、

ある程度、大きくなるまで、

親土夢の栄養を奪う

・子土夢の根が成長により、

海に到達する頃に親土夢と

繋がっている棘根が親から外れる

・射産では子土夢を20mから60m飛ばす

・子土夢は長さの比が1/10 

・生まれた子土夢が

成熟した土夢になるまで3年かかる

・土夢同士の距離が近いと、

互いの棘根が絡まって、

互いの棘根を溶かし合ってしまい、

両方、死んでしまう

・公域Sでの土夢の匹数は3匹



絡釣(からづり)

挿絵(By みてみん)

・卵種が成熟すると、茎が柔らかくなり、

卵種の重さで茎が曲がる。

茎が曲がり終わると、突如、茎は硬化し、

元の形に急激に戻る。

その勢い,遠心力で卵種は茎から千切れて、

16.5m程、遠くに飛んでいく

・茎が曲がる方向は海流の向きに

垂直~垂直と直角の間

・分離した卵種は、

自身に含まれている栄養を使って、

根を伸ばしていき、

半年で成体と同じ姿になる

・卵種が発生して、

成熟するまでにかかる期間は6ヶ月

・卵種は緑色で柔らかい

・茎は黒色

・吸吐器は表面が赤で中は緑

・茎の横の長さ(厚み)は2cm

・卵種の下にある球体、

吸吐器(きゅうとうき)は下から栄養を吸って、

上に栄養を送る

・吸吐器は消化液を生成して、下に送る

・吸吐器の吸い上げる栄養が通る管と、

消化液を送る管は別

・吸吐器は食べれて、

メロンと肉の中間の食感がする

・1番,下には茎に垂直な根、絡根(からね)がある

(土夢は棘根)

・絡根は海流と直角の方向に、

11cm間隔で生えている。

・絡根の長さは30cm、

横の長さ(厚み)は0.75cm

・絡根は非水溶性の消化液で

ベトベトしていて、

海を流れる海草がくっつく

・絡根にくっついた海草は溶かされて、吸収される

・絡根は海水に溶け込んだ栄養を吸収してる

・絡根は紫色で、1c㎡あたり

3kgの圧力を加えると1cm,凹む固さ

・川が流れる向きの

同直線上にいる絡釣同士の距離は1.1km

垂直方向にいる絡釣同士の距離は22m

・卵種は柔らかくて、変形しやすいが、

強い力で引っ張っても千切れなく、

鋭い物でも傷がつかず、噛み切れない。

弾力の強いクッションと

餅を掛け合わせた様な感触

・公域Sでの匹数は45匹



硬塊(コゥカイ)

・薄茶色の拳大の塊、400gくらい

・生命活動に必要な成分が自身に触れると、

パカっと星形の形に開き、

その成分を吸収する事に特化した

(ピンク)色の内壁を晒す

・皮が破け、零れ出た、

子蝟胃夢のミルクを主に摂取する

・普段は生命活動を停止していて、

その状態を200年程、維持できる。

・栄養を摂取する時間位置(タイミング)は、

たまたま近くに子蝟胃夢(スレィム)が生まれて、

成長し、その子蝟胃夢(スレィム)の皮が破けて、

ミルクがたまたま自身に触れた時

・ミルクを摂取すると急速な成長を見せ、

1kgのミルクで1匹の硬塊が3匹に分裂する




公域M

花虫

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・卵種を食べる

・2つの羽で飛行する。

前の羽を前羽(まえばね)

後ろの羽を後羽(うしろばね)と言う

・羽を左右で別々に動かす事はできない

・前羽と後羽の振る速度を

異ならせる事で前後に移動できる

・口と肛門の区別はなく、

また、体の前後で区別はない

・口(肛門)から口(肛門)にかけて、

一直線に穴が開いていて、

その管を消化管という

・羽の中には1本の、

針金の様な棒が入っていて、

Vの字の形で繋がっている。

この針金の様な棒を針骨という。

・針骨を囲んでいる糸があり、

その糸は体をグルっと

1周していて、体の上部分が下部分へと

引っ張られた時に、

紐も下に引っ張られ、

針骨を囲んでいる糸の輪っかが締まる。

その糸の名を糸腱という。

糸腱の輪っかが締まると、

Vの字型の針骨も締まって羽が動く

・針骨が閉じている時の

Vの字の部分の角度は135°

・消化管は卵種を溶かす事に

特化した消化液で濡れている

・卵種を持つ生物(いきもの)である、

花々絡釣(はなばなからづり)と花虫の数の比は、

急激な変化で循環し続けている。

花虫が増えれば花々絡釣(はなばなからづり)

個体数を大きく減らし、

花々絡釣(はなばなからづり)が大きく減ると、

花虫は個体数を大きく減らす為である

・卵種の食べ方は丸のみで、

卵種の方が自身より大きい為、

丸呑みした状態では、体は球体となる

・体は高い伸縮性を持つ

・繁殖の方法は分裂で、

前後で2等分に分裂する

・分裂すると、体を引きのばし、

元の大きさに戻る。

そして、ない方の羽を生やす

・花々絡釣1匹あたり3匹いて、

公域Mには123匹いる

・体表の色は茶色と灰色を混ぜた様な色、

消化管は暗い赤色

羽の色は体表の色を薄めた色



黒夢(クロム)

挿絵(By みてみん)

・前後左右2mm 

。厚み1mm

・土夢を食べて生きる

・糞と子どもが同一

・口は体の下

・足を倒して、

口を土夢につける事で摂食する

・殻土夢1匹あたり23匹の黒夢がいて、

公域Mでは、345匹いる



殻土夢(からどぉむ)

挿絵(By みてみん)

・土夢が発達進化した生物

・銀色の20番原子(カルシウム)の殻で覆われた土夢

・成体の長さは土夢の2倍

・地面と接している部分は

殻に覆われていない為、

地面と殻に隙間があった場合、

そこから黒夢が侵入する事がある

・子土夢が成体になるまでの期間は4年

・射産のペースは4年に1回

・成長により、定期的に殻を破り、殻を作り直す。

その間、土夢は体を縮めて、

いつもより体を小さく硬くする

・根の長さは130m

・1匹の土夢が占める、

海水にある棘根の範囲は

半径484mの円に相当する。

面積は31400㎡

・1匹/735563㎡

・公域Mに生息している数は15匹



花々絡釣(はなばなからづり)

挿絵(By みてみん)

・体が大きく、卵種を多く持つ絡釣

・卵種の数は13個で、

根から伸びた茎に1つの卵種と

4本の茎があり、

それぞれの茎が更に3本の茎があって、

その茎に卵種が1つずつ付いている。

・13個の卵種のうち、

平均7つが偽の卵種で、毒を含んでいる

棘帯根(きょくたいこん)と呼ばれる、

絡根(からね)が平行に付いた根の長さは

5mから143mに増大し、

絡根の長さは11から242mに、

吸吐器の長さは5cmから

12cmに増大している

・絡釣同士の距離は最低242m,離れてる

・公域Mでの匹数は41匹


        

軟葉(ナゥハ)

・横12cm、縦12.5cm、厚さ3cm

・表面は(ピンク)色で腸の内壁の様に

ヒダヒダしている

・全身が筋線維に似た構造をしている為、

飛び跳ねたりして移動できる

・表面は嗅(味)覚細胞かつ触覚細胞なので、

自身に触れた成分、自身に対する圧力を感じる。

ただし、熱(冷)覚はない

・繁殖方法は分裂

・ミルクを主に摂取する為、空気中にある、

子蝟胃夢の尿からミルクの成分を辿って、

子蝟胃夢に近付き、

子蝟胃夢の皮が破けていない場合、

子蝟胃夢に飛びついて、ペタッと張り付き、

子蝟胃夢の皮膚を溶かし、

中のミルクを摂取しようとする。

↑ただし、公域Mにいる

軟葉の捕食対象は黒夢と花虫である

・公域Mでは花虫13匹あたり1匹、

黒夢113匹あたり1匹いて、

合計16匹いる




公域L

卵樹絡釣(らんじゅからづり)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・花々絡釣が発達進化した生物

・泡卵という器官は165個の卵種が

三角錐状に並べられている

・卵種は長さ11cm、

体積696.5c㎡で、

密度は0.75g/c㎡なので、

重さは522.3g。

泡卵の重さは86.1kgになる

・卵種はツルツルしていて、

合成樹脂(プラスチック),程度の硬さ

・卵種は発生から発射まで6年

・幹は金属の様に硬い

・幹は1辺1mmの立方体の集合体で、

その為、柔軟に曲がる事ができる。

曲がり方は画像を参照

・幹は地面と平行な円周を描く様に

回転していて、泡卵の地面に

最も近い卵種の、

地面との距離は1.1mである

・回転する泡卵で最も速い部分の速度は

44km/hであり0.31秒で1周する

・回転する泡卵で最も地面に

近い部分の速度は34.6km/h

・泡卵、幹の上部分の角度は45°

・吸吐器を中心に発達した器官、

吸吐君(きゅうとうくん)があり、この器官は、

吸吐器を核とし、心臓としている

・吸吐君は棘腕(きょくわん)という、

鋭利な腕を2本,持っていて、

その腕で海中にいる生物を刺殺し、

口の中に入れる

・口は肛門の様にキュッと閉じていて、

開閉する機能がない為、

食べ物は強引にねじ込む

・目は視細胞の集合体で漆黒。

この目は生物学用語で眼点と言い、

原始的な目である。

明暗のみを感知し、

彩度、色相は感知できない

・吸吐君の内部には吸吐器、

脳、消化器がある

・脳は視覚情報を元に

棘腕を動かす事に使われる

・消化器は口から入った食べ物を消化し、

吸吐器によって上に送られる。

一部は腕や脳へと送られる

・脳と腕を繋ぐ神経は栄養管を這う様にある

・腕の中には蛇の様な、

複数の関節が繋がってできた骨がある

・棘帯根は吸吐君の中にある茎を通り、

更に吸吐器を通って上に向かう

・振り回している泡卵は

定期的に卵種が取れて投げ出される

・花々絡釣(はなばなからづり)とは違って、偽卵はない

・生息地が被った卵種は後から来た方が成長できず、

休眠状態に入る。競合がいなくなり、

より多くの栄養を

得られる様になると成長を再開する

・投げ出された卵種は

すぐに幹と根を形成する

・卵樹絡釣同士の距離は最低242m離れてる

・公域Lでの匹数は2066匹。

卵樹絡釣同士の距離は73m



池土夢

挿絵(By みてみん)

・殻土夢が発達進化した生物

・棘根が海水に届いた土夢は

頭頂にある穴から、

97~91%が海水の黒い水、

黒水(くろみず)を流し、この穴を満たす。

黒水で満たされた穴は黒池と呼ばれる

・黒水には土夢が摂取を

必要とする成分が含まれている

黒池が溢れないのは、

黒水が溢れていく量と

黒水が蒸発する速度が釣り合っているから

・棘根が海水に届いていない個体は

黒水で成長する

・棘根が海に届いている個体は、

同じ黒池にいる、

棘根が海に届いていない個体の

親と言い、逆を子と言う

・黒水は溢れない様に

排出量が調節している。

溢れているかどうかの判断は

表面の触覚から行なわれ、

黒水を排出しても、

水位が増えない位置を知覚する、

察知する原始的な脳がある

・黒水の水温は気温と同じ32℃

・黒池の長さは平均264cm

深さは個別性がなく33cm

・1つの池にいる池土夢は平均5匹

・1つの池にいる池土夢の絡根が

海を占めている範囲は1936㎡

・公域Lにいる、

池土夢の匹数は62500匹。

実質の匹数は25000匹、

また家族数は12500家で、

1家/33880㎡、

距離は184m間隔

・子土夢が成体になるまでの期間は15年

・同じ池に対する射産、短距離射産は、

2年に1回,行なわれ、

自身の1/7を射出する

・1つの黒池にいる、

成熟した池土夢の匹数が2匹になったら、

先に成熟した方が自身の1/2の体を

射出(遠距離射産)する。

その射出された体は地面に落ちると、

地面に垂直に根を伸ばしていき、

穴に落ちたのか、

平らな地面に落ちたのかを探る。

平らな地面に落ちていた場合、

再び体の半分を射出する。

射出されなかった方の体は死ぬ。

射出された方の体は地面に落ちると、

再び、穴に落ちたのかどうかを調べ、

穴に落ちてなかった場合、死ぬ。

1回目の射産か、

2回目の射産で穴に落ちた池土夢は

川まで根を伸ばし、その穴で生きる



舌丸

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・2本足で前に繰り返し、

跳躍する事で移動する。

方向転換は舌で体の向きを

変える事で行なわれる

・舌先11cmは1.55kgの

加重にまで耐えられる。

それ以上の重さの物が乗ると、

舌が地面に着く

・舌は最高で55km/hの速度。

舌は横幅5.5cm、

厚み2.2cmで重さは931g

・舌は擬似自己相似(フラクタル)図形な

トゲトゲを持ち、

物体に対して引っかかりやすい。

なので、ツルツルな卵種に舌を

巻きつけて捕食する事が可能である

・主食は卵種で、

地面に投げ出されていない、

卵樹絡釣に付いたままの卵種を食べる

(地面に投げ出された卵種はすぐに

幹と根を形成して、

硬く食べれない体になるから)

・肢は出し入れが可能で、

出し入れの勢いで

地面を蹴って跳躍し、移動する

・目は2つある。

特殊な位置関係の2つの目は

上下左右に動く泡卵に対応する為である

・跳躍の角度は22.25°で

初速度26km/hで跳び、

3.72m先に着地する。

(人の垂直跳びの初速度は12.55km/h。

到達最高高度0.38m)

・移動速度は24km/h

(成人騙幸人は22.5km/h)

・舌で捕らえた卵種は

締め砕いてから体内に入れる

・繁殖の方法は前後の分裂で

体の中央には顔がある

・排泄物は口から出している

・排泄物は茶色

・体が柔らかいが、

潰れても生命活動への影響が小さい

・体の横の長さは33cm

・体重32kg(密度1.9g/c㎡)

・匹数は卵樹絡釣、

1匹あたり1匹で2066匹



一足駆(いっそっく)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・池土夢を捕食する生物

・口は67.5°開く

・眼球は1つで動かない

・上下についている2つの歯で

池土夢の表面を削り取って摂取し、

中身も摂取する

・追い駆けられる事や

追い駆ける事がない為、

2本足による速い速度の移動を

必要としなかった

・歯の主成分は池土夢の殻

・1本足で前後左右に移動する。

前後での移動速度は11km/h

左右での移動速度は5.5km/h

・移動を持続する時間の限界は

体内に貯蓄している栄養量で決まる

・垂直跳びができる

・足の下端は黒くて硬い蹄

・体の横幅は15cm

・足の付け根の後ろ側に肛門があり、

足を伝って、排泄物が流れている

・排泄物は黒に近い銀色

・繁殖方法は分裂で、胴体の横に、

自身の複製を徐々に形成していき、

その大きさが自身と同じになった時、

自身と複製体は分離する

・複製体の足が移動に使われる、

足が地面に届く状態の一足駆を

二足駆と呼ぶ

・二足駆の移動速度は最高で、

前後で16.5km/h

・稀に複製体が分離する前に、

複製体に複製体が生じる事がある。

これを2重複製体と言い、

複製体が生じ分離するまでに、

n重複製体が生まれる可能性は

1/(13^(nー1))である

・分離した複製体に複製体が

生じるまでの時間は平均2年

・体は強い弾力があり、固いが硬くない。

その為、圧死に強い

・移動方法は足を柔らかくし、

自重で曲げ、足を元の固さに戻し、

足が元の形に戻る勢いで跳ぶ事。

移動する際、足の全てを

柔らかくするのではなく、

部分的に柔らかくする。

足を曲げる際は重心を傾ける。

・重心を傾ける為の器官、

重心器官は体内にある

長さ75cmの筒状の器官で、

中に金属の球体が入っており、

その金属の球体を、

筒状の器官が圧迫して動かす事により、

重心を動かしている

・跳ぶ際は体の重心を偏らせるだけでなく、

体の向きを傾ける。

両方、重心器官によって

・歯が削れて、小さくなると、

池土夢の殻を舌で舐めて、

殻の成分を摂取する

・殻を食べる際に削れた、

歯の粒子は舐め取って回収する

・唾液は池土夢の殻を

溶かす成分が入っている

・体重16.8kg

・池土夢の実質的な匹数(重量的な意味で)の、

1/11匹で、2272匹いる



特攻丸

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・一足駆と舌丸を捕食する生物

・体高87.3cm、横幅30cm

・体重11kg

・金属光沢はないが硬い

・足が入った管である、

足備管(そくびかん)からは棒状の足が高速で出て、

その棒が何かしらの物体に当たる事で

特攻丸は飛んで移動する

・足をぶつけるのは大抵、

卵樹絡釣の幹。それにより、

卵樹絡釣の幹はたまに折れる

・長距離,飛ぶ時は

卵樹絡釣の幹を蹴り、

そうでない時は地面を蹴る

・16°の角度で飛ぶ

・ーy方向(画像参照)の足備管は裏にある

・卵樹絡釣を蹴って飛ぶ時は

ーy方向足備管を作動して、

体を0.43m浮かした後に、

x方向足備管でx方向に飛ぶ

・飛行速度は134km/h

・指は球体が繋がってできてて、

その球体は直径0.33...cm。

手も球体が集まってできてて0.66...cm

・腕の長さは0.45m

到達距離は77m、到達高度は6m、

・地面を蹴って飛んだ場合は、

到達距離75m、到達高度5.3m

・重心が真ん中にある為、

空中で体が傾く事はない

・手で体の向きを変えれる。

ただし、手で移動する事はできない

・飛ぶ目的は移動と捕食の2つで、

捕食の為に飛ぶ時は、

自身の頭で捕食対象に着地し、

捕食対象を圧殺しようとする

・z,ーz方向足備管は

体が横倒しになった時、

起き上がる為にある

・尻尾という薄く尖った部位は

着地の際、地面に刺さって、

着地後の移動を防ぐ役割がある

・腕は圧殺した捕食対象を

千切って口に運ぶ役割がある

・目は左右、正面に3つある

・体は硬く、モース硬度は6。

刃物で傷をつけることができない

・繁殖方法は分裂でz方向に、

奥と手前で分裂する

・匹数は舌丸13匹あたり1匹、

一足駆17匹あたり1匹で2056匹




公域SL

鳴土夢(なきどぉむ)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・眼点をそれぞれ反対側に2つ持つ

・それぞれ互いに、相似な形をした部分が

積み重なっている形をしていて段数は10段

・それぞれの段を段子と言う

・n段目とn-1段目の相似比は1.5。

例外として、2段目は1段目の形を、

より大きく変化した物で、相似ではない

・自身の捕食者は二輪駆で、

二輪駆が自身に接近した事を

知覚すると、全ての段が鳴く

・n段目の段子が鳴く声の高さは

(308)((1.5)^(n-1))hzであり、

308hz(43)~11840hz(98)

・n段目の段子が鳴く声音量は

90(1/(1.5^(n-1)))dbで2db~90db

・殻土夢や池土夢が持っている様な殻は

1段目の段子だけが部分的に持っている

・鳴き声はラッパ

・段数が10段になると、

2段目以上の段子が

その繋がりを保ったまま中心から滑り、

その際に生じる体の傾きが

45°になった時、その向きに飛んでいく。

飛ぶ力は自重で潰れた、

2段目の段子が元に戻ろうとする力である

・飛ぶ前に2段目の段子は

1段目の段子と同様に

自身を部分的に殻で覆う

・飛ぶ飛距離は605m

初速277km/h、到達高度151m



巨大絡釣

挿絵(By みてみん)

・頂上に1740個の

卵種からなる集合体、巨卵がある

・黒紫色の幹は卵樹絡釣と違って、

集合体ではなく、よって、曲がる事はない

・吸吐君を33体、持つ

・卵種の表面1cmは爆薬で、

落ちて地面に衝突した瞬間、爆発し、

176m遠くまで飛んで行く

・卵種は爆発の衝撃で

折り畳められている、

体の硬い部分を広げて、

アタマルなどの捕食者が

食べられない状態に変化する

・稀に飛んだ鳴土夢が巨卵に衝突し、

未成熟な卵種共々、全ての卵種が

爆発して四方に爆散する事がある

・卵種は発生から3年で成熟し、

それからn年、落下しない確率は

(4/5)^nであり、1年目は80%、

2年目は64%、3年目は51.2%



二輪駆(ニリンク)

挿絵(By みてみん)

・鳴土夢を捕食する

・1(つい)2輪の車輪を持ち、移動に使う

・後ろ足で地面を蹴って走り、

速度は77km/hにもなる

・運動を制御する能力が弱く、

捕食対象以外の生物に

衝突する事よくある。

稀に巨大絡釣に衝突して

尖っている部分が折れる事がある

・鳴土夢を捕食する際は、

体当たりして鋭利な口先を突き刺し、

殻の中を吸い込み食す。

ゴムの様な固さを持つ鳴土夢を、

液体を吸い込む様に吸い込めるのは、

強烈な吸引力が理由

・車輪は中心に穴が空いている、

2つの円盤に棒を通した構造をしていて、

その棒が体に刺さっている

・足の先端は蹄の様に硬いが、

蹄と違って弾力があり、とても硬い、

高粘弾性有機高分子(ゴム)といった感じで、

1c㎡の領域を1cm,凹ますには

55kgの圧力が必要

・蹄の様な器官は弾蹄(だんてい)という名で

走る事に役立っている

・足は真ん中に関節がある

・目は左右に2つ、体から出ている形である

・車輪は鳴土夢の殻の成分でできている

・胴体や足は四角柱

・足と足の間にある穴から子供は生まれてくる

・子供の大きさは親の1/5

・子供が出てくる穴から排泄をする

・体重53kg



頭丸(アタマル)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・舌丸が発達進化した生物

・頭が大きく丸い事以外に

舌丸と見た目の違いがない

・舌を伸ばして卵種を捕食する

・舌は145mあり、

普段は頭部にしまい込まれている

・落下している卵種に横から舌を当てて、

螺旋状に動かしながら、

徐々に舌を当てる場所を卵種の側面から

真下に移して減速し、舌に卵種を乗せる

柱肉蟲(チュニクチュウ)に舌を踏まれない様に気を付ける

・頭が丸く大きいのは、

球体状に巻いて保存する為

・舌丸の舌は重さを感知する

神経がたくさんあって敏感

・目が長さ10 cmと大きいのは

145mもある長い舌を

卵種を得る為に細かな操作をするから

(人の目は2.35cm程)

・目は2つ

・舌の厚さは16.5cm

・舌の動く速度は最大で144km/h

(前から高く飛んでくる羽を

羽球(バドミントン)打具(ラケット)で打つ時の

打具(ラケット)先端の速度は180km/h)

・移動方法は舌丸と同じ。

跳躍の角度は22.25°で初速度4.5km/hで跳び、

11.1cm先に着地する。

(人の垂直跳びの初速度は12.55km/h。

到達最高高度1cm。滞空時間0.096秒。

着地してから跳ぶまでの時間0.0125秒。

跳ぶ効率(ペース)は0.1096秒)

・移動速度は4km/h

(65歳男性の平均的な歩行速度。

若い男性なら5km/h、

若い女性なら4.5km/h)

・体の横の長さは1.725m

・背中の上に子供ができていき、

自身の大きさの1/5になった時、剥がれ落ちる

・胴体の後ろに穴があり、そこから排泄物を出す

・体重2.17t、密度0.95g/c㎡



数珠虫

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

・胴体 横66cm 

・足 横33cm 

・体重 15.7t 

・走行速度 44km/h

・後ろの長い足は走る為にある

・前から1つ目と

2つ目の胴体の真下に口があり、

捕食対象に乗っかる形で捕食する

・13匹~39匹の群れでいる

・二輪駆を集団で

円形になって囲んで捕食する

・胴体同士を繋ぐ部位を首と言い、

首は柔軟に曲がる

・先頭の胴体は単眼を持ち、

その長さは65cmと巨大

・目は光らせて、集団行動での目印にする

・目の裏側からは白い光が出ていて、

薄紫色(パステルパープル)の光になって出ていく

・目から出る光は直線でなく、

放射状に広がっている

・目は空気で振動し、音を感じ取れる

・二輪駆を捕食する際、

二輪駆が体に刺さる場合があるが、

それにより重度の傷を負った場合、

刺さった部分とそれより、

後ろの部分を切り離す

・体内にある栄養が豊富で、

傷の量が少ない時、

真ん中の胴体に足が前に2本,生えて、

計4本となり首に埋もれているが

目も形成され、脳が成熟する。

この状態になると、

真ん中の胴体とその胴体の

後ろの首は切り離されて、

独自に活動を始め、

1番,前と1番,後ろの胴体が繋がる

・分離した真ん中の胴体は

徐々に前の胴体ができ、

前の胴体ができてから後ろの胴体ができる

・脳は1つ目の胴体と

2つ目の胴体にあるが、

2つ目の脳は胴体の大きさを鑑みても、

かなり小さく未発達

・足を損傷すると抜ける

・排泄物は足の付け根,周りから出る



柱肉蟲(チュニクチュウ)

・高さと奥行2m

・長さ8m~16m

・体重12.56t

・円柱の形をしている

・伸び縮みができ、縮んでいる時、

左右に11cmずつ、

深さ5.5cmの溝ができる

・体の伸び縮みできる

・移動速度は1.5km/h

・縮んでいる時と

伸びている時の長さの比は2倍

乾燥(ドライ)代謝という、

水分を使わない代謝で生きる。

よって体液はなく、水も摂取しない

・甘い匂いのする、

有毒の硬くて細い糸の様な糞をする

・成長しきると、

19487171匹程に分裂する

・分裂した柱肉蟲は

柱肉蟲以外の様々な生物の体内に入ろうと、

体をよじ登り、口や肛門を目指す。

肛門に入った場合、口の近くまで移動する

・体内に入った柱肉蟲は

その宿主が死ぬまで、

宿主が食べた食物を食べるが、

宿主が餓死しない様にある程度は気を付け、

ある程度、大きくなり、

生きているだけで宿主がいずれ、

餓死する程の大きさになると、

宿主の飢餓を気にせず、

宿主の食べた物を全て食べる。

宿主は大きくなった、

柱肉蟲に体を破裂させられるか餓死して死ぬ

・寄生している間、糞は無毒

・成長は3年で完了する

・分裂した柱肉蟲の大きさは

縦3.7mm、長さ59.4mm

・分裂した大量の柱肉蟲は縦46.72m、

横2.92mの楕円の形をなす

・片方の面は口と目からなる顔があり、

その顔は内臓が露出している様な口に

小さな目玉が埋め込まれているみたいで

傷痕不快視覚感(グロテスク)

・口の表面はとても目が粗いやすりの様

・口は漏斗の様に、大きな穴であり、

小さな穴でもある。

小さな穴の方は肛門と同程度の大きさ

・小さな穴より後ろの、

大きな穴の部分の表面を口の表面と言う

・口の表面はとてもヒダヒダしていて、

とても柔らかく気持ち悪い。

色は灰色にとても近い茶色で不気味。

例えると、死にかけの

老人の陰嚢や酷く栄養のない糞

・目は口の表面に埋め込まれる様にある

・顔がないほうの面には

小さな穴が空いていて、そこから糞をする

・捕食対象は頭丸と数珠虫

・卵種を食べようと舌を伸ばす、

頭丸の舌に乗っかり、

舌の根本まで行って糞をし、

肛門を擦りつける。

有毒な糞を与えられて舌丸は、

体内の毒の蓄積量によって、

ある程度の確率で動けなくなり、

それを捕食する

・捕食の際は体を裏返す様に、

口の表面を出して、

その出した口の表面で

死んだ捕食対象を覆い、体内に取り込む

・口から肛門まで繋がる消化管も

口の表面と同様、

目が酷く荒いやすりの様で、

体を伸び縮みする移動で、

消化管が中にある物を削り、粉末化する

・数珠虫を捕食する際は体を起こして、

数珠虫の首に乗っかり、首に巻きついて、

胴体を口の表面で削り取って摂取する。

穴が空くまで削り取ると、

胴体が分離するので、丸吞みする



子蝟胃夢

・縦横4m、高さ4mの状

・体重31.4t

・体液をミルクといい、

その密度は1.25g/c㎡

・皮の厚さは0.5mm

・体内は体液で満たされている

・体内の頂上にぶら下がっている内臓は、

●●の内臓が変化した物

・●●を遺伝子編集して作られた生き物

・皮は破れにくく、伸縮しにくい

・自重により、高さの半径よりも、

前後左右の半径の方が0.02%大きい

・皮膚は体液による圧力で

常にピンと張っている

・皮膚に濾過機能があり、

老廃物は尿として、

皮膚からにじみ出てくる

・捕食対象は二輪駆で、

二輪駆が子蝟胃夢にぶつかり、

皮膚を破った時、

それによって溢れだした体液で

二輪駆は身動きを取れなくなり、

二輪駆を取り込む様に

皮膚を再生する事で二輪駆を捕食する

・成長しきると徐々に

体の端がポコっと飛び出る形で膨らみ、

その膨らみが大きくなると、

子蝟胃夢になる。

この膨らみは属子(ぞくし)と言う。

属子が成熟した子蝟胃夢の

1/3の大きさになると、

元の子蝟胃夢と分離する

・分離する時、端から、

直径の1/4の場所から

ミルクを自身の1/4、放出して移動する

・新しく生れた子蝟胃夢は

内臓の円運動により徐々に離れていく

・騙幸人に飼育されている子蝟胃夢は

軟葉と硬塊が餌

・ミルクは消化液かつ血液で、

食べ物を消化し、

内臓に栄養を届ける役割がある

・内臓の胃や腸は開かれていて、

ミルクから栄養を吸収する役割がある

・心臓はミルクを流す役割があり、

その重さは5kg

・通った体液にミルクの成分を与える器官、

精巣があり、その重さは500g

・ミルクは精液と胃液を混ぜた味がする

・飼育されている子蝟胃夢は

生命活動が活発で、

ミルクをたくさん生成するので、

1日に1KL程の大量の水分を必要とする

野生の子蝟胃夢(スレィム)は1日に50L程で

水分豊かな捕食対象から水分を得ている

・水分が不足すると

体液の濃度が上昇して、

内臓と皮膚を溶かしてしまう

・皮は体液により1c㎡あたり、

1300kgの圧力がかかっている。

なので、内臓は強い圧力に

耐えられる様な構造をしている




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挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

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