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曜日替わり能力  作者: 向風
56/125

乾杯と雑談

「みんな飲み物は行き渡ったか?じゃあカンパーイ!」

「「「「「乾杯!」」」」」

今日の乾杯の音頭は俺が取るよう言われたのでやってみた。

皆と木製のジョッキを合わせてからエールを煽る。

「ゴクッゴクッ、あー美味い!」

「んんっ、美味しいー」

「おお、イオルちゃんもいい飲みっぷりだな」

「今日は飲むぜー!」

「いやお前は昨日も散々飲んだだろうが」

「まあいいじゃねえか、もともと今日は休みだったんだしよ。」


美味しい料理と酒を楽しみながら今日の出来事を話し合う。

「しかし今日は大仕事だったな。ジンも初日から大変だったろう?」

「そうだなぁ、正直数日は戦いたくないと思ってるくらいだよ。」

「まあ冒険者になってすぐにやる依頼ではないわな。」


「イオルちゃん、この唐揚げすげえ美味いぜ。」

「あ、ありがとー、うん!美味しい!」

「ここの料理はエールに合うんだよ、どんどん食べてくれよな。」


「警備の詰所に預けた盗賊たちってどうなるんだ?」

「とりあえず事情聴取だろうな。しばらくはあそこに留置されるはずだ。そうしてなんらかの罰を受けることになる。」

「禁固刑、犯罪奴隷落ち、即斬首。お偉いさんの判断次第だ。まあ余罪もあるだろうしな。」


「イオルちゃんは冒険者になってどれくらいになるの?」

「ええと今日で10日かな?今日までは薬草採取ぐらいしかやったことなかったんですよ。」

「エールおかわりー」


「そういえばジンの魔法は回復魔法しか直接見たことはないな。」

「あーそういえばそうだな。まあダイアスたちと行動してる時は俺が出る幕なかったもんな。」

「今度魔物討伐でも一緒に行ってみるか。」


「ジンはそんなの気にしねえと思うけどなぁ」

「ううん、今日私だいぶ失敗したから…。なのでしっかりしないといけないんです!」

「あ、店員さんエールおかわりー」


「ジンが殴り飛ばされた時はどうしたもんかと思ったよ。」

「でもあそこで避けたりするわけにもいかないだろ?」

「ははは、だからって素直に歯ぁ食いしばるやつがあるかよ。」


「…ジンと同じ宿に泊まる、だと?」

「い、いえパーティの仲間としてです!近くで寝泊まりした方が効率がいいと言う話になっただけで!」

「おのれ、許さんぞジン!エールのおかわりをくれ!」


「クンスがジンに会いたがってたよ。直接会って礼を言いたいらしい。」

「そんな気にしなくてもいいんだけどな。でもクンスさんと話もしてみたいしお見舞いに行こうかな。」

「怪我は治ってるからもうしばらくしたら退院できると思うぜ。礼をしたい奴に見舞いに来れれるとあいつは恐縮しちまうよ。」


「な?やべえだろ?」

「すごい、もう何杯飲んでるかわからない…。」

「いやー、美人と食事するといつもより酒が進む気がするぜ。エールおかわりー」


たらふく飲み食いしたところでそろそろお開きにしようとなった。

「いやー、美味かった。でもいいのか?昨日も払ってもらったのに。」

「ああ、今日は臨時収入があったしな。」

「ジンたちの取り分はさっき渡した袋に入れてあるからちゃんと確認しろよ?」

「私まで本当にもらっていいんでしょうか?」

「当たり前だろ?二人がいなきゃ盗賊の頭に逃げられてたんだ。もらってくれんとこっちが困る。」

「了解、じゃあありがたくもらうぞ。」

盗賊たちから回収したお金。漁師のみんなに返した分のその残りは討伐したダイアスたちのものになった。そして俺とイオルの受け取る権利があると言って渡されたのだ。

「よし、じゃあイオルちゃん、また飲もうな!」

「は、はい」

「いや、お前の飲んだ量見てイオルちゃんドン引きだったからな?」

「それじゃあ気をつけて帰れよな。」

「ああ、またなー」

「ごちそうさまでした。」

ダイアスたちと別れた俺たちは宿に帰ることにした。




飲みの席の雑談会です。これ書いてて思ったんですが昼ごはんの賄い丼2杯分と炒り豆のお金払ってませんね。修正してきます。

ボウフィッシングの回に加筆しました。後所持金も違ってくるので修正してきました。

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