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人形姫ローズ  作者: ブリガンティア
スズキノヤマ編

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150/811

150. スズキノヤマ帝国 権力と政治(3)

「ハインズ、数は?」


ローズが尋ねると、ハインズは周囲を見渡す。


「今見えた所で30ぐらいです」

「私たちの2倍ぐらいか」

「ですが、このような暗殺者は大体潜伏して隙を狙っている者がいます」

「うん。まずいな、この服装だとうまく動けないわ」


ローズが言うと、ハインズもうなずいた。民族衣装になると、フクロウにまたがることができないため、とても不安定に座っている。


「エファイン、ローズ様をしっかりと支えろ!振り切るぞ!」


ハインズはエファインに指示した。エファインは片手でローズの体をしっかりと支え、片手でフクロウの操縦をしている。モトレア達にも緊張が走る。ローズたちは素早くフクロウを飛ばしたけれど、待ち伏せていた敵も素早く追ってくる。


「モトレア、返事をして!モトレアにリンク開始!」

(はい!)


繋がった。


「モトレアにバリアー!速度増加エンチャント!攻撃力増加エンチャント!」


そして自分にも一式の支援魔法をかけた。


第三の目を発動した。


「マルチロック!速度増加エンチャント!攻撃力エンチャント!」


味方の護衛官達もリンカにも支援魔法をした。


「ローズ様、魔力の温存をして下さい」


エファインはローズに言った。誰よりもローズとともに戦闘してきたエファインは、彼女の弱点を一番よく知っているのだ。


「うん、分かった。後はエファイン達に任せるわ」

「はい。必ずお守りします」


エファインはそう答えながら巧みにフクロウを操縦している。しかし、ハインズの読み通り、ローズたちが向かっているヒスイ城の方向から、潜伏した敵部隊が現れてきた。敵が増えてきたのだ。ハインズは隣に飛んできて、敵の数を数えている。


「ハインズ、敵はどのぐらい増えた?」

「30ぐらいですね!」

「うむ」

「なんとか守って見せます!」


合計六十人の敵か。こちらは14人だ。きつい、とローズが思った。ヒスイ城までまだ20分間の距離だから、応援を頼むことができない。首都からも離れているため、応援もかなり厳しい。ここで応戦するしかない。


「全員戦闘態勢!」


ハインズの指示で、護衛官達はローズたちの周りに集結して、守り体制をした。モトレアはローズの隣に飛んできた。そして医療魔法ができるトダも彼女の周りに飛んで来た。


「妃殿下、この国のために、死んで頂きます!」


仮面に顔を隠した敵は丁寧な口調でローズの死を望んでいる。


「おあいにくさま、その要望をお応えすることができません」


ローズがそれを答えると、エファインの手がしっかりとローズのおなか周りを固定した。彼もかなり警戒している。


「ならば、死ね!」


敵がすごい勢いで武器をもって攻撃してくる。


「いにしえの聖なる神、聖龍の名の元に、ローズが命じる:我に力を与えたまえ!」


聖属性の起動準備が整えた。そして彼女の体が光り出している。


「ハインズ!あなたの目を貸して!ハインズにリンク開始!」

(了解です)


ハインズと繋がった。そしてハインズの目を借りて、ハインズが見たものが頭の中に入った。暗闇の中で、ミミズクフクロウ種族であるハインズの目はエフェルガンと同じく、とても優秀だ。闇に紛れている敵を鮮明に見られるほど、分かりやすい。


「マルチロック! 速度減少!」


ハインズが見た敵に向かって聖属性の攻撃魔法を放った。速度が遅くなる敵に対して、こちら側が逆に速度増加の支援魔法がかかっているからとても素早く動くことができる。


激しい戦いが始まっている。武器と武器のぶつかり合いの音が響いた。ローズ達は周囲から攻めてきた敵と応戦しながら守りをかためている。


突然下から魔法が放たれて、フクロウの頭に命中してしまった。エファインは素早くフクロウを乗り捨てて自分の翼を羽ばたかせて、ローズを抱きかかえた。フクロウは絶命して地上に落下してしまった。


「ローズ様! 大丈夫ですか?!」


ハインズが近づいて飛んできたが敵がハインズを追って離さなかった。


「大丈夫だ」


ローズが答えると、ハインズはうなずきながら敵の攻撃を受け止めた。エファインは警戒しながら下から攻撃を備えている。


「エファイン、目を貸して」

「はい」

「エファインにリンク開始!」

「はい」


繋がった。下にかなりの数の魔法師がいる。本格的にローズを殺しにきていることがはっきりと分かった。


「ローズ! 下は私に任せて!」


リンカはジョルグと一緒に乗っているフクロウで近づいてきた。


「分かった!リンカにリンク開始!」

「あいよ」

「リンカにバリアー!速度増加エンチャント!攻撃力エンチャント!」

(征ってくる。火の輪!)


リンカの低い声が聞こえて、ふっと見ると彼女は今の高度からそのままフクロウの上から下へ飛び込んだ。リンカは武器を手に装着しながら冷たい殺気を放ち、死神モードになった。彼女は構えながらすごいスピードで落下している。そしてリンカの火属性の魔法によって、地上に大きな範囲で燃えていて、彼女はその燃えた大地に飛び込んでいる。いきなり下へ飛び込んだリンカに対してジョルグや周りの護衛官達が心配したけれど、その後の余裕がないため、彼女なら大丈夫だと思うのか、目の前の敵に集中するようになった。リンカの気配すら感じられなくなった今、ローズも彼女を信じるしかない。


「ああああ!」


護衛官の一人が切られた。しかし、彼をかばい、素早く動いたのはファルマンだった。トダは素早く負傷した護衛官をひっぱり、自分のフクロウの上に乗せた。空中でのすごい連携だ。


「エルゴ! 大丈夫か?!」


トダはエルゴを呼びながら回復魔法をかけている。エルゴはうなずいた。かなり痛々しい傷だったが、命の別状がなさそうだ。


「マルチロック!バリアー!ヒール!」


戦っている護衛官達に守りの魔法と回復魔法をかけた。そしてエルゴに向かって魔法をかけようとしたが、エルゴが頭を振った。


「ダメです。ローズ様、私は大丈夫です」


彼も理解している。ローズが魔力を温存しなければいけない身であることを・・。


「ローズ様!私のフクロウに乗って下さい!」


護衛官パトリアは後ろから駆けつけてきて、自分のフクロウを乗り捨てて、エファインに合図をした。エファインはうなずいて、そのフクロウに乗り、ローズを座らせて、しっかりと手で固定してくれた。


パトリアは魔法の構えをして、一人ずつ敵を魔法で攻撃してくる。


「ミルザからです!」


近くの護衛官がエファインに小さな箱を渡しに来た。中身は飴玉三粒だ。


ありがとう、ミルザ、とローズがその箱を受け取って、飴玉を一粒口に入れた。箱を懐に入れて、再び周りの戦闘を確認する。


敵の一人は手やりを投げつけてきた。けれども防衛蔓が自動的に働いて、やりを捕まえた。そう、ローズの頭の周囲にある四つの光る小さなピンク色の玉は木の精霊である母であるフレイからの防衛用の蔓が組み込まれている。母上は自分の子どもたち全員の体内にこのような愛を込めた防衛蔓を埋めた。360度からの物理攻撃なら大体自動で防いでくれる。しかし、逆に戦闘する時に邪魔なので、念じて起動しないようにするのがローズの日常である。けれど、今日はそれを忘れてしまい、起動した。しかし、助かった。ローズは改めて母の愛に感謝した。


突然の蔓の発動にモトレアがびっくりしたが、飛んできた手やりを見ると、モトレアもホッとした。ローズは蔓から手やりを取って、蔓を収めると消えた。手やりはフクロウの首の上に置いた。


敵が少しずつ減ってきたけれど、数がまだ多い。まだ激しい戦いが続いているけれど、時間が経てば経つほど、こちらが不利になる。早く終わらせたい、とローズが思った。


一人の敵がフクロウを乗り捨てて、すごく早い動きでローズ達の方へ突っ込んでくる。速度減少魔法をかけたはずなのに、彼があんなに素早く動くことができるということは、魔法耐性が高い人かもしれない。けれど、彼に気づいたモトレアが素早く動いた。彼は迷いなく自分のフクロウを乗り捨ててローズの前に出て、自分の剣で相手の剣を受け止めた。しかし、敵は武術が得意ようで、剣が封じられていたら今度は足が動きモトレアの脇腹に直撃した。モトレアは飛ばされたけれど、護衛官ジャワラがモトレアを受け止めた。しかし、敵がローズに向かって一直線に剣を振り下ろしす。


 「シールド!」


そのバリアー魔法で剣が弾かれた。エファインの魔法で彼を攻撃したけれど、やはり敵が魔法耐性を持っている。少し後ろに飛ばされただけで、大したダメージがなかったようだ。


「うむ、相手にするよ!」

「なりません!」


エファインはフクロウを動かして、場を離れようとしたが、敵がまた動いて突っ込んでくる。今度はジョルグがローズの前に来て、素早く飛んできて応戦した。激しい剣と剣のぶつかり合いが火花を散らし、暗い夜でよく見える。さすが護衛部隊の隊長であるジョルグ、剣術も武術もとても優れている。でも敵も強い。蹴りやひねりも鮮やかな動きを見せている。


(火の輪)


リンカの低い声が聞こえている。下からリンカの魔法が次々と敵に命中している。火だるまになった敵はもがきながら地面に落下したたき落とされて絶命した。


次々と敵が減らされ、護衛官達も少し余裕ができてきた。敵側もパニックになってきた。リンカは下から強力な火属性の魔法攻撃で敵を一人ずつ減らしていく。ジョルグもその状況を見逃さない。戦いながら、状況確認ができるほど、かなりすごい人だ。


「体制を整え!」


ジョルグの命令で、護衛官達が素早く動いて、再び持ち場に戻り、守り体制をしている。ハインズは自分の相手を片づけて、護衛官達に指示を出した。


「ヒスイ城へ向かえ!」


ハインズがローズをここから脱出させようとした。敵がまだ十人ほどいるけれど、リンカの攻撃に合わせて、判断をしたようだ。


エファインがフクロウを操縦して、少しずつ場を離れている。モトレアも自分のフクロウに戻って、ローズを追って、飛んでいる。ジョルグがまだ戦っているけれど、ハインズは彼をおいて、ローズを追った。残されたジョルグはすごい勢いで敵に攻撃して倒した。そしてリンカの魔法で敵の最後の一人が火だるまになって、落ちた。ジョルグは下へ飛んで、リンカを迎えに行った。一人の護衛官はジョルグのフクロウを連れて、二人を迎えに行った。そして、しばらくして二人ともローズの隣に飛んできた。


「二人とも大丈夫?」


ローズが尋ねると、ジョルグがうなずいた。


「問題ありません!」

「平気よ」


ローズがうなずいた。二人の答えに少し安堵した。ハインズはローズたちの先頭に飛んでいて、周囲を確認しながら、ヒスイ城を目指す。ローズたちはすごいスピードで飛んでいる。そして遠くから空に聳えているヒスイ城が見えてきた。


よく見ると城の前に赤いオーラがみえている。ファリズだ。しかも全開の戦闘オーラだ。


「ローズ、無事か!」


すごい大きな声でファリズが彼女を呼んだ。


「はい! 無事です!」


ローズも叫ぶと、ファリズは手をあげて、ハインズ達を城へ入るように合図した。ハインズも分かったような、そのまま合図を出して全員城の中に入る。


城の庭に着陸するとフォレットが来て、エファインとハインズはフォレットの後に続いて、中へ入った。庭で衛兵と非番だった護衛官達が戦闘態勢になって、とても物々しい雰囲気だった。


「フォレット、何かあったの?」


ローズは走りながらフォレットの後を追い、確認した。


「襲撃です。しかも大部隊で、首都へ連絡しに行った兵士が戻ってきませんでした。恐らく彼はもう敵にやられてしまったかと思います」

「なら、ここを守らないといけないよ!」

「ファリズ様は守って下さっています。これからローズ様は安全な場所へ案内します。食料もご用意していますので、ことがおさまるまでモトレア様とともに・・」

「いやです!」


ローズは足を止めた。


「ローズ様!」


ハインズが困った顔している。


「敵がいるからと言って、私が隠れてしまったら、いつになっても私はただの荷物じゃないか!」

「ローズ様はお荷物ではありません。私達にとって、殿下にとって、この国にとって、とても大切な方です。我々が必ずお守りします」

「私も戦う!フォレット、食料をカバンにいれて、準備せよ!」

「ローズ様!なりません!」


ハインズは跪いた。彼はローズの目の高さに合わせて見つめている。


「ローズ様、聞いて下さい」

「私は逃げて隠れるような臆病者ではない」

「それが分かっています。分かっているから、こうやって我々がお守りします。ローズ様は最後の要ですから」

「要・・?」

「はい。ローズ様は殿下の要です。殿下のために、我々が力尽きても、ローズ様さえいれば、殿下は必ずこの国を導いて下さると信じています」

「ハインズ・・」

「ですから、どうか、我々に従って、安全な場所にいて下さい。必ずお守りしますから・・殿下のために」


ハインズの黄色い瞳をみて、彼の本気が伝わってくる。問題児とされた近衛の副隊長がエフェルガンへの忠誠は半端なく強い。彼はエフェルガンを信じて、その信念を全うする覚悟でエフェルガンの盾になり、そして今もエフェルガンのために命を捨てても、ローズを守ろうとしている。ローズの目から涙が流れている。彼の心が分かったからだ。


「分かった。従うわ」

「ありがとうございます」

「フォレット、灯り四本と鏡数個をその部屋に設置して下さい」


ローズが命令すると、フォレットは手を胸にあてた。


「かしこまりました」


使用人がどこかに走って、退室した。続いてローズ達は安全な場所、城の中心にある隠れ部屋に入った。そこから外へ通じる秘密の通路がある。いざという時にそこから出て、森に出られるそうだ。


「エファイン、私の守りを頼む。これから龍神の娘として祈りをささげる」

「はい」


使用人達が鏡と灯りをもって部屋の真ん中で設置した。モトレアも部屋の中に入って、何をするか気になる様子だった。でも説明する暇がない。ローズはフォレットが持ってきた食べ物を食べながら、魔力の補充をして、すべての灯りが整えてから、その中の結界に入った。


フォレットと使用人達が部屋の外に出て、扉を閉めた。ハインズは外で待機している。エファインとともにいるのはミルザとジャワラだった。


ローズは鏡に向かって、強く念じて、祈りをささげた。再び光り出す体とともに、額が光って、気が集中している。さっきまでのリンクをすべて解除し、新しくパーティ結成する。


「ファリズにリンク開始!」

(おう!)


答えてくれたんだ。鏡に映ったファリズの視線にあるのは城の周りの大部隊だ。モトレアは黙って後ろで見つめている。エファインはローズの隣にいて、注意深くしている。ミルザとジャワラはなぜかモトレアと一緒に生中継をみている。


「ファリズにバリアー!速度増加エンチャント!」

(ローズ、無理するなよ)

「うん。状況は?」

(敵多いな。ローズ、おまえは宮殿で、食べ過ぎて怒られたりしてなかったのか?)


ファリズの言葉を聞いたローズが思わず笑ってしまった。


「失礼ね。今日は上品に食べたのよ」

(そう?なら、良いけどよ。こいつら、さっきから減らねぇよ。もうどのぐらい倒したか覚えてないぜ。国軍全部ここへ襲って来るような気がしてきたが)

「そんな事はないはず。国軍はエフェルガンと一緒に遠征に征ったんだ」

(じゃ、こいつらは全員暗殺者ってことか?)

「その可能性が高い」

(この国の暗殺家業ってこんなに多いのか?)

「知らないわ、でも商売に成り立つぐらい金の流れが良いみたいよ」

(まじで、この国はやべぇじゃないの?!)

「うーむ」


ローズは戸惑った。


(まぁ、良いだろう。かかってくる奴らを全部倒せば良いんだよね)

「うん。害虫だから殺して良いとエフェルガンも言ってたし」

(害虫か。分かった。弟に留守を頼まれた以上、守ってやるぜ、妹)

「ありがとう、兄さん」

(そうだ)

「ん?」

(黒猫と繋ぎな。裏庭辺りで猫の縄張りを展開してるぜ)

「分かった。リンカに繋ぐよ。ありがとう」

(おう!)


ファリズの情報を受け、リンカにもリンクで繋いでいる。彼女がみたものを二枚目の鏡で見えている。


「リンカにバリアー!速度増加エンチャント!攻撃力エンチャント!」

(あい)

「状況はどうなっているの?」

(裏庭から進入しようとした敵もいたけど)


画像が一瞬で変わって、敵の首が飛んだ瞬間がみえた。本当にリンカは瞬殺で敵を片づけている。


「猫の縄張りなんだね・・」

(ええ。入った来た者を殺す)

「怖い猫ちゃんだね」

(みゃ)


かわいくない声をしながら、次の瞬間、地面に転がっている人の頭が見えた。早い。モトレアもミルザもジャワラも息を呑んで緊張しながらみている。


「じゃ、縄張りはリンカに任せるわ。何かあったら連絡して」

(あい)


そしてまた人の頭が見えている。体がどこに・・、とローズは自分の首を思わず触った。


「エファイン」

「はい」

「外にいるのは兄さん以外は誰か分かる?」

「恐らくジョルグ殿が外にいるかと思います」

「分かった」


ローズが念じてジョルグを探す。


「ジョルグ、返事をして」

(はい)


繋がった。


「外の様子は?」


ローズが尋ねるとジョルグは返事をせずに、ただ目に映った状況はそのまま三枚目の鏡に映った。


敵の大部隊が現れている。その数は・・。


(ローズ様、数百人が・・攻めてきているのです)


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