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ファンタジーVRMMOゲームで職業サラリーマンって!?~リアルのサラリーマンはダメでもこっちで伸し上がる~  作者: 鳳凰院いちご
5章 転勤は突然やってきて 不安など忙しさで消える
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レベル84 会話の選択肢

キララ

「ふふふ、よく来たね!私が店長のキララだ!」


「えええ!」


キララ

「ふふふ!私も先日 昇進試験を突破したのだよ!君のおかげで」


「え?」


キララ

「私の残す課題が後輩の育成だったの」


「はあ」


キララ

「君が優秀な成績を残してくれたおかげで私の試験は合格!ほんとありがとうね」


「そうだったんですね」


キララ

「うむ!今日は盛大に歓迎会もするから期待してよ」


「はい!」


キララ

「じゃ、室内の案内はコレットさんにお願いするからちょっとまってね」


チリンチリン


ベルを鳴らして数分後…


トントン


「失礼します」


扉が開かれ現れたのは青い制服に身を包んだ店員さんだった、

髪は黒くスタイルの良い感じで年齢は20代後半位だろうか?


キララ

「今日からこの店に転属になったワーカー君よ」


コレット

「初めましてコレットです、宜しくお願いします」


にこやかに挨拶をするコレットさん、優しそうな感じだ。


「こちらこそ宜しくお願いします!」


俺が挨拶すると、袖をクイクイひっぱる存在が…

ぽこ だ…完全に忘れ去られていた為ちょっと怒り気味だ。


「あ ごめんごめん」


キララ

「え?!うそ ポコニャちゃんなの?」


「ええ、この前 復活しました」


キララ

「よかったー!」


ぎゅーーーー



ぽこ

しんじゃう~~~


「キララ先輩、それ以上やると死んじゃいます」


キララ

「あ そうね、とりあえず良かった!今度ゆっくりおしゃべりしましょうね」


コレット

「店長そろそろお約束のお時間では?」


その時俺は見てしまった…なんかものすごい冷めたというか、

するどい視線をキララ先輩に向けているコレットさんを…


キララ

「そうね、では後は宜しくお願いします」


なんか急に元気が無くなったような…


コレット

「はい、では行きましょうかワーカーさん」


こちらに向けられる顔は明らかに先ほどと違うのだが…

俺の見間違いか…?


俺達は店長室から出てその後店内をいろいろ案内され、

驚くことに俺用の住まいも用意されているらしくさっそく見に行くことに。


コレット

「ところで、ワーカーさんは店長と仲が良い感じでしたけど?」


なんだろう、普通の会話だけどこの選択間違っちゃいけない気がする…


「えっと前の職場で上司だったんで」


コレット

「そうなんですね、結構親しい感じみえましたが…」


なんか凄い圧が!


「いえいえ、キララ店長はみんなにあんな感じですから」


コレット

「まあ、そうね ごめんなさい変な質問して」


圧が消えたので正解だったのだろうが…なにかあるのかな?


その後 小さな家が俺の家らしくそこまで案内してもらいコレットさんと別れ部屋に入ると荷物を置いてベッドに腰掛けなら水を飲み。


「なあ ぽこ、コレットさんさっきキララさんの話が出た時なんか雰囲気変だったよな」


ぽこ

わーかー せくはら した?


ぶほ!


思わず水を吐き出した!


「ゲッホ ゲッホ ぽこ どこでそんな言葉を」


そういうと自慢げにマジコ店長の本を掲げた…

またそれかい!


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