レベル83 引き継ぎ書
「ホントにお世話になりました」
俺はお店の前で頭を下げると…
マジコ店長
「おう!また近くに来たときは必ず寄るんだぞ」
「はい」
他のNPC達も俺の別れを悲しんでくれると思いきや…
「ぽこちゃんもういっちゃうの(涙)」
「ぽこちゃんだけでも残らない?」
「ぽこちゃん!はココの子よ」
すっかりNPCの特に女性人に人気だ。
ぽこ
またあそぼ
ポコがノートに文字を書くと…
「ぽこちゃん~~」
「なんでうちの子じゃないの~」
なぜか睨まれる俺、
もう考えるのはよそう…
その後 ポコに餞別にとして(俺は無い…)
色んな物をもらっていた、その中には装備品もあったので装備してあげた。
テイムモンスター
名前 ぽこ
主:ワーカー
レベル1
HP30
MP5
スキル なし
装備品
愛のスカーフ(赤)
防御力3 火属性耐性10%
幸せの子供靴
防御5 全ての耐性5%
いいな…
「では、そろそろ行きます キララ先輩に宜しくお伝えください」
マジコ店長
「了解だ、向こうでも頑張ってくれ…あ?そういえば引継ぎ書は書いたか?」
「え?!」
旅立ちを前に衝撃な一言!
マジコ
「転勤するんだから後任に資料残すだろう普通…」
「そうですよね…店長1時間ほど出発遅らせます…」
すると…
NPC女性
「ぽこちゃん~~~~まだ出ないみたいよ!」
「きゃー!」
もみくちゃのぽこ!
結局2時間遅れで出発することになった…
それから店長の手配してくれた馬車に乗り数分で目的に到着!
さすがゲームと思いながら馬車から出ると勤務先のお店が目の前にあった。
街を見回すと今までみたことないくらい立派な街並みにで…
中世のヨーロッパのような石作りの建物がずらっと並んでいる。
「よし!ぽこ 最初が肝心だ、店長に挨拶しにいこう」
ぽこ
うん、このまえもらったほんにもかいてあった さいしょのいんしょうが90%
マジコ店長の本か…熱心に読んでたもんな。
俺はお店に入ると…
「失礼します、本日からお世話になるワーカーです」
NPC
「あら、いらっしゃい」
出迎えてくれたのは金髪で少しカールした髪の女性NPCなんというか今までにない上品な感じだ
「店長はいらっしゃいますか」
NPC
「ええ、奥の部屋にいるわ」
「ありがとうございます」
おれは案内され店長室の前に立った。
「ぽこ、いくぞ」
ぽこ
うん
トントン
「失礼します」
中から…
「どうぞ」
という女性の声が聞こえたので俺はドアを開けて中に入ると…
キララ
「いらっしゃい!待ってたよ」
えええ!キララ先輩!